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大学教授キョトンC日々アラカルト便り!!
誠意のある方。
誠意。
人によって<誠意>の取り方は違うであろう。
私にとって、誠意のある方とは、<約束>を守る人のこと。
今年度に入って方から、認知症ケア学会と日本老年社会科学会が既に開かれている。
学会に行けば、未知の研究者と、<名刺交換>することが多い。
ここ10年ぐらいの傾向として、若い方で名刺を<切らしている>方が多くなっている。
不思議な現象だ。
こちらは、できるだけ多くの方と話、名刺交換しようと思っているので、名刺入れがパンパン。
私は、未知の方々に、名刺を渡す。
<良いですよ。名刺を郵送していただければ。>と言いながら。
先日、追手門大学社会学部の古川隆司先生から封書が届いた。
何と名刺が入っているではないか。学会で発表された講演のPPT資料のカラー印刷レジュメも同封されていた。
これまで、名刺を持たない若い方々は、私のお願いなど無視して、知らぬ顔。
古川先生は、准教授であり、お見受けしたところ、教授昇格近いぐらいの雰囲気であった。
そういう立派な方から名刺はいただけるが、若い学徒はいったいどうしてしまったのだろう。
小生25歳の時に初めて日本社会学会で発表をした。
その部会では、3名が発表することになっていたのだが、一人がドタキャンしたために、<小平珠美さん>と小生が発表。
ドタキャンの影響で小平さんも私も、発表と質疑応答合わせて1時間20分ほどだった。
望外の幸せと言いたいところだが、初体験が史上最長となった。
大御所の社会学者数人から質問を受けたことを昨日のことのように覚えている。
私はその時、東京都立大学大学院博士課程1年。
貧乏院生だったので、本当に<名刺を作るお金がなかった>。
その社会学会で多くの方から、名所を頂戴した。
私は、厚紙を買ってきて、手書きの名刺を創り、郵送した。
そのことがご縁で、しばらく偉い先生方とも交流ができた。
お若い院生の皆さん、<名刺の社会学的機能を侮ってはなりませぬぞ!>
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昨日のアルコール
500cc の 発泡酒 1本
今朝の血圧・脈拍
右・・・122-81-85
左・・・134-79-88
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私の学会デビューは博士3年目の2002年。大学院に進学したのが30歳を超えてからでしたので、先生に比べればかなり遅いデビューでした。申し上げたかと存じますが、その時の座長が先生もご存じの例のS先生です。
小平さんは栃木県の某市役所にお勤めでした。今はどうしておられるでしょうか?
S先生ですか。
衝撃的な、鮮烈デビューでしたね。
学生からの誠意な人はどうやら親切で、真面目で、いわゆる紳士的な部分があり、心理学者のほとんどがのべていますが、そういう人は恋愛に向いてないとのこと。
ただし、結婚は別。
理由は、自分だけ特別な―という部分がなさそう、固い、疲れる。等の理由でその反対にそこそこ砕けた感じの男性が二番目に有利です。
また、ドタキャンはどのような場面でも絶対に好ましくないことです。
待っている人がいるということ。人のことを考えない人がよく頻繁に起こすことだと私は考えます。
それでは、無事に台風も去りましたので、またゼミで先生と授業できることを楽しみにしています!失礼いたしました。
誠意の見え方は、それぞれ違いますね。
srigon 様の所属集団では、そのような解釈が一般的だということですが、これは、集団によって微妙に違うようです。
明日、明後日と連続ですね。
お互いにハッスルしましょう。
いただいた名刺に日付や相手の印象その他をメモ書きしてファイルしたものです。最近、名刺をスキャナー、写真などで取り込むとアドレス帳などに整理してくれるソフト、アプリなんかがいっぱいあるようですが、いただいた名刺にメモ書きするというスタイルが自分にはしっくりくるようです。
今でも、いただいた日付などを記入しファイルしていますが、たまに、昔の名刺をみると非常に鮮烈に当時の記憶が蘇ってきたりして懐かしかったり嬉しかったりします。
先生の手書きの名刺は受け取った方は、かなり鮮烈な印象をお持ちになったと思います。素晴らしいアイディアの勝利ですね。
イマドキのファイリング方法は、どうも向きません。
昔の名刺を見ることはあまりないのですが、たまに、ある名刺を探すために、ひっくり返すことがあります。
いただいた当時のことを思い出すことができて、結構楽しいものです。
手書きの名刺は、本当に苦労しましたが、相手の先生には、<誠意>が少しは伝わったかなあと思います。