ハワイ旅行2015年日記、2日目、その9。夕方。の続きです。
出張やなんやらで、日記を書く環境にならなくて、しばらくぶりの更新です。
*******日記(3日目、その1。)*******
目が覚めて時計を見ると、6時をまわっていた。
寝すぎだ。
寝すぎというか、昨日の宴が楽しく、夜遅くまで続いてしまった結果である。
なんとか6時に起きられたことのほうがすごいことなのかもしれない。
ちょっとボーっとしているが、サーフィンにでかける準備を始めた。
水着とラッシュガードを着た。
腕時計、防水デジカメ、ルームキーと現金、クレジットカードそしてコンタクトレンズが入っている防水ケースを所定の場所にセットした。
さて、行こうか。
ビーチサンダルを履いて部屋を出た。
外は明るくなっていた。
「大至急に海に行かなくてもいいか」なんて思い、コーヒーを買うことにした。
いつもは部屋のコーヒーを飲んでいるが、寝坊してしまったという意識なので部屋でコーヒーを入れる気分にはなれなかった。
ロビーに来るまで「遅れている」的な気分に支配されていたが、部屋のなかで自分だけの世界だった場所から離れる(ロビーにいる人を見るなど)と、「なにをそんなに焦っているのか」と我に返った。
ここのコーヒーは、ちょっと薄いという印象がある。
飲みすぎのカラダにはちょうどいいのかもしれない。
ベルデスクの外側に僕のサーフボードが置いてある。
そこに行く前にタオルをひとつ借りていく。
いつもの早朝(夜勤?)のベルさんがサーフボードをゆっくりと置いてくれる。
僕はコーヒーを花壇(といっても植木)のふちに置いて、ワックスをかける。
いままでのワックスが残っているので、毎日やらなくてもいいかと思うが、ある種の儀式的にところがあり、かんたんに僕が乗るだろうという場所にワックスをこすりつける。
ただ、ワックスがないと、「つるっ」とすべるので危険だ。
日本の洗車場でいっしょうけんめいクルマにワックスをかけているお父さんがいるが、その日本のクルマ大好きお父さんのワックスより真剣にハワイの人はワックスをかけているのを見る。
パフォーマンスに影響するだけではなく、カラダの危険にもつながるからだろうか。
そう思うと、「儀式だよね」なんていってないで真剣にワックスをかけるべきだと思った。
いつもより多くワックスを塗った。(笑)
タオルをアタマに乗せて、地面においてあるサーフボードを持ち上げて、乗る面を下にして乗せた。
そして、花壇にあるコーヒーを持った。
まだ不安定なところもあるが、コーヒーを持って歩けるくらいになった。
ゆっくりとビーチに向かって歩く。
片手だけでアタマの上のサーフボードを押さえているので、腕がしびれてきた。
とはいっても、コーヒーを持つ手と入れ替えられない。
早くコーヒーを飲むか、どこかにコーヒーを置くかだ。
いけるところまでは歩こう。
ヨットハーバーのパーキングのところを歩く。
雲は多いが、この後は晴れそうだ。
飲みすぎた胃に熱いコーヒーが入っていく。
ヒルトンハワイアンビレッジのラグーンのところで、ラージのコーヒーを飲み終えた。
ここにはゴミ箱がある。
そこまで行き、コーヒーのカップを捨てた。
やっと左手を下ろせる。
右手でサーフボードを支えて、左手を下ろした。
両手で支えたり、片手で支えたたりして、サーフポイントまで歩く。
波がないのかな。
フラットな感じ。
お約束のダイヤモンドヘッドの撮影。
軽い準備体操をして、無事に帰ってこれるように手を合わせて祈った。
*****
長いパドリングでポップスに行く。
ビーチまでのウォーキングとロングなパドリングで、かなり目が覚めた。
さて、波に乗ろう。
まだ2日目なので、それほどうまくは乗れないという意識がある。
波が来ても、ローカルの人に譲ったり。
ポジションをどこにしようか。
沖のほうは大きすぎるかな。
浜から見たときはフラットに見えたが、そこそこ波が入ってきている。
少し下の位置にしてみた。
そうしたら、沖のほうでは乗るまでにならない波が、僕の方で大きくなってきた。
必死にパドリングをする。
パドリングだけでは感じない、加速を感じサーフボードが水面を捉えた。
ボードが安定した感じがしたので、僕はサーフボードの上に立つ。
サーフボードを押すパワーがなかなか衰えない。
とはいっても、波の上にいったり下にさがったりというテクニックはないので、サーフボードの上で景色を眺めていた。
もうこれ以上進まないというところで、サーフボードの上に座った。
ポップスで大きめの波を捕らえると、200mくらいは乗れてしまう。
乗っている本人は、凄くながい時間乗っているような感じがするが、他の人が同じくらいの距離を乗っているのをみると、20秒くらいか。
200mを20秒って相当早いな。
本当はどんなくらいなんだ。
ポップス、最高。
*****
何本か乗って、パワーも尽きてきたので、浜に戻ろう。
少し肩が痛い。
このまま頑張れば、痛みが過ぎていくのかな。
でもパドルをしないと戻れない。
戻るときの方が、行きより大変である。
アウトリガーリーフの前では、たくさんの人がいた。
この人数だと、フラのレッスンだ。
腕が疲れたので、ちょっと写真撮影をする。
JALの無料体験イベントで、僕も参加したことがある。
そういえば、ウクレレを持ったローカルと、キュートな先生だった。
あの時も飲みすぎていたっけ。
しかも時間を間違えて早く行き過ぎた。
まっくらの中、レッスンはしない。
女性はフラを踊り、男性は周りで写真を撮影している。
踊ればいいのに。(照れくさいか。僕はひとりで行っていたから、なんかしたくて参加した。家族でJALだったら参加しないと思う。笑)
レッスンの浜に到着して、水中でリーシュコードをサーフボードに巻き着けるが、波が来て安定しない。
さらに、いつもやっていることだが、毎回巻き付け方が違う気がする。
本式というか、やり方ってあるのかな。
僕は自己流なので、ちょっと気になった。
海から上がり、すこし下がり気味の水着を上げて、砂浜を歩いていく。
*******日記(3日目、その1。)*******
つづく。
8月の後半、9月の初旬、もっと暑かったらハワイ気分になれるのにと思いました。