渋皮

今年は、栗が当り年。近所からまた栗をいただいた。

少し手間がかかるが、栗の渋皮煮に挑戦した。


まず、外側の固い皮を剥く、これがまた面倒な作業。



内側の渋皮をあまり傷つけないように、丁寧にむく。



500ｇの栗を剥くのに、30～40分。なるべく大きい栗を使いたいな。



アク抜き。重曹を入れ、水から煮立ててアクをとる。
煮立ったところで、少し弱火にして5～6分コトコト煮ながらアクをこまめに取る。

火を止め栗をいちど水にさらし、余計な渋皮を取る。
もう一度、重曹を入れたアク抜きをして、アクを取りながら、栗の煮え具合（硬さ）加減する。

アク抜き2度を終えたら、また水にさらし、余計な渋皮をとりきれいに洗う。
そして、またたっぷりの水で軽く煮立てて、硬さの調整と重曹分を切る。



味付け。剥いた栗500gなら、水500cc、砂糖500ｇ。砂糖が完全に溶けるまで煮立てたら、沸騰させずに超弱火で10分ほど加熱する。



味付け煮が終了したら、そのまま放置して自然冷却する。（一晩程度）
自然冷却中に味が、中に染み込んでいく。


完成

渋皮のアクもきれいに抜けて、いやな渋みも無い。
少し甘さ控えめで、栗の味はそれほど悪くない。

自分も重曹に漬かってアクも抜いたら少しはおいしくなるのかな？