ゴミ捨て当番

ワレラ、遅ればせながら今年の３月頃、両親宅から独立を計ったワケなんですが。
独立するにあたり、発生してくるのは家賃だけではなく、やっぱり労働。
それも家事労働という名の、限りなく女子に負担がかかるものなわけなんですね

実家では、庭掃除チユキ、食事・ゴミ捨てはタエコ、掃除はおたふく、洗濯（たまに）ワタクシ、という分担がなんとなく出来上がっていたのでそれはそれは楽ちんだったのね。
っていうかそれが楽ちんとは気づいてないくらいだった。

それがですよ。
独立後、まぁ家事が滞ることったらない。
夜中に小人でもでてくるんだろう、なんて期待しちゃいけないね。
出てくるのはムカデとゴキブリくらいのもんでさぁ。


お皿はワタシが洗わなきゃ、永遠にそこにあるし、掃除機しなきゃ一日で埃っぽいし、ご飯も作んなきゃ出てこないわけですよ。
最初頃は、ワタシがしないと何も片付いていかないということがどうしても府に落ちなくて、よくフロとイガイガしたもんです

２人で暮らしてんだから、家事は半分コになるに決まってんでしょうが、って本気でそう思ってた。
フロが主婦並みに家事するもんだと、何故か本気で信じてたのね～
ワタシがその妄想から覚めるまでには長い月日がかかったわ。



数え切れないくらいのイライラとケンカと、そして先輩主婦達へのリサーチを通してワタシが悟ったこと。






オトコに家事を期待しない事







もうね、この事実が分かったとき、世の中が引っ繰り返る程驚きましたよ
人間、当たり前だと思ってることが、世の中じゃそうじゃないって分かったときの衝撃って、言葉に尽くせないですね。



でね、その（ワタスにとって）全く新しい世の常識を知ってからというもの、フロとのケンカはグーンと減りました。←どんだけ家事やらそうとしてたんだ


ご飯食べ終わった後、お皿を流しに運ぼうとするフロに

「あ、いいんですよ、フロさん。キョウコラインがするからね。おいといて頂戴（アンタ男だからね。）」


と普通に言えちゃうワタシ。


アイロンはフロの仕事と決め、いつも投げていたものを自ら片付けるワタシ。

「ありがとう！　すごく助かるよ～」

の言葉にも、


（いいんだよ、アンタ、男だからね）


と普通に思えちゃうワタシ。

なんてストレスの少ない生活なんでしょう。


するとね、面白いことに、ワタシが期待しなくなった途端にね、フロが献身的に家事を始めたのね。
ご飯作ってても、

「何か手伝えることアール？」


食器たまってると

「これ洗っちゃうね」



そしてその最たるものは、

恐怖のゴミ捨て！！　



ほぼ毎日、曜日ごとにゴミの種類が決まってて、朝９時までに坂の下にゴミ捨てに行かないといけない。
朝起きてすぐ、もう既にクソ暑い中、下界に降りてまた山登り、なんて誰がしたい？

え？誰がしたいのさ。



アッシはやだね
でも誰かしなきゃいけない。
オトコはしない。ってことは女がしなきゃ。



ってイヤイヤながらしてたわけ。

それが最近、フロがにょっきり起き出して、前の日にまとめておいたゴミ袋つかんで、下界にとっとこトットコ走って行くのよ



・・・・・・・あれぇ？




そういえば、先輩主婦が言ってたっけ。
文句言わないでやってると、なんか見返りもあるんだよ、って。

これ？
これのことなのかな？






この主婦の法則に従えば、色々スムーズに事が運ぶのかな？

それにしても、ワタシが知らない法則がまだまだ世の中には隠されてる気がする。
教えて欲しい。
フウフが出来るだけ少ないストレスでやっていける法則。

誰か何か知ってたら教えて下さい。本気で


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ありがとうやすう

ハノーファーよりお客様。

　ちょうど一週間前のことなんだけど、広島と姉妹都市らしいハノーファーから、高校生５人と引率者１人がこの辺りにやってきました。
８月６日の原爆の式典に参加するのが第一目的のようです。

とある筋から、そのうちの一人をホームステイさせてもらえないかとお願いされました。
うちにでっかいドイツ人がいることがバレタ模様

この辺りに滞在するのは４日だけということだったんだけど、我が家、一軒家で部屋はあるというものの、家具や必要な物がまだ網羅されておらず、人様を預かるのは時期尚早じゃないかということでお断りすることに


するとうちの両親が

「ほんじゃうちでどうぞ」

と名乗りをあげ、結局実家に一人預かることになったわけです。


でもホラ、うちの両親って完全に向こう見ずじゃない？（知らないよ）

ドイツ語はおろか、英語もできないのに（かろうじてチユキは単語レベル）安請け合いしちゃって、これじゃぁ来たドイツ人が可哀想だってもんですよ。
ほんで結局毎日フロが両親宅に行き、手伝うことに　

なんて言ってもフロはドイツ語で喋るだけで、通訳までは出来ないので、ワタシが付いていきましたよ？ええ・・


うちに来たのはシャイな高校生君ではなく引率者の女性で、しかもワレラと同年代だったのですごく良かったんだけどね。
彼女、この長い旅程中、ずーっと英語で喋んないといけなくてストレスがたまってたようで、フロとずごい弾丸トークを繰り広げてました。

フロも久し振りのネイティブドイツ語にやや興奮気味

おぅおぅ、楽しそうだねぇ。
良かった良かった。やっぱドイツ人と触れあいたいよねぇ・・


なんて思ってたら、フロのドイツ人魂みたいなものが揺さぶられちゃったみたいでね。
その夜、

「クリスマスはドイツで過ごしたいなぁ・・。そうなったら最高だなぁ・・」


って言い出したんですよ。

もちろん只今一家の大黒柱のワタシとしては、まずはだったんだけどね？
だけどまぁ結局色々考えちゃうわけですよ。


　今はムシしてても、結局近づいたら、やっぱ行こうかって言っちゃうんじゃないだろうか。
ほんで年末年始だから欲しい日のチケット取れないんじゃないだろうか。
それでもフロが可哀想でアホみたいに高いチケット買うことになるんじゃないだろうか。



５分後にはパソコンに向かい、３０分後にはフロにパスポートを持ってこさせ、４５分後には２人分のチケット予約してました


年末年始、ワレラ、ハイデルベルク近郊でチョロチョロしています。
次の日、早速ジェニー（引率者）にも報告し、その展開の早さに驚かれる。


いや、でもね、今チケット安くなってるのねぇ。
去年の今頃、急にドイツに行かなきゃ行けなくなったとき、一人分を２３万円くらいで取ったんだけど、今回は２人分で１７万円でした。
どうなってんだ、飛行機代って。
しかも関空まで行かずとも、広島空港から飛べるという素晴らしさ


いやぁ、有り難やありがたや。
意外に決まってからは、私の方がテンション上がりまくり

怒濤の２学期が終わったらご褒美が待ってるんだ。
家事からも解放され（言うほどやってない）、毎日ごろんごろんして（実は今夏休みもまさにそう）、絶対すっごい楽しい。
わーい、わーい！！

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ありがとー！！

夏の山

暑いですねぇ。

今年は梅雨が長引いて、むしむし不快度が例年ないほどヒドイらしいですね。
まぁ今年は特別暑い・・って言わない年はないんだけどねぇ

ニッポンの夏、キンチョーの夏　を初めて体験するフロさん。
ほぼ死んでます。ほぼゾンビと言ってもいいでしょう

日中はおてんと様にやられ、夜はまさかの”寝苦しさ”にもだえる毎日。
暑くて寝れないなんて、想像したこともなかったらしいッス。
ワレラ、古民家で、目指せ！（ウソ。目指したくなんかないの・・）アナログ生活～～なので、クーラーありません。
１ヶ月前に１９８０円で購入した超シンプル扇風機（かろうじて首振り機能あり）に、命を預けています。


先日はついに人生初、保冷剤を首に巻いて寝る作戦も経験しちゃったフロちん。
絞りのピンクハンカチを首に巻いたフロ、花輪君みたいにしゃれた感じでお休みになっておりました　まぁ、ありあり。


普通に家に居ても、暑苦しい日々なのに、ワレラの場合、坂の上のおうちなわけですよ。
もちろん車上がって来れないので、駐車場から１０分近く歩いて帰ってくるわけですよ。
それで止めときゃいいのに、の丸いの、買っちゃったりするわけですよ。
ほんで、うちに着く頃には２人とも、相撲取りの入浴かってなくらいの汗吹き出し状態なワケですよ　
もう、一言も喋らないからね・・。


これねぇ、ホント、読んでくれてるみんなに家に訪ねて来てもらって、体験学習して欲しいくらいよ。希望者募集中


まぁ、何が言いたいかっていうとね、私、ずっと平地育ちだったから、山の手の生活のこと何も知らなかったのね。
それで、尾道で家さがそーって時も、フロが山の手の民家にって言い出したのに、強く反対もしなかったのね。
だけど、今でっかいスイカもって、山を一歩一歩踏みしめて登りながら、汗がしょっぱいって発見しながら思うことといえば、







・・・なんで山の上に住みたかったの、フロ・・？





っていうことと、







・・・なんで夏を想定しなかったの、ワタシ？・・・









っていうことだけ。


つまりね、お家探しは四季を想定して　っていう皆さんへのアドバイス。


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あ、ちなみに

　うちの新しい家族、はちみつです。
さすが尾道、猫の町ってなことで、引っ越して１週間で野良猫はちがうちの住人となってしまいました。

熱心にエサをやり、はち用のクッションを準備するワレラですが、まだ一度もはち様のお身体に触れることを許されておりません

こんだけくつろいでゴロンゴロンしてるくせに、にゃーにゃー話しかけるくせに、おはち様、野良時代のトラウマなのか、ワレラに心を許す気配なし　


ワレラ、はち様に気を使いつつソウッと移動しながら、鑑賞させてもらっておう次第です。
どうぞよろしく　

っさ！

というわけでですね、お久しぶりです！
皆様、元気でいらっしゃるでしょうか。
そしてカビだらけになってしまったこのブログ、覚えてくれている方はいらっしゃるのかどうか・・

いやいや、もう誰もいなくとも何も言えませんとも、もちろん。

ワタクシもね、先ほど恐る恐るこのページ開いてみて、そりゃぁ背中が冷えましたもんね。
フロの来日を心待ちにしている場面で終わってるじゃありませんか。
こんな終り方って。。

あらやだ、フロ来てないみたいジャン？


でもね、来てるのよ。あれから季節は巡りめぐって、フロさん、立派な尾道人として生活してるのよ。


ホント、放置プレイだったこのブログ、ワタクシ夏休みを迎えたということもありまして、細々と再開させていただこうと思っちょりますので、また皆さん、どうぞよろしくね