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映画「アイガー北壁」を観て

2010-03-27 | 日記
映画「アイガー北壁」を観て



昨日、山の仲間と「アイガー北壁」を観に行きました。

1930年代、「ヨーロッパ最後の難所」として伝説化されていたスイスの名峰アイガー北壁登攀に挑み、命を失った悲劇の物語です。

ナチス政権下での登攀物語です。
国の名誉をかけての登攀です。

場所は、下の図の、アルプスです。



名峰アイガーは、ベルナーアルプス地域の一峰で、
ユングフラウ(4,158m)、メンヒ(4、102m)と並ぶ、三山の一つです。(下の図)



驚いたことに、当時(1930年=昭和5年)、既に、ユングフラウ鉄道が走っていたことです。富士山より高い、この山の下を、ユングフラウの近くまでトンネルで鉄道が走っていたのです。


やはり、ここでも、
こんな危険な山に、なぜ“命がけ”で登ったのかという疑問が生まれます。

答えは、
無名な、便所掃除人2人が、現状から抜け出て、一躍有名人に躍り出るために、“無謀な”冒険を挑んだと、云っているように思いましたが・・・。


そして、もう一つ。
その冒険が失敗したとき、もう、その挑戦の価値はゼロになり、人は見向きもしないことを付け足していました。世間は無情ですからね。

山登りとは、そんな意味しかないのでしょうか?
サーカスのアクロバットのような・・・
考えさせられた映画でした。














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