雪の徒然日記

マンガと小説とアニメと映画が大好き、というかそれしか趣味らしい趣味がない。

角島日帰りの旅

2016-10-30 20:37:33 | 日記


 今日は角島大橋に日帰りの旅。
 唐津市場で美味しいお寿司を食べて満腹にして、いざ角島へ。

 角島は『死ぬまでに行きたい! 世界の絶景』にて3位に入ったとこになったのだそうで、
 ここ最近TVでよく角島に行く芸能人も出ている。

 私は30代で主人と他界してシングルマザーになってしまった。
 TVでは離婚してシングルマザーが多いとか見かけるけど、そんなに多いのかと疑問になるほど
 周囲ではみなさん、夫婦で暮らしている方が多い。
 そして30代で死別している女なんて私くらいしか周囲にはいない。

 なので、私は人が一生かけて経験してしまうことを、30代で経験してしまったので
 もう一回人生をやり直していると思っている。

 他界した主人は、いつも仕事で忙しい人だったので
 遺影を見ても、墓参りをしていてもお盆が来てもお彼岸が来ても ピンとこなかった。

 ただ、仲良さそうに家族で映画に来ている人たちとか、
 あちらは4人席で食事をしているのに、私は子供と3人で食事をしているときに
 「ああ、いないんだな」ということを痛感させられたくらいだ。

 
 そういう時に寂しいなーと思ったけれど、主人が他界した時に
 一生分泣いたと思ったほど泣いたので、主人の遺影を見て泣くことはなかった。

 けれど、日々が過ぎて、最近になって遺影を見て泣けてしまうことが増えた。
 やっぱり死んでしまったんだなーとか、一緒に見たい景色があったのに、とか
 ふと考えると、泣けて仕方ない。

 親は私が再婚して幸せになれるまで死ぬに死ねないと言うけれど、
 結婚ってそんなに簡単にできるものではないなと思う。

 離婚ならば「あんな人よりもっと幸せになってやる!」と思えるのだろうけれど、
 私にあるのは寂寥感しかない。

 あとは子供たちに迷惑をかけたくないので、元気なうちにぽっくりいけたらなーとか
 思っていることくらいだ。

 だから、「死ぬまでに見たい絶景」の角島に行って、また主人のことを考えてしまった。
 
 生きて巡り合える人ってなんて大事なんだろう。
 どうせならもっと優しくなりたいし、優しい人に巡り合いたい。
 貴重な人生の一部なのに、時として神様は「こんなヤツとどうして出会わないといけなかったんだ!」と
 思うような人とも出会うようにしてくれる。

 だけど、嫌な奴が笑って暮らしているのに、自分が泣いているのは嫌だ。
 だから、死ぬまでは頑張って笑って生きてやる。そんなことを思いながら、微妙な味のワカメソフトを私は食べた。



 
 



映画『マネキン』 DVDになったら買うのになあ

2016-10-29 21:20:01 | 映画 ま




 こないだスカパーで『マネキン』が放送されていたので、久しぶりに観た。
 
 アンドリュー・マッカーシーとか懐かしい。
 この映画以降で彼を見たのは「イヤー・オブ・ザ・ガン」くらいだろうか。

 ジェームズ・スペイダーはまだ細くて青い血が流れていそうな感じなのが懐かしい。

 そして『ポリス・アカデミー』のハリス役のG・W・ベイリーがまた懐かしい。

 ファッションといい、音楽といい、1980年代!って感じの作品だけど、
 コメディ映画としてはやっぱり面白い。
 ツッコミどころは多いんだけど、懐かしいアメリカ映画。

 ともすればマネキンとか夜に見たら怖そうで、ホラー映画にもなりそうなんだけど
 リメイクしてもこの設定だったら大丈夫そうな気がする。

 なんでDVDになってないんだろうなあ。

 
 そして!紀伊国屋書店がリニューアルしたので、ちょっと寄ってみた。
 ニトリが入るというので、嫌だなーと思っていたけどコンピューター関係や医学書のコーナーが
 ニトリになっていて、まあ違和感なかった。

 博多シティに丸善が入って、客足があっちに行ってしまったので縮小せざるをえなかったのだろう。
 でも、私は紀伊国屋書店のほうが探しやすくて好きなので頑張ってほしいんだ。

 頑張れ、紀伊国屋博多本店!
 

また漫画が実写化になる

2016-10-27 22:05:56 | 日記

 今日は朝からガックリ!

 私が好きな漫画がまた実写化になるというニュースを聞いたから。

 河原和音の『先生!』は大好きな漫画だ。
 
 『青春エール』が先に映画化されたけど、『先生!』のほうがずっと好きだ。
  
 マーガレットの作品は他の少女漫画雑誌よりも映画化が多い気がするけど
 まさか『先生!』まで実写化になるなんて。

 『四月は君の嘘』でガックリきて、書店でPV見るたびに最悪な気分なのに
 今度もまた広瀬すずか! 広瀬すずしか女優はいないのか。

 ネット情報サイト「ナタリー」の記事のツイートを見ていたら
 主人公の響は広瀬すずのイメージじゃない、と否定意見があった。

 私も同感だ。響が弓道するから、どうせ広瀬すずに弓道させたいんだろう。
 『四月は君の嘘』みたいに、また書店で延々とPVが流れるかと思うと嫌になる。

 広瀬すずもそのうちもしかしてもしかしたら化けるかもしれないが、
 こないだの『怒り』の時と『四月は君の嘘』の叫び方は全く一緒でつまらん。


 生田斗真も伊藤のイメージでは絶対ない。ありえない。
 
 確かに映画化とか漫画家は儲かるだろう(ナカイの窓で漫画家たちが言ってたし)。

 けれど、これ以上漫画の実写化なんてしてほしくない。
 そんなだから日本映画はつまらなくなった、ガラパゴス化してると言われるのだ。

 そして作品のファンからすれば、実写化なんてやっぱりしたほしくない人のほうが圧倒的に多いはず。
 どうせするならアニメ化にしてくれ。そのほうがまだファンは納得する。
 
 それか完璧に漫画の通りにドラマ化して丁寧に制作してほしい。
 
 日本の映画監督は西川美和監督のように、なるだけオリジナルで勝負するか、小説の映画化で止めてほしい。

 




 



『ズートピア』

2016-10-26 23:17:39 | 映画 さ




『ズートピア』をレンタルしてきた。

この映画は、私は何年振りかに数回映画館で観てしまった作品。

子供向けだろうと思っていたら、全く違う!

ニックのカッコよさにキュンキュンくるだけじゃない。

ジュディが駐禁キップばかり切る仕事だったりとガックリきて
ブリジット・ジョーンズでもおなじみ"All By Myself"なんか聴く場面とか、大人しかわからないだろう。

あそこでブリジット・ジョーンズを観てきた大人は笑えるけれど、
観てない子供はきっとわからないだろう。

猪突猛進で怖いもの知らずで夢をかなえてきた若いジュディと、
中年にさしかかっていて夢破れてひねくれているニックの
対照的なバディがとってもいい。


吹き替えはニックを演じた森川智之が素晴らしい。
彼にはああいう役がよく似合う。

あとは・・・●●●●の声がなあ。
坂本真綾とかだったらよかったんだけども。

Amazonなんかで、吹き替えが最悪だったとか『アベンジャーズ』で
騒がれて記事になっていたのを見た記憶があるけれど、
声優好きにとっては吹き替え版も大事なのだ。

それはそれで置いておいて。
やっぱり観終わって元気になれる作品だ。
締め方もサイコー!!

できれば続編が観たいんだけども、きっとないんだろうなあ。






『ハドソン川の奇跡』

2016-10-21 22:01:15 | 映画 は




今日は『ハドソン川の奇跡』をやっと観てきた。

実際に起こった事件だが、乗客全員を墜落の危険から救った機長が
わざと飛行機を墜落させたのではないかと追及されていたなんて。

もちろん結果はわかっていることだけど、90分余りを
どう見せていくか。それがイーストウッド監督の腕の見せ所なのだろう。

シミュレーションはシミュレーションでしかなく、
コンピューターでわからないこともあるはずだ。

どうするのか。
悪夢に唸らせられながら調査を待つサリー機長が痛々しくてたまらなかった。

ショットバーに行けば、自分の名前のカクテルなんかが
勝手に作られていて、一杯飲みに来ても落ち着かない。
勝手に英雄扱いされて苦笑するしかない。

そして終盤が爽快だった。
コンピューターの結果ばかり発言する調査委員会を相手に
トム・ハンクス演じるサリー機長が投げかけていく場面が小気味いい。

シミュレーションしたパイロットたちは、
飛行機が調子悪くなったらすぐに空港に引き返している。
しかし、現場ではそうはいかない。
サリー機長たちは、その場で何かできることはないかと
208秒の間に色々と冷静にできるだけのことはしているからだ。

イヤミスとか流行っているけれど、読後感が悪いのは現実だけでいいと思う私。
この映画も観終わってとても爽快感いっぱいだった。素晴らしかった。

エンドロールで実際にあの現場にいた人たちが実際出てきたのも
感動的。奥さんが涙ぐみながら語ったのにはウルっときてしまった。

これだから映画を観たいと思う。

ただ・・・4人組で来ていた高齢者のおばさまたちが
エンドロールでしゃべりだしたのが・・・。
お願いだからエンドロールも静かに観てほしい・・・・。

・・・・・そして、やっぱり思い出した。
あのブログとあの記事を書いたあの人。
観てない映画を、語らないでほしいわ。