ボン旅行～ニッポン＆やっとボン観光編～

昨日のシェフのお勧めサラダ、もの凄い量だったのに平らげてしまい、朝から胃が重い・・・
シェフよ、勧めるなら「食いしん坊にお勧め」とか何とか注意書きをお願いしたい

ところがスジンが毎朝作ってくれる朝ご飯がとても美味しくて、今朝も朝食はきちんと頂いた
もう１個クロワッサン・・と手を伸ばすワタシをフロがソッと制する。

「キョウコライン、今日はデュッセルドルフでラーメン食べるんでしょ？」

　そう、そうだった。
今日は夢のラーメンを食べに「NANIWA」に行くんだったよ！！

　フロの希望で今日は２人だけでデュッセルに行くことになってるので、駅でLändertikect（２９ユーロ）を購入。
驚いたことにこの旅行に出て以来初めて自分の財布を開けた
今日は日本食料品店で色々買うぞーと心を固める。

さてＲＥで揺られること１時間、日本人の街デュッセルドルフに到着。
心なしか駅構内を歩くアジア人がみんな日本人に見える。
天気は曇りでもワタシの気持ちはウッキウキ

＊＊＊。ちゃんからもらった情報を元に早速Immermann Str.へ。
そして驚いた。
その通りは外人が多い、日本・ニッポン・ヤーパンだった。
あちこちに漢字の看板がかかってる。
「本」「ビデオ」「医者」「丼はじめました」「昼弁当有り」

　素晴らしいね。
１件出ては次の店に入り、店内を冷やかして出てくる。
プリクラにたかる日本人ギャルまで発見。
駐在員の娘っこ達なのかしらねぇ。
すっかりおばちゃんの目線で見つめ、バカ高い「oggi」を買おうかどうしようか迷う・・。
アァ、幸せ・・・

かなりの時間をかけてその通りを満喫した頃、「NANIWA」に続くと思われる道に出た。
ハッハーン、ここが「右手にチョイ」っと曲がるとこだなぁ。
フロを引っ張って一目散に「右手にチョイ」っと曲がってやった。
そして目指すラーメン屋に到着。

夢にまで見たラーメンとの出会い。
チキンラーメンでごまかし続けた１年の思いをここにぶつける。
「醤油ラーメンと餃子セット」ここに注文だー

　　　　　　　　　

美味しい、すっごい美味しいよぅ・・
勢い余ってフロの「特製味噌ラーメン」まで奪い取り・・・満足・・・

　　苦しいかも・・　

帰りにもう一度食料品店で、ポッキーイチゴ味やメロン味、そして抹茶アイス、おいなりさん、おせんべい等を買いまくり、最後はデュッセルドルフのビール「Alt　Bier」でシメ。

癖があって、苦めでウマイ　

昨日ピークを迎えたドイツ・ストレスはすっかり解消され、夜は至福の想いで眠りにつく　

さて迎えた５日目、やっとまともなボン観光へと乗り出した。
今日は両親がボンのホテルへと移動してきたので、４人でベートーベンハウスへ。

ここに入るのは初めて。
小さな通りにこじんまりとあるので、よく見てないと気づけないくらい。
おうちは昔の作りそのままで、小さな部屋がいくつもある。
天井も高くなくて、フッツーの民家。

　

　世界で一番のベートーベン資料所蔵量を誇るんだってサ。
デスマスクや補聴器、有名な「ハイリゲンシュタットの遺書」等があって、そういや授業でこの遺書について教えたなぁ、まさか実物を今ベートーベンのおうちで見てるとはなぁ、と不思議な気持ちになる・・


　
　　部屋から見たベートーベンの像

夜は両親、スジン＆ベンベン、私達でボンの郷土料理を食べた

ワタシはみんなの「食べきれないよやめなよ～」の反対を押し切り「木こりの為の食事」というメニューを注文
もの凄い大きな肉の塊にタマネギソース、イモがすごい迫力で迫ってくる一品。
木こりが森で重労働して、夜、体力をつけ直すために食べてたんだって。

完食、ゲプ。　

更に丁度今この時期、ワインの製造過程真っ直中で「Federweiss」が飲める。
これはまだ醗酵しきっていないワインを一足お先に樽から取り出す物。
甘めのものが多く、ジュースのよう
美味しいよー　　

とても幸せな気持ちで食事を終え、今日も確実にデブりながらも眠りにつくのでした・・・