干したての
布団から
おひさまの
香りがした
ホッとひとつ
安らぐと
ふたつ
みっつと
ほころんでゆく…
日向ぼっこの
猫から
揺れる
カーテンから
ホッとひとつ
くつろぐと
よっつ
いつつと
ほころんでゆく…
太陽が窓から
のぞく
ひだまりが
できる
猫がくつろぐ
そんな
優しい連鎖を
眺めていた
ちょっと
緊張した目が
シワに沿って
ほぐれてゆく
どんな目をして
世の中を
見てきたの?
その思いを
閉まってきたの?
そっと
問いかけると
抱きしめたくなった…
ちょっと
ゆるんだ目から
ひだまりが
こぼれた
春の野に咲く
ものたちの
ラブレター
Dearで始まる
その後は
太陽さん
風さん
蜂さん、蝶々さん…
皆それぞれ
ありがとうで
綴られる
言葉を
こっそり
読ませてもらったら
心が温かくなった
きっと
あの人も
この人も…
ラブレターを
持っている
今日は、ブログで
アピールチャンスが回って来たので
アップしてみると
沢山の方が見に来て下さいました。
ありがとうございました。
また、いつもブログを
応援して頂き、ありがとうございます。
こんな時期ですが、少しでも
ほんわかするところを
日常に見つけて
ポエムにしていけたら…と
思います。よろしくお願いします。
春のにおい
りんごを取ろうとして
盛大にこぼした
カレー粉
夕飯は
野菜炒めというのに
キッチンは
カレーのにおい
窓を開けて
風が通れば
すっかり
春のにおい
春色のスカートで
眠る猫ちゃん
ふと気づくと
母のまなざしに
なっていた
木々の囁き
遠くの桜
電線のハト
ひだまり
夕暮れのカラス
みんな、あなたが好き