静かな湖を見つめながら
何も目に入らなかった夏の日
確かに私の心の一部が
死んだ
静かな声をあげて。
でもそうでもしないと、
とても平静ではいられないから
心の一部を
死なせることにした。
湖の中に
深く深く沈めるように。
忘れ去ることしか
前へ行く道はない。
まだ生きている心で
前を向いていかないといけないから。
そして人の弱さを思い知る。
ひとの弱さ
自分の弱さ
割り切れない想いを知る。
抱きしめて頭をなでて欲しかった幼い頃のように
ただ呆然と立ち尽くす。
日々忙しいふりをして。
そんな時
寄りどころをなくして
さまよっていた心に
ふいに届いた歌声は
私にとっては
天使の歌声のようでした。
力強く
それでいて優しく
切なく
ありのままに
ただ美しい。
私もそうありたいと思いました。
ありがとう。
救われた。
本当にそう思いました。
♪
本当はこれで
そう本当はこのままで
なにもかも素晴らしいのに