牛コラム

肥育牛と美味しい牛肉のはなし

育成用粗飼料

2009-08-25 18:31:19 | 牛の餌



当センターでは、20数年もの間、導入牛には、オーストラリア産オーツヘイを与えている。
安定的に導入できることと、価格もUS産の他の粗飼料に比し、多少安価で安定しているからである。
導入後約半年間、飽食状態である。
オーツは、チモシーやイタリアンライグラスに比し、繊維が荒いために、子牛の消化には不向きではないかという情報もある。
しかし、当方では、この間然したる問題は生じていない。
栽培中は、硝酸塩濃度が高い植物であるが、出穂期を過ぎれば、濃度も低下するために、結構いけてる粗飼料と判断している。

しかし、今の時期になれば、何故かハエが集る。
以前、コメントでもそのことを指摘されたことがある。
当地では、後1月か1月半の辛抱である。