お風呂場で

本を読んでいたら・・・

「『一週間だってひとり寝をするのは嫌よ。いつも愛を感じていたいもの』
そう言ったのは、イザベラ・アンテナ。彼女はまた、
『そうね、ずっと十二歳のままで、成長したくないと思っているわ。シリアスには生きたくない』
とも言っている。大人の恋(往々にして、ある程度の距離を保った恋愛関係を指す場合が多いらしい)などという気恥ずかしい言葉があるが、私はこの言葉が大嫌い。恋愛において、大人っぽくあることなどろくなもんじゃない、と、思っている。そもそも恋愛は大人がするものなのだから、それ以上大人っぽくなって、どうしようというのだろう。
好きなひととは、ずっと一緒がいいに決まっている。
一人の時間も大切、というような言い方もある。そうかなあ、と思う。だってもともと一人なんだから、それ以上一人になって、どうするのだろう。」


「私は、いつもそばにいてくれる男のひとが好き。ほんとうのことを言えば、会社にもいってほしくない。トイレにも、一人では行ってほしくない。」

なんて、私とぴったりの考えなんだろう！と思いました！
こんなことを、他の人に言ったら、恋愛至上主義なんじゃないかとか、依存しすぎているとか言われそうだけど。
でもそうじゃなくて「二人」が「一人」より自然だということ。

「あえて一人の時間を作る」というものに私もまったく魅力を感じません。
それが大人だというなら大人になんて絶対ならない！(笑)

一人の時間は、望まなくても必ず誰もにやってくるものだから、私も好きなひととはずっと一緒がいいと思います。
だからみんな結婚するのではないかと思う。
一人の時間がほしいなら結婚なんてしなければいいのに、なんて思ってしまいます。

でもこんな風な甘ったれたことばかり言ってると「バカじゃないの？」といろんな人から言われてしまいそうだから、あまり言えないけれど、でも同じコトを考えている人もいるんだなぁと思って安心したので書き留めてみました。。

「いつも一緒にいる」というのは、友達との時間やほかにやらなければならない時間をつぶしてまで一緒にいるということではなくて、一緒にいられる限りずっと、という意味だとちょっと弁解します(笑)

「恋人と一緒にいなくても平気」＝「大人」ってことじゃないよ！ってことを言いたかったのです。恋人と離れてても平気な心の強さを持っている人は、すごいと思う。絶対にえらいとも思う。
だけど、なりたくはないと思う。そんな強さを彼女に持たせないくらい一緒にいてくれる男の人で、世界があふれればいいのにと思ったりします。

以上、私の偏った恋愛観でした(笑)

抜粋は、江國香織の「泣く大人」でした。

ささえる

誰かをささえたい！力になりたい！と思うなら
自分が強くなきゃいけないのに、
なかなか強くはなれず、すぐにべそをかいてしまいます

この夏は、きっと一番強くならなきゃいけない時
背筋をしゃんとのばして、笑顔で、愛を胸に、頑張ろう！！