季節の風音

季節の移ろいや日々の風を写真とともに綴ります。

豪雨の中を走る怖さ

2017-07-22 23:50:52 | 日記


※タチアオイが上まで咲き上がったら梅雨明けと昔は言ったけど・・・・・


当地は梅雨らしい長雨もなく梅雨明け宣言が出た今年

ニュースでは連日あちこちで豪雨、時間雨量が120ミリ・・・
それを聞いて思い出した事がある。

kutakutaが高校生の時、大雨で土砂崩れがあちこちで発生した事があった。
当時寮生活をしていたkutakutaが生まれて初めて見る光景。
3棟の建物間を行き来する渡り廊下がぷかぷか浮いて庭はプールの様になった。
その時の時間雨量が90ミリ、まるで滝のような雨だったのを覚えている。

あちこちでがけ崩れが起き、kutakutaの家は島の海岸にある為
バスも折り返し運転を長期間余儀なくされた。
その時父に聞いた話をよく覚えている。
田の見回りに行った父はどのように家に帰り着いたか良く覚えていないほど恐ろしかったと。
あちこちで地鳴りのような音がし、滝のように斜面を水が流れ、
これほどの大雨の経験がなく土砂崩れなど予想だにしていなくて、
いったいこれから何が起きるんだろうと生きた心地がしなくて、一目散に山を下りおりたという。
その当時「大雨の日は田の見回りなど行くもんじゃない」と話していた。

今回の豪雨の地域の映像をニュースで観てふと昔を思い出した。




kutakutaは梅雨明け前日、高速を走っていた。もちろん運転は夫。
夕方から雨の予報は出ていたが大したことは無いだろうと思っていた。
空は暗いが降るなら山間部くらいに甘くみていた。

高速に乗ってすぐ雨が降りだした。とみるみる暴風雨に。まるで台風。目の前真っ白。
ワイパーフルでもとても対処できない。
車は揺れるし前には車が走っているのやらいないのやら何も見えない。
「横に停まって暫く様子をみたらいいんじゃない」というkutakutaに、
「そんな事してたら追突される!」と夫。

そんな状態で運転が15分いや20分くらい続いたかしら、気分はもっと長く感じたけど・・・
前にハザードランプが見えた。もしかして事故?
それでもこの豪雨の中ハザードランプを見て停まれるとホッとしたのも事実。
この状態での運転が続けば側壁に激突か前の車に追突か後ろの車に追突されるか・・・
こんな事が頭をよぎりながらの運転だったから。

少し待ったら雨の小やみになり回りが見えてきた。
運転再開、事故が起きたのではなく余りの豪雨に前の車が路肩に退避していたのでした。
“あー良かった!事故じゃなくて”

川を渡って平塚市に入ったら何事もなかったように穏やか。
道路は全く濡れていないから雨は降らなかったんだ。局地的とはこの事かと。


7/22の歩数=12303歩   7/21の歩数=11446歩   7/20の歩数=7937歩   7/19の歩数=7878歩   7/18の歩数=7297歩
コメント
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