茶語花香

人生は旅なり。
中国茶をはじめ、花のある暮らし、読書、旅などを中心に、日常の出来事を綴ります。

重陽茶会

2020-10-25 16:17:00 | 茶会・茶勉強会



とある繋がりで拝観の叶った
高台寺近くの西行庵

茶道に何の心得もなく
平安の歌人 西行法師ゆかりの地にてお席に入ることになり

潔く襖を開け 御点前を始まる
キリシタン高山右近
祈りの茶室を満喫

はかない想いを綴った晴美さんの中国茶席も身に染みながら

ディープな京の旅を終わりに
家路へ



西行庵のお庭

サネカズラの幼実も
可愛かった



正倉院展2020

2020-10-24 15:13:00 | 展示会・イベント


奈良の秋を彩る正倉院展

病災の年を意識されているのか、光明皇后が正倉院に納めた薬材、今年多く展示されています。全般的に地味な印象を受ける今年の展示物。

分かりやすく、そして人の心に届く文物の見せ方と解説。いつも感心する国立級博物館の展示。

沢山は覚えられないです。
今日は二つだけ覚えて帰ります。

◯印象に残った木画碁局(もくがのききょく) 装飾法 撥鏤(ばちる) 

象牙を赤や藍で染めたうえ、紋様を彫る技法。染色が象牙の内部まで浸透していないため、紋様だけ白く浮き出て、下地は染めた色になる。

◯古代射手が腕に嵌める防護具 鞆(とも)

 矢を放つ時の音、古代の人々は「鞆音(ともね)」に聞こえ、「鞆音」とは武芸を象徴する擬音語でした。そのため、腕に嵌める防護具のことを鞆(とも)と呼ばれるようになったのです。



時間に余裕がありましたので、ゆるりと東大寺奥に佇む正倉院の正倉にも行ってみました。



圓徳院

2020-10-23 22:49:00 | 街散策・旅行



北政所ねね様が高台寺を建てた際、伏見城での住まいだった化粧御殿とその前庭をこの場所に移築され、余生を過ごされました場所。高台寺 圓徳院。

化粧御殿は残念ながら度重なる戦火で焼失しましたが、お庭は現存しており、「北庭」と呼ばれています。



大名達が自分の地所から選りすぐり、寄進した巨大な天然石が庭の見所。

小堀遠州作庭、秀吉公好みの桃山時代を代表するお庭の良さ、私の写真では伝わらないけれど、見応えがありました。




タルト・タタン

2020-10-23 07:12:00 | 街散策・旅行



伊藤若冲の速い筆勢が印象に残り、細見美術館を後にしました。岡崎エリアの静かな一角に佇むカフェ、どこか懐かしさが漂います。

古いテーブルや椅子の似合う空間が心を落ち着かせます。



注文した後、しばし壁に飾る額を眺めます。店をはじめた初代オーナー「ゆりおばあちゃん」は明治時代の職業婦人らしい人物。当時では珍しく美術学校を卒業した後、フレンチレストランを開業した後今のカフェへと転換しました。



店の名物「タルト・タタン」
この濃いめの焦げをつけ、凝縮したりんごの旨味を引き出すまで、一体どれだけ火入れしたのか、想像してみたくなります。
タルトごとに柔らかく、おばあちゃんの愛情を感じるラ・ヴァチュールのタルト・タタンでした。

万人が認める美味しさのほか、好き嫌いの別れる個性的なものも、自分は好きです。

小食食いしん坊のささやきです。




大原美術館

2020-10-22 20:32:00 | 街散策・旅行



涼やかな風のなか、ピンクの萩の花が乱れ咲きます。
秋晴れの午後、社会見学の小学生や修学旅行の高中学生で賑わう倉敷美観地区に訪れました。人々が少しずつコロナから本来の日常に取り戻ろうとしています。




前回倉敷の美観地区に訪れた時、夕暮れとともにこの街も一日の幕を下ろすことに驚き、ずっと心残りでした。

今回、念願の大原美術館でゆっくり鑑賞できました。
1920年代大原美術館の西洋絵画収集にヨーロッパを奔走したのが、洋画画家の児島虎次郎氏。

彼自身の絵に魅了されました。カメラでしか捉えることのできない人物の表情や決定的な瞬間、古き児島虎次郎の絵に生き生きと存在していたのです。


有隣庵のしあわせプリンと桃ジュース🍹を頂き、旅の相棒のリクエストでペーシェルーナ夕方の開店をひたすら待ちます。



ペーシェルーナの灯りがつくごろ、時計が夕方の六時半に回りました。

旅の疲れ、連日の食べ疲れ、カジュアルイタリアン・ペーシェルーナで吹っ飛びました。

コロナ災を勝ち抜いてほしいです。
ご馳走さまでした。