『るろうに剣心 京都大火編』見た～！

＜あらすじ＞
 不殺（ころさず）を誓い　平穏な生活をおくっていた伝説の人斬り抜刀斎こと緋村剣心は
大久保利通から「志々雄」という男を　倒して欲しいと頼まれる。　
彼は--京都にて一大兵力を形成し明治政府の転覆、いや・・
日本そのものを滅ぼそうとしていたのだ。　
自分が人斬りを辞めた故に　人斬りとなった志々雄を止めることは　
逃れることのできない自分の運命--過去は変えられない---。
剣心の最期の闘いが始まる。

★★★★☆　映像・アクション。凄いよもう～。大興奮！！
志々雄・蒼紫、十本刀との対決は予測通り最期編に持ち越しだったけど～～
佐藤健くんの剣心は　ホントに素晴らしい～～！！

志々雄一派により無残にも殺され、　泣き叫ぶ人々の姿に---
過去の自分が犯した罪を重ねる剣心。

彼は　遂に薫に別れを告げ　。
不殺の誓いである「逆刃刀」を胸に京都行きを決意する。
一体どうやって彼を止めようと言うのか－。お手並み拝見だ！

殺陣・ 疾走・跳躍・アクションのキレ！まさに圧巻！！
その全てが　前作同様　いやそれ以上に素晴らしい～～！。

この忍者＋サムライを意識した鮮やかなる殺陣の数々は
日本ならではの新なアクションとして堂々と世界に誇れるモノだと思う。
頑張ってほしい～～～ゾっ！！

藤原竜也くんの志々雄をはじめ　皆さんの原作を意識した役作りに拍手。
瀬田宗次郎（神木隆之介）/　沢下条張（三浦涼介）らと剣心との
一騎打ち・・・その戦いっぷりも素晴らしかった！！

最期の最期までハラハラドキドキはとまらず。
ラストでは「もっと見たい～～！！」と叫んでる私がいましたっ♡

 新政府は暗部を知り野心に燃える志々雄を恐れボロキレのように切り捨てた--
刺され焼かれ、黒こげになりながらも　地を這い蠢く志々雄---。壮絶＝＝！！
藤原くん　大迫力でしたね～～！！
その時---彼の心に燃えあがった炎を--これでもかっとと見せ付けてくれました！
あの傷で生き返った彼は正にモンスターだったけど、
「この世は簡単だ　強ければ生き　弱ければ死ぬ---」
甦った彼は　躊躇なく人を殺し笑う本物のモンスターになっていたのだ。

志々雄らに滅ぼされた村の惨状を見つめそのことに気付く剣心。
しかし復讐に燃えるこの村の生き残りの少年へ彼はこんな言葉をかける。 

「死者が望むものは生きている者の幸福のみでござる。
今は小さいその手も　じき大人となり　大きな手となる。
その時は志々雄一派のように力でねじ伏せる者ではなく
村人のように逃げる者ではなく・・
村を守ろうと命をかけた兄上のような人間になるのでござるよ」 

殺せば私怨が生まれるだけ・・・・・。
「これ以上血を流させるわけにはいかない--。」
それは志々雄を思っての言葉だったのかもしれません。

しかし　激しい格闘の中で「逆刃刀」を失い---
赤子を救うためとはいえ遂に「不殺の誓い」を破る事になってしまう剣心。

斬ってはいなかったものの---憔悴しきったその姿は
　「誓いを破った事」の大きさがあふれだしていて切なかった～。

今回は　苦悩・怒り・悲しみ・絶望と－－
様々な彼の表情にもグッとさせられました。
どの表情も以前より大人の色香が漂ってるし----
決め台詞「おろっ」も　もう自然でしたね（笑）
ただ原作既読者としてきになったのは・・・
蒼紫の存在だ。

京都大火を阻止しようと動く人々の中にあって
１人剣心に執着する彼の姿はカッコ悪すぎ！！
彼の心を正そうとする翁を殺した彼にはただただがっくり～～！！

原作の中で彼に対し---こんな思いが湧いた覚えはないので・・・
何かが描ききれてないんだろうかな～～？？う～～ん・・・。

とはいえ伊勢谷さんと田中さんのバトル模様は大迫力！！
そんな不満ふっ飛ばすくらいの素晴らしさでしたけどね

さぁ最期編---!!予告ありませんでしたね~（苦笑）
バトル模様もだけど相当抜けたエビがあるので大変なことになりそう。
今回描かれていなかった　新政府に復讐を誓い志々雄のもとに集まった者たちの思い
や安慈の子供たちを殺された思い。左之助の修業模様等・・は是とも最期編で見たいところだ。
むろん、宗次郎の心情や志々雄の心情----は描ききって頂きたい。
そして　是非とも私を　泣かせていただきたいです。

今回　亡き刀の師匠新井赤空から新たな逆刃刀を手に入れた剣心が描かれましたが
次回は　剣の師匠である-----が登場しそう。
ということは・・・・「奥義」も出るのかも～～～？？？はぁ～たのしみ。
ワクワクしながらまた---その日を待ちたいと思います～