ＭＰマイケルThomas Calabro＠ＭａｄＴＶ

今日、「Ｍａｄ ＴＶ」を見ていたら、メルローズ・プレイスのマイケル・マンシーニことThomas Calabroがゲスト出演していた。
「Ｍａｄ ＴＶ」では、ゲストが来ると冒頭にスタンダップでネタを語らされ、１話ほどコントに参加する。ところがドクターマンシーニは２話も参加していたので、かなりサービス。


番組冒頭のネタではメルローズネタを語っていた。リアルではいつ放送だったんだろうと思ったら、９７年の放送のもののようだ。約１０年前。９７年４月で、当時はメルローズは第５シーズン放送中の時代。
メルローズネタというのは、「みんなにこの先どうなるかって聞かれるんだけど」と、「キンバリーの脳にはチップが埋め込まれてて、それが手術で発動して」などと大ボラ吹きまくるネタをご披露していた。それを見てて思ったんだけど・・・・このひとって、意外と・・・・下手？
（ファンの皆さんすみません）
メルローズのマイケルはそれなりにはまってたのと、吹き替えで抑揚がついてたのでわからなかったが、生声だと台詞回しがなんか微妙。
この間Harry Connick Jr.がゲストで出てた時は、Ｍａｄを見てて初めて爆笑したし、「サンフランシスコの青い空」のNeve Campbellが出てた時も「この子はマジでコメディエンヌの才能あるわー」と思ったものだったが・・・・。実力ががつんと出てしまうのだろうか。


コントの１本は葬儀屋に扮してて、葬儀を安く上げてくれるというから任せたら、遺体を小さな棺おけに「足を切って」入れてしまうという、まさにマッドなシックスフィートアンダー。
もう１本は、連続殺人犯を追ってる巡査部長役。犯人がカワイイので部下たちはみんな犯人となれあってしまうという、よくわかんないコントだった。



まぁ、そもそも「Ｍａｄ ＴＶ」自体が微妙というか、笑っていいものかどうかとまどうほどにギリギリなネタを、思い切って笑えない方向に振り切ってみた、みたいなギャグが満載だから・・・・。
体型や人種や障害、それにゲイネタをもろに狙っていじりまくるのだ。方向性としては由緒正しき英国ジョークと同じはずなのだが、アメリカンジョークって何であんなに笑えないんだろうなぁ。（だけどゲスト目当てで見続けているワタシ）

それでもレギュラー陣の中で「この人はうまいな」と思うコメディアン＆コメディエンヌがいる。
２人お気に入りがいるのだが、ブラックビューティDebra Wilsonは、「ＣＳＩ：４」16話「向こうの世界を見た女」で、ストリートの聞き込みをしてるウォリックに弾丸トークをかましている娼婦役でちょこっと出ていた。正にあんな感じのすっとんきょうな弾丸トークが得意技。「ＣＳＩ：５」や「ＦＢＩ～失踪者を追え２」でも彼女を見ることができるようだ。
もうひとり、Phil LaMarrは「ＦＢＩ～失踪者を追え」17話「栄光の勲章」で、カム・リーで謎の死を遂げたトミーの息子トーマスジュニア役（ちょっと変なめがねをかけてた）で出演していた。マジメな役なのに、あのメガネの違和感はなんだろうと思ってたが、ちょうどＭａｄではそういうマジメさスレスレのおかしさをかもし出す役をやってたりする。

・・・・意外と楽しんでみてるのだろうか、自分・・・・