kyon's日誌

つれづれに・・・

秋田駅裏

2018年08月30日 | 日記

駅裏にて亭主の迎えを待つ・・・時間は夕暮れ・・5時半過ぎ・・雨雲が覆っていて、いつもより薄暗い・・
ベンチに座ってるだけでなく、ちょっと立ち上がりあちこち見渡していた・・すると、どこぞで見たような姿が子犬の散歩にやって来たのが見えた・・・視力に自信が無いので、出来るだけ近くに来たところを見計らって、やっぱり~!と思って声を掛けた。
周りが薄暗いし中々顔の表情は見えないから確認してからでなくては・・・と(笑)、でもその人の歩き姿とかでな~んとなく分かる(^_^;)で、まぁ3メートルほど近くまで来るのを待って・・(笑)
あら~っ(^◇^)と歩み寄って来ながら、彼女も目が悪いのであらためて顔を見合わせ、偶然を喜んだ(笑)
ミニピンシャ―の子犬・・・ちょこまかと忙しない・・・あれ?前のあの子は?
「あ~、二代目レオちゃんは4年前に老衰で亡くなったのよ」
「う・・・そうだったの?で、三代目はこの子?」
「うん、可愛いでしょ?」
あはは・・・まぁ結局、犬からは離れられないのね~・・・と、笑いあったが、一代目のレミちゃんというミニピンシャ―が亡くなった時を知っている・・・ホントに彼女がどうなることかというほど萎れてたところに、駅を歩いていて捨て犬保護活動のイベントに出会い、思わず巡り会った二代目となった雑種犬と暫く暮らした・・・捨てられていたのを保護されたせいか、情緒不安が常に飼い主となる彼女に寄り添って離れなかった・・・思ったよりも大きくなって、中型犬位かな~・・でも穏やかな子で犬相もよくてね・・いい子だったのになぁ・・・
今日からうちの子になるの~と、マンション時代、家も近くだったから連れてきてお披露目してくれた・・・たまにしかも彼女に家には行かなくても、ワタシをちゃんと覚えてくれていた。そっかぁ・・・老衰だったか・・・
一代目は♀で子宮がんを患って最後は犬の介護が大変だったのも覚えてる・・苦しいだろうにねぇ・・・この子、我慢してるのよ、絶対に私に吠えたり齧ったり当たらないのよ・・・と、あの時に彼女は泣いてたっけ。玄関にお客様を見送る彼女の側に座って一緒に頭を下げるようなお利巧さんだったから、えええ~っ?と驚いたものだった(^_^;)
犬が大好きな彼女・・・二代目の雑種犬のレオちゃんを飼ってやっと一代目の哀しさが薄れたと言ってた。
人間も犬も同じ感情を持っているんだなぁ・・・と、つくづく感じたのだったっけ。

あ、そそ、母の話をしようとして言いそびれた(笑)
この度ほど気持ちの良い面会はなかったかもなぁ・・・元気だったし、顔の表情も嘘のように一変してて、頭も妙に滑らか・・・持って行った焼き芋一本の半分を食べて、妹とワタシの来訪も喜んでねぇ~・・・(^_^;)
お~、今日はエライまともだ、凄い!顔も実に穏やかで・・へ~~っと妹と感動した。
が、、、、「あ・・今日は血糖値を計ってるのよ~、これ食べちゃった?うわぁ・・」・・・食べた焼き芋の様子をひょいと見回りに来たちょっと怖そうな看護婦に指摘され・・・「え?あら?あらあら・・え~、そうだったんですか?」と、平謝りしながら、あらまぁ・・と、妹と顔を見合わせて、ドジったなぁ・・・(苦笑)
面会中にまた採血の時間だから少し血をとらせてね~と別の看護婦がやって来た・・・母はあからさまにしかめ面をしたが、ワタシらもいるしその看護婦さんも対応が上手だった・・・以前にも会ってるからこちらも好感を持っていたが・・ついでに色々話を聞いたり話したりもできた。母も僅か10CC 程度の自分の血を見て、「あー、もったいなかったなぁ」と惜しそうにつぶやくので思わず笑った。
今日のこの感じが長く続けば、もしかして退院ということがあるかもしれないと思いながら、へぇ、薬の力は凄いものだなぁ・・とあらためて感心しきりだった。
ただ、記憶のキープは短くなっているとも聞いた・・ふ~む・・そこはどうにもならないことだ、でもま、今日は良かったね・・・と妹も話し合った(^_^;)

コメント (2)
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