さて、夜中の１時過ぎに目が覚めて、それからが眠れない・・結局眠くなるまで本を読み続けました（苦笑）
というのも、昨日は怒涛のような一日でした。
１７日、朝早く能代に着いて、入院先から母を精神科受診で連れ出し、専門の精神病院に行きまして、現在入院中の医師からの紹介状を受付に出し、途中でスタッフの耳打ちがあり、このまま入院という方向になりますが、総ての外来患者が終わるまでお待ち下さい・・・と。
あ・・良かったぁ・・・、え、すると今入院中の病院を退院してこちらに入院し直す・・ということだと思うと、あれこれ段取りしなきゃ・・・と、早速、前日母のイビキで眠れなかった妹が自宅で午前中は休ませてくれと言うのを受け、亭主も秋田に戻る訳だし・・先ずは診察・・・が終わってからだな・・・と、見当をつけた。
診察までは随分待たされたが、その間、車椅子に座ったままの母はキョロキョロ・・・（苦笑）で、長く待ちそうだというので、ワタシは母に前日なにをしたか覚えてるかと尋ねた。「半分ぐらいは覚えてる」・・・へぇ、話して聞かせれ～と言うと、まぁ・・だいたい話を括ると、ＴＶの国会中継を見ていたらしい。どうも中々話がまとまらない・・これは誰かが仲裁に入って話をまとめなきゃならない、それは自分しかいない、だから行ったのよ・・・と。
ははぁ・・なるほど、それで病院の玄関前までスタスタ行って看護婦や医師らに足止めを食った・・・のかぁ・・
それで？
国会に行って話そうとしたが相手には話が通じないんだ、私はその議員を知ってるのに相手が私を知らなくて、色々ヤジった、止められてしまって・・・・と、いう設定が母の妄想の中で出来上がってたようで・・・医師にまで詰め寄って「何故分からないのか」と言った・・・と。へぇ・・・あの先生に口を返したんだ～？「ん！なんぼ言っても分からね。あの先生は分かってるよ・・と私に言うが何も分かってない」
へぇぇ・・・せば、婆ちゃんは国会にまで行って来たの？と聞くと、「ん、当たり前だ・・・あんたと(私のこと）は話が分かり合うべ？んだども、あの議員は分かると言ってもな～んも分かってない」・・・ほぉほぉ・・
母の妄想はとめどもなく続く・・・まぁそれなりに自分のストーリーが出来上がっているようだ。
で、その次に赤ん坊が火を付けたりしてる場面もＴＶで見たことで「あぶねべ、分かってるか？」と・・・何だか話が混濁していく・・で、「後は覚えてない・・・眠くなって寝た」・・なるほど。。。
で、ここの病院に来たことを伝えてみた。不思議そうに意味がよく分からないという風な顔をして聞いていたが、つまりは物忘れが多くなって困るから専門の先生に検査して貰えばいいよ言われたからこの病院に連れて来たんだよ・・・ん～・・・？！自分は確かにすぐ忘れるものなぁ・・・と言いながら、でも、自分は真っ当だ・・・というプライドがあるように少し悩んでた。
いよいよ診察室に呼ばれ、精神科の診察・・・何だかこれが身上調査のような話が多くて・・・何でこんなことを聞くのかと怒る患者もいますが、ごめんなさいね、何しろお役所に提出しないといけない事項だからさ・・ほら、お役人って文章のアラを探すのが得意でしょ？・・・てな感じの軽~い面白げな先生な訳・・・ザックリと聞かれるままに母から聞いていた母の人生を思い出しながら殆どはワタシが答えたけど、時々母にも念を押し、お約束だからと軽く認知症検査の方も・・・「梅、犬、自転車」の言葉を覚えていおてね・・・と。この時がオカシカッタ。「梅」が何度聞いても「畝」と母は答える。医師も、ま、いいやと少し看護婦と別の話をして５分位置いてから、また同じ質問をした・・・覚えてるかな？
・・・続きは明日にします・・・目がショボショボ～（笑）
