満足度★★★★ さすが・クリントイーストウッド監督作品。
彼の未来へ託す熱い希望を感じました!
「ラクビーで政治を動かしますか?」
「いや動かすのは人の心だ!!」
国の背景や政治問題などちょっと自分には難しいお話なのかと
予習して鑑賞したんですけど・・その心配は無用でした(笑)
彼が27年間も刑務所に入れられていた理由や
なぜ出所できたのかなど。
この作品では詳しいことは一切語られておらず
次第にこの作品が「彼のお話であってそうではない?」
ことにきづくからです。
アフリカていうと黒人の国って印象があるけど
南アフリカってとこは黒人は過酷な差別をうけ
貧困に苦しんできたのです。そんな中で
黒人の大統領が就任した事は
白人にとっては脅威だったようです!
ラクビー南アフリカ代表「スプリングボクス」も
黒人にとっては白人の象徴でしかなく
なんと敵を応援するほど忌み嫌い
チームの消滅さえ望んでいたのだ。
でもそんな彼らをとめるマンデラ氏
「赦しが全ての第一歩だ。」
私怨を捨てよう・・。彼の叫びは家族にさえも届かず
孤独な戦いだったようですが
次第に彼の思いはSPにスタッフに届きだします。
自分を救うのは憎しみではなく
世界を1つにすること・・
彼のインビクタス(負けざる魂)は
スプリングボクスの主将フランソワ(マット・デーモン)をも
奮い立たせることに。
そう。彼こそが罪泣き罪で27年も刑務所に
いれられながら 人を赦せる人だったからだ--
彼は夢を描く・・。それは黒も白もない。
南アフリカ国民すべてが
南アフリカ代表「スプリングボクス」を応援すること・・・
やがてソレは現実のものとなるのだ!!
大統領の応援により「ワールドカップ優勝」を誓う彼ら。
その変化は彼らに勝利を呼び寄せているかのよう。
勝ち進んでいく彼らとともに人々も変化していく。
この描写がまた素晴らしいです(涙)
ついに決勝戦!!
満員の観衆。膨れ上がる歓声!!!
CGなの??いやもうそうは思いたくない!!
もうすごい・・すごすぎる!
大迫力!! 大臨場感!圧倒~!!
ソコにはまぎれもなく黒人と白人が
1つになった瞬間がやさしく暖かい目線で
映し出されています!!
その光景を・・このいつまでも鳴り止まない歓声を
是非皆さんもその目に耳に焼き付けてほしいです。
今も世界は1つになっているわけではなく
差別が消えたわけではない。
でもこの幸せな興奮と・・歓喜を通して・・
私達が、世界が1つになることはけして夢ではない。
そんな監督の未来に託す
熱い思いが聞こえた気がしました!!
やっぱさすが・クリントイーストウッド作品!といってしまおう♪
決勝戦の帰り道に白人黒人入り交ざって乗車していたところもジ~ンときましたよ。
このSPさんの姿だけ見ててもマンデラ氏の人柄の良さを感じられますよね。
あ~。そのシーン気がつかなかった~。
でもそうした細かなシーンがいいんですよね。ラジオの聞き入る黒人少年を追い払っていた警官がしまいには肩車して喜び合う姿とか
人の心の変化の描写がほんとにもう秀悦でしたよね
もっと政治色が強いかと思っていたし、冒頭の暗殺を予感させるようなシーンとかからもっとグレーな作品かと思ってましたが、案外サッパリとしていましたねw
さすがはイーストウッド監督という実績が更に積まれた感じですねw
憎しみの連鎖って言いますけれど、それを断ち切るのは赦すという勇気なんでしょうね。
やられたからやりかえすというのはわかりやすいのですけれど、それをぐっとガマンをし、相手を赦す。
それがいいサイクルをはじめるスタートなのですよね。
なかなかわかっていてもできないことですが、本作を観ると希望を感じることができます。
実話というのがびっくりしました。
サラッとしてますが、観た後に重みを感じる映画でした。
スタジアムの情景は大迫力でしたねー。
マット・デイモン、ほんとに選手にみえてくるから不思議。
観て良かった、感動しました^^
実話ってびっくり!
クリント・イーストウッドの映画、やっぱいいですね!!
スタジアムの試合のシーンは良かったですよね!
ずっと手を握りしめて見入ってしまいました!
マンデラの言葉ひとつひとつにジーンときました^^
FCの方に飛ばなかったのかしら。ごめんなさい~(__;)
ウチは平気っぽいのでFCの方から付けさせて頂きますね♪
人の心が動けば政治も動く。。。
人の心を動かす事に努力した人だったんですね。
ラグビーとか全く解らないのに、すごく感動する
試合だった~(; ;)
マンデラさんも、イーストウッドも凄い!
良い映画でした~(*^^*)
大好きな先生シリーズ(中村雅俊)も
ラクビーだったな(笑)
スポーツってやっぱ心もってかれちゃいますよね~。
マット。ホントにやってる?
あの試合すごい臨場感でしたよね~。
そうそう彼の政治的偉業より心のあり方を
前面に出した作品といえそうですね。
運・私もさすがはイーストウッド監督!!
と声を大にしていいたいです~
27年の投獄生活。この作品ではその彼の苦しみは空想するしかありませんが。
それでも彼が憎しみを持たずにいたのは奇跡
のように思えました。
出来ることじゃないですもんんね。。
彼が憎しみを捨て「人を赦せる」ことが
出来たのは「みんなが1つになる」という夢を持ったからだといえそうですね。
私も希望を持ちました~
あの試合の臨場感とスタジムの熱狂風景はほんとものすごかったですよね~。
どうやって撮ったのか?ついかんぐっちゃいました(笑)
マットもステキな肢体でございました!
スポーツで人の心を1つに結ぶという戦略は
当たりだったわけですけど。
それはマンデラさんの暖かくも強い信念あってこそだった事を忘れてはいけないですよね!