とのさま不経済新聞 by 雲葉

「よるのとのさま」から改題(2013年2月1日)

「たまプラーザは川崎だ!」

2016年08月01日 | 横浜市青葉区
  川崎市と東急バスが社会実験として向ヶ丘遊園駅とたまプラーザ駅を結ぶ路線バスの運行を始める。(川崎市7月1日付発表記事=pdf形式)

  その初報に接したのは昨年11月25日付朝日新聞神奈川地域面でした。隅の方にあった小さな記事ながら見逃しません。 沿線住民の要望でということで期待は高まる。夜勤明けで休息もそこそこ、嫁はんと出かけます。

  登戸から遊園駅まで徒歩で。予定の便10分前くらいに着くとすでに4人ほどが待っています。

   ご当地キャラが立つ駅前
   バス停は梶が谷行きに間借り
   運行を知らせる案内
   来ました
   側面

  乗客は10人以上いますが物見遊山は我々だけのよう。みな地元の人で、路線開設を心待ちにしてたのでしょうか。1232時の定刻に出発します。せっかくなので川崎市営便に乗ってみました。運賃は市バスの回数券(210円券)に、たまプラーザまで乗ると横浜市内運賃(220円)になるため別途10円支払います。

  ここまで雨から逃げてきた感じですが発車すると豪雨に。頃やよしと逃げ切れたわけだ。駅入り口でも乗車があり、平日の日中にしては賑わっている。生田緑地入口を通って急勾配に挑み峠越えへ。峠を越えたおし沼でも乗車がありました。「おし沼」は漢字でどう書くかは10年前の記事をご覧ください。

  犬蔵に入って初めて降車があった。路線の効果はあったわけだ。犬蔵二丁目で右折して、くすのき公園方面をぐるりと迂回します。

  乗客は10人以上のまま、所要約30分で終点のたまプラーザ駅北口へ。(冒頭写真) 社会実験は来年1月末までの半年なれど、好調を維持できれば本格運行になるのではないかな。

   案内は継ぎ貼り(たまプラーザ駅北口)

  しかしなぜ民間だけではなく川崎市が越境して運行するのかという疑問はあった。実施までには市議会の承認などいささか面倒な手続きもあったそうな。旧知の話によれば沿線のもともと大半が川崎市営のエリアであり、他事業者の参入が難しかったのではないかとのことらしい。

  犬蔵では路面は全く濡れてなくたまプラーザも同じ。ところがお昼(後述)を食べてる間に降り出し、気まぐれな天気にやられた1日でもありました。


【今日の昼食】
うれし乃(美しが丘2丁目21-1) 
 ☆刺身定食 1000円+ヱビス(中瓶) 630円
   右手にあるステーキハウスに隠れてしまいそうな小さな入口です。日替り定食は810円とありますがせっかくなので奮発しました。ビの字はサーバーに生麦パイプライン(笑)のステッカーが貼られていたが神奈川県内広域麦酒企業団らしい。それでは中瓶を頼んで嫁はんと分け合う。刺身は4点盛りとなかなか豪華、切り干し大根もついて、なによりご飯がおいしい。刺身用の醤油はテーブルにあるものを自分で注ぐのではなく、別途それ用のが注がれてきた。使い分けているのか醤油もまろやかな味だった。それなら値段も納得するというもの。
  ふぐなどのほかに九州の郷土料理もあり、ふぐ調理の免状には「都知事 鈴木俊一」の文字が。ずいぶんと歴史ある店なのだろうか。嫁はんが「夜も来てみたいね」と申すものの、夜も訪れたい店はあちこちにあり“渋滞”が激しく、いつになることやら…。