自転車に乗って

10年続いたブログ「くろうさぎの独り言」、その後に続くブログです。
ロードバイク関連の内容を中心に投稿します。

峠まで案内する約束

2014-05-19 | 自転車に乗って
5月17日は、今年前半の自転車走行練習をまとめた集大成だったようです(笑)

昨年より、峠の女王からワタシが一度行った松姫峠の案内を依頼されてました。
でも体調を崩してから、松姫峠に行ったころより登れないし走れない体力に落ちてました。
おまけに、無理して膝も少し痛めてしまいました。

体調も膝もほぼ回復した今年はじめから、体力も元に戻そうとコソ練です。
1月半ばから、ローラー台を使って室内で短い時間でもなるべく回数を乗るように。
乗りなれたところで、心拍を上げたもがきのインターバルでも練習。

休日の走行でも、なるべく登りの多いコースを選んで。
まぁ、自宅付近を走ればイヤでも登ることになるのだけれど。
体幹と脚力を向上させるために筋力トレーニングも疲れが残らない程度に追加。

以前は脚力の確認には、風張林道に行っていた。
4月に入ると練習効果が出てきたのか、その林道に行く気になったし実際に行って登れるようにはなった。
予行演習で行ってみた秩父-丸山林道120km、獲得標高2000mを走りきれた。



ということで実際の松姫峠に行ってきました。
待合せは甲州街道20号線-上野原のコンビニです。
nebochitoさんは大垂水峠経由、ワタシは檜原街道-甲武トンネル経由です。



上川乗から少し登ったところから檜原街道方向。
松姫峠を登る前座としてはちょっと物足りない斜度と距離かな。
甲武トンネルの入口が見えればほぼ登りは終わり。



トンネルを抜けて少し下ったところに休憩用の東屋。
ここからの富士山は、ホントによい角度の位置なのか絵葉書のようにキレイ。
晴れて空気が澄んでいるときには、必ずここから見えるか確認する。


上野原のコンビニ、もうnebochitoさんはすでに来ていました。
ここまで二人とも峠を登って降りて、40kmほどは走っているので補給と休憩。
このコンビニから国道20号線が自転車で走れず、1kmほど迂回して出発。

甲州街道はトラックが多く、あまり楽しくない走行。
少し登り傾斜の道がずっと続き、路面も荒れ気味のところが多い。
アップダウンは多いけど、旧甲州街道の道が好きかな。



20号線を50分ほど走って、猿橋
ここから登りが始まるので、小休憩です。
途中の深城ダムまでだんだんと斜度が増すいやな登りが続きます。



深城ダム、橋の近くに見える管理事務所で休憩します。
付近の山の景観は都下の普段見ている山より、スケールが一回り大きい感じがする。
澄んだ心地よい風と五月の緑が光る景観はとても気持ち良い。
ただダムの上、一番奥に見える遠い山の尾根の右側が今日の行先と知ってると…


深城ダムで長めの休憩。
ここから本格的な登りです。ダムの水が見える1kmほどはほぼ平坦。
ダム過ぎると登りが始まります、7kmで600mを一気に登ります。


本格的な登りになると、峠の女王は本領発揮、じりじりと離されていきます。
ほぼ10%前後の坂が休みなく続き、脚を休ませる場所がありません。
おまけに上になれば斜度が少しずつキツくなる年寄りにはツライ登りです。



最後の登りつづら折れを切り返すと左下の視界がひらけ、登りが少し緩やかに。
登ってきた道が下に見えるのですが、ここで脚をつくわけにはいきません。
走りながら撮影してみましたが、うまく撮れていません。



峠の女王を待たせてピークに到着。
ここはやはりガチな峠。猿橋からの景観が良いことが救いですが、やはりキツイ。
登り切った後の峠の女王の一言、「ここは楽しい峠、また来てもイイかな。」(爆)



登ってきた方向を撮っておきました。




帰路は、峠を奥多摩方向に降りて鶴峠方面に右折。
そこからまた少し下って奥多摩湖方面に左折すればいつもの道です。
奥多摩湖を抜け、沢井からキャンプのテントが見える多摩川を渡って羽村から睦橋。


睦橋でnebochitoさんと別れて互いの自宅方向に。
これで松姫峠まで案内する約束は守れたようです。

松姫峠 走行約140km、獲得標高約2300m。
約束を守る努力をしたことで、自分自身の走力や脚力もほぼ以前の好調時に戻れた気がします。(笑)

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10 コメント

コメント日が  古い順  |   新しい順
Unknown (ねおぷり)
2014-05-19 19:55:14
なんか景色のダイナミックさが違いますね。
ホントに「山の上」って感じですね。

このところ空気が乾いているからなのか、富士山がキレイに見える事が多い気がします。
昨日は富士山見て海に行く事を決めるという、全く理由になってない決断をしました(笑)

一度でいいから登った後に「楽しいからまた来て見たい」と言って見たいものです(笑)
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Unknown (nebochito)
2014-05-19 20:59:41
お陰様で念願の松姫峠に登る事が出来ました。
本当にありがとうございます。

「大変だ、大変だ」とばかり伺っていたのでビビってましたが(笑)、景色が素晴らしく良かった事が印象に残る峠になりました。
秋もいいでしょうね~。帰りは真っ暗になりそうですが(爆)。

折角鍛錬して登坂能力が向上してきたので、また峠にご一緒して下さい。豚味噌丼食べたいです(笑)。
もちろんグルメポタも宜しくお願い致します♪
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Unknown (ともちん)
2014-05-19 22:15:03
松姫お疲れ様でした。
余裕でしたか?
今の季節が最高のコンディションだと思います。
夏は日陰が無くて干からびちゃうのではないでしょうか。
私は一度しか経験がありませんが、景色を愛でる余裕はまったく無く、道幅いっぱいに蛇行して上りました。
ランチもナントカ饅頭でお茶を濁されて・・・。
我が家からは大垂水経由ですので、甲武トンネルよりは楽なんじゃないかと思っています。
距離140km&高さ2300mとは、行きましたね~。

一度下っておくかな(笑) 松姫。。。
今回の相棒は金属だったんですか?
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Unknown (みぽりん)
2014-05-20 19:08:04
監督さんの凄いところは、
コツコツ努力を続けることですね。
本当に頭が下がります。
進歩のない自分はお恥ずかしいかぎり。
見習わないと駄目なのですが
努力することが苦手…(T-T)

峠を嬉しげに登る女王さまの姿が目に浮かびます。写真の景色の美しさより
監督さんの凄さに圧倒された私です
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Unknown (くろうさぎ)
2014-05-20 21:32:17
ねおぷりさん、

大月側の松姫峠までのアプローチは、ホントに景観がステキなんです。
登り坂はあまりステキではないですけどね(笑)
道もそれほど悪路ではなく、行ってみてください。

富士山、写真でなく実際に見るとオオッーっと感動しました。
まぁ、ここまで登ったご褒美でしょうかね。


キツイ坂でも、時間が経つと何故かもう一度行ってみようかなと思うんです。
でも登った直後に、そう言えるのは「峠」の女王だからでしょうね~。(笑)

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Unknown (てっちゃん)
2014-05-20 21:38:40
これまたいい峠ですよね^^!!

しかしスタートが甲武トンネル経由からの
猿橋かぁ~で、1200m級となると
かなりタフなコースだ!!!
監督、完全復活ですね(喜)

って、それを千切る女王wwww
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Unknown (くろうさぎ)
2014-05-20 21:50:02
nebochitoさん、

お疲れ様でした。
楽しんでいただけて、安心しました。
行った時期も、天候も気温もホントに良い条件でしたね。
ワタシは登りで、帰りのために脚を残すようにはしていましたが、ほぼあれが全力です。(笑)

奥多摩湖であと30分ほど余裕があれば、風張峠経由で檜原を降りるのもアリのつもりでいました。
帰路で少し脚が残っていたのはそのためです。(笑)

次のガチな走行は、秩父ですかね~。
これは、豚味噌丼目的でいきましょうか?
鼻先にニンジンあると違いますから(笑)



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Unknown (くろうさぎ)
2014-05-20 22:06:52
ともちんさん、

松姫、どうにか登りきれました。
余裕はありませんでしたが、帰路分の脚は残せました。(笑)

当日は気温も日差しも、そして時期もホントに良い条件でした。
ともさんなら、甲武トンネル経由でも余裕で走り切れるとは思いますが、深城ダムまでには高い橋が2つありますよ(笑)

今回は炭です。このために用意したようなフレームなので(爆)
FeやTi、Alでは、今のワタシにはちょっときついかなと思います。




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Unknown (くろうさぎ)
2014-05-20 22:21:24
みぽりんさん、

コツコツ積み重ねるのは得意なのですが、
一気に何かを処理するのは苦手なのかもしれません。
人それぞれ、得意不得意があるのではないでしょうか?
みぽりんさん、一気に大量の処理をなんでもサクッとこなすことが得意そう(笑)

峠の女王、「これから登りがキツくなりますよ」と言うと、なぜか嬉しそうなんですよね。
このガチな峠を登り切った直後に、「また来てもいいかなぁ♪」なんて言葉は普通出てきませんね~。

これで表剣でも、みぽりんさんに置いて行かれなくてすみそうな気がしますが。(笑)
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Unknown (くろうさぎ)
2014-05-20 22:40:48
てっちゃん、

松姫峠、お勧めです。
どちらかと言いうとクライマーでなく、ルーラーかオールラウンダーのてっちゃん、
上野原から鳥沢までの旧甲州街道と猿橋から深城ダムまでの道が楽しいかも。
景色は当然として、アップダウンも楽しめるのではないかと思いますが。

峠の女王、クライマーのレーサーのようにより速く登るのではなく、
峠を味わって征服するその姿勢はそのニックネイムに恥じないしっかりした走りだと。
今のワタシには勝てる相手ではないですね~(笑)


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