とね日記

理数系ネタ、パソコン、フランス語の話が中心。
量子テレポーテーションや超弦理論の理解を目指して勉強を続けています!

年越し派遣村でお手伝い

2009年01月02日 01時02分09秒 | 日記

年明け早々に書いた「新年のあいさつ」の記事で「昨今の人間不信、社会不安を解消する力は僕やこのブログには全くありませんが~」と書いたのがどうも気にかかり、元日は午後から日比谷公園で行われている「年越し派遣村」へお手伝いに出かけた。

どれくらいの規模で行われているのか、多くのボランティアでごった返しているのかと想像しながら閑散とした丸の内線霞ヶ関の駅を出る。公園入口に「年越し派遣村」の看板があった。



案内のとおりに進むと受付があり、ボランティア受付で記帳すると黄色いハンカチを渡された。僕のような飛び込みボランティアは黄色、指示する役割の「委員」の人が緑色のハンカチを腕や首につけることになっている。受付にはこのほか入村者登録、健康相談、弁護士相談、就職斡旋、カンパ受付が設けられていた。

自分の仕事は自分で見つけるように言われ、受付裏の炊事場で20名ほどの黄色いハンカチの人たちがカレーライスを作る準備をしている場所に行った。ジャガイモやニンジンを切ったり。。。最初の15分は何をしていいかわからず、作業に入る隙をうかがっていた。ボランティアの数が多すぎなのだ。奪うように仕事を見つけないと役割が果たせない。それに加えて僕はもともとこういうことの手際が悪い。

そのうちゴミ集めやコンロを運ぶ仕事が始まり、それに加わった。だんだん要領がつかめてきて「失業(?)」しないですむようになってきた。



その後、僕が手伝えたのがプロパンガス運び、毛布運び、テント張り、サンドイッチ作りなど。日ごろ炊事をしていないので、切ったり煮たりする仕事からは自然と足が遠のいていた。



会場は想像していたよりずっと狭かった。テレビで大々的に報道していたから、もっと大きい規模でやっているのかと思ったのだ。実際のところは近所の神社の縁日の3分の1くらいの規模だ。そう、縁日という雰囲気だ。



こういう仕事に慣れておくのも、大震災になったとき見知らぬ者どうしが協力して避難所でうまく生活していくためのトレーニングになると気づいた。

そうこうしているうちに後ろで怒鳴り声が聞こえた。ホームレスの初老の男が「委員」をしている若い女性に食ってかかっていた。男はかなり興奮している。周囲のボランティアの人たち数名が彼をなだめようとしている。男は持っていたペットボトルのキャップの捨て場について、その若い女性から何かの注意を受けたようだが、その物の言い方が気に食わなかったのだ。

こういうのを鎮めるのは僕の得意分野だ。午後4時を回っていた。作業をやめてその後、僕はおしまいまでずっとその男と過ごすことにした。酒は入っていないが、虚勢を張って悪態をついているから、周囲の迷惑であることは確かなのだ。僕がずっといて話を聞いていれば、喧嘩をはじめることもないし、彼の気もすむことだろう。とにかくそれが僕がここでできる一番役に立つことだとわかったのだ。

その男はTさんという名で、彼の話は支離滅裂だ。ちょっと聞くだけでは虚勢を張って当たり散らしているだけに聞こえるし同じことを何度も言う。委員やボランティアの悪口を言い、炊き出しに並んでいる派遣切りされた人たちやホームレスの人たちを餓鬼だの、盗人だのと罵っている。

女性ボランティアに対しては「乳を揉ませろ。」からはじまって、下品な放送禁止用語で食ってかかる。かと思えば幕末の高杉晋作や天皇、皇后、麻生総理なども引き合いに出されるのだ。単に文句を並べているわけではない。彼の言いたいことがわかるまで、沖縄の真栄原や吉原の風俗街の話から天皇や麻生政治まで行ったり来たりするのを30分ほどじっと聞いている必要があった。こういう話し方というのがあるのだ。自らの想念を脈絡もなくさらけ出す話し方。パズルのようにだんだん全体がつながっていき、それでいて気持ちがストレートに伝わってくる。

つまり彼の言っていることを要約するとこうだ。ここで行われていることはお祭り騒ぎで虚構にすぎず、山谷でのホームレスの厳しい生活実態に比べれば嘘っぱちだ。閉村する1月5日を過ぎれば夢のようになくなってしまう。助けを求めて並んでいる連中もほとんどは盗人だ。隙あらば必要以上の食べ物を奪取してしまう。彼らに与え過ぎてはいけない。夢を見た後の苦しい現実を余計に苦しくさせるのだから。そして彼はここに集まってくる奴らは偽者ばかりだとも言った。この場所に歩いて来れないもっと悲惨な状態のホームレスが大勢いるからだ。(後日追記:1月5日に閉村と書いたがその後、村民は都内4箇所に受け入れ先が決まったので正確には「閉村」ではなく「引越し」になった。)

けれど彼はこうも付け加えた。これはお祭り騒ぎの虚構に過ぎない。が、これは同時にはじめて風穴(かざあな)を開けたCHANGEなのだ。政治の中心、皇居の二重橋の近くのこの場所でこういうことをしている意義はとても大きい。だから、今年だけでなくずっとやるべきなのだ、来年も再来年もずっと。。。。その大儀に反する行為をしている一部のホームレスのマナーの悪さに彼は腹をたてていたのである。実際、僕も配給されているホカロンをいくつもポケットに押し込んでいる人を見かけた。

Tさんは食料保管場所に陣取って盗人から食料を守っている。そしてその大儀に参加している(というより彼は自分が先頭に立っていると言っていたが)ことに誇りをもって(言葉は支離滅裂だが)雄叫びをあげていたのだ。彼の腕にボランティアのハンカチが巻かれているのに僕は気づいた。

確かにこの場所には派遣切りされた人よりも、1年以上ホームレスをしている人のほうが多いように僕には見えた。そして45歳から65歳が8割くらいを占めていると感じた。派遣切りされた人を助けるために設置された村なのに、行ってみたらホームレスも含めた炊き出し支援になっているのはここに来た多くのボランティアが感じたことだろう。実際派遣切りされた人とホームレスの間には明確な線引きはできない。だが線引きできないから彼らを支援するのを止めるというのは見当違いだと僕は思う。どのような人たちであれここにいるのは本当に困窮している人が大半なのは事実なのだから。誰の責任だとか言っている暇はない。そんなことを言っているうちに彼らは路上で死んでしまうはずだったのだから。凍死か衰弱死、餓死、病死、暴行死のいずれかで。

死ぬのが嫌で追い詰められたあげく犯罪者になって、わざと捕まり刑務所に行く人も出てくることだろう。

ともかく彼は必要以上に食事をもらっているホームレスが多いため、食事にありつけない人が多いことに腹をたてていたのだ。そして彼自身は虚勢を張っているから炊き出しの列に並ぼうとしない。意地を張っている。僕はとりあえず彼にコーヒーを持ってきて一緒に飲み、タバコを勧めた。彼は言った。「己(おのれ)」を持つことが大事なのだと。

その男はTさんという名前で彼は沖縄出身。俳優の黒澤年男に似ている。どう見ても僕より数段ハンサムだ。僕には身内に沖縄出身者がいたので地理は詳しかったのが幸いした。町名や学校名などの知識は思いがけないところで役にたった。

彼は委員やボランティアにも腹をたてていた。上からの物の言い方が勘にさわるわけだ。普通に話していると思うがそのように聞こえてしまうらしい。恵んでもらうという気持ちになるのが嫌でしょうがない。何様のつもりだ!俺は一人でも戦えるぞ!だから威張っているのだ。

彼がそういう気概を失ったら、それが彼の気力をそぎ、生きるための最後のエネルギーを奪ってしまうのだと僕は思った。彼は「ありがとう」の言葉がいちばん大切だとも言っていた。自分がほしいのは金でも、善意でも、食事でもなく「安心」なのだそうだ。心なのだと言っていた。

しかし、生きるために戦おうとする虚勢とほどこしを受けて感謝する気持ちを同時に持つことは誰にとっても容易ではないなと僕は思った。だから「素直に感謝しない!」と来たばかりのボランティアから嫌われてしまうのだ。

そういうことを長い時間をかけて支離滅裂の話の中から抽出できると僕も話ができるようになる。彼がやたらと他のボランティアに話しかけて邪険にあつかわれても、横から簡潔に僕が「通訳」してしまうのだ。多くの人と話ができるようになる。

ようやくTさんは食事をする気になってくれて、一緒に「カレーかけソバ」を食べた。僕はほっとした。食事を長い間抜いている人は、急に食事をとると体調を崩すことがある。Tさんはゆっくりゆっくりと食べていた。僕にとっては全然物足りない量なのに、Tさんの腹には十分だった。

午後7時半ごろ男性の委員がTさんに相談をもちかけてきた。何度も炊き出しを食べてしまう人がいて、食べられない人がでてしまうので整理券を配ってはどうかと思うのだが、それについてどう思うか意見を求めたのだ。都内各所の炊き出しで経験をしてきているから、当事者としてどう考えるか参考にしたいというわけだ。

Tさんはひとりの人間として扱われたことに満足したと思う。そして彼の答は「そんなことは絶対にしないほうがよい。」ということだった。そういうやり方は「心がない。」からなのだそうだ。

整理券方式は合理的だが、心を寂しくさせてしまうということらしい。僕も納得した。むしろ炊き出しの横に「一人1回まででお願いします。」と表示しておくか、そういうことを配るたびに言えば十分だと思った。それでもなお2回以上食べにくる人は、あきらめるしかない。

休憩所は大きなビニールテントで100人ほどが入れる。中に入ったが臭気が強くてすぐ出てしまった。大型ワイドテレビが1台あり、お笑い番組を見せていた。

8時半ごろ僕は「村」を後にしたが、Tさんが霞ヶ関の駅まで見送ると言ってきかなかった。そして何度も「気をつけて帰れよ。」と声をかけてくれた。

家に戻った僕には暖かいベッドがある。風呂に入って疲れを癒すことができる。テレビのチャンネルも自由に選べる。そういうことが当たり前のようにある自分に心が痛くなった。

休憩場所ではちゃんと眠れているだろうか?他の人たちと喧嘩になっていないだろうか。。。そういうことが気になって仕方がない。休憩所で夜を過ごす数十人いる職を失った大勢の人にはそれぞれ違った物語や聞いてもらいたい気持ちがあるのだ。

「困っている人を助けに行ってあげる」という見方や「使命感」は最初からもっていなかったが、事の重大さをあらためて知り、個人の非力を思い知った一日となった。

なお、この記事を読んで派遣村にお志を送ろうと思われた方もいらっしゃるかもしれない。ご注意申し上げるが「古着」と「毛布」は十分足りているそうだ。せっかく持ってきていただいても受け取ってもらえないので、カンパや食料などでご支援をお願いいたします。


翌日の記事に続きます。こちらからどうぞ。


関連記事:

今日も派遣村でお手伝い:
http://blog.goo.ne.jp/ktonegaw/e/641e2fe6b2d615a14947a665d29f55cc

1月4日の年越し派遣村レポート:
http://blog.goo.ne.jp/ktonegaw/e/12283ee2a99f323919c05e883af44a83


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31 コメント

コメント日が  古い順  |   新しい順
お疲れ様でした (キクヤン)
2009-01-02 18:26:19
私もボランティアに行こうと思っていたのですが風邪をひき諦めています。
Tさんのような人が得意分野というのは素晴らしい才能ですね。私などすぐ怒ってしまいます。
正月早々から良いことをされおめでとうございます。
返信する
Unknown (ボラ)
2009-01-02 19:22:00
はじめまして。?砂糖ナシコーヒの方ですよね?違いますか?
私は、元旦にボランティアに参加したものです。
右側でコーヒー配りしていたものです。
長い間お話をきいてらっしゃいましたね。お疲れさまでした。
できれば、4日も行きたいなと思っていますが、わかりません。
わたしも、ホームレスの方と楽しくお話をしたり、(ギャグには、うっかり?大うけしてしまいました。)今回のボランティア活動は、沢山の事を感じとり、考え、たくさん感動し、言葉では言い尽くせません。
助け合うこと、優しさと強さ、仕事について、生きる事、生活、食べること、たくさんのことについて、新しい考えを持ちました。
みなさんと、一緒にボランティアできて、有意義な元旦を送れてよかったです。
返信する
キクヤンさん (とね)
2009-01-02 20:54:57
キクヤンさん
はじめまして。コメントありがとうございます!

僕はこれまでほとんどボランティアというものには参加しなかったのですが、今回はいつか我が身にもふりかかるかもしれないという思いと、職を失った方の生命の問題だということに心を動かされて派遣村にやってきました。

キクヤンさんは風邪をひいてしまわれたそうですが、正月休みが明けるまでには気力で治してください!

僕も自分自身が罵られたりするとカッときてしまいますよ。そういうときがもしあったら自分が今かかえている責任とかを思い出して我慢するように試みると思います。ただ、村民の方々は精神的にもぎりぎりのところで生活しているから、切れやすい状態になってしまいますよね。

こういうイベントはこれからも行われると思います。また次の機会にキクヤンさんのパワーを発揮されるとよいと思いますよ。
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ボラさんへ (とね)
2009-01-02 21:11:38
ボラさんへ
コメントありがとうございます!

> はじめまして。?砂糖ナシコーヒの方ですよね?
> 違いますか?
はい、そうです!砂糖無しコーヒーは僕が一緒にいたTさんのリクエストで、僕は砂糖とクリーム入りですけどね。(笑)

> 私は、元旦にボランティアに参加したものです。
> 右側でコーヒー配りしていたものです。
張り切ってコーヒー配っていらっしゃいましたしね。ボラさんのお顔は覚えていますよ。

今日も午後から派遣村に行ってきました。明日は家の用事があるので行けません。明後日は派遣村の関係の仕事を自分の車を使って運転手としてする予定です。近くに駐車場がないため、村のほうには行けないかもしれませんが。。。

今日のTさんはずっと穏やかでした。というより昨夜ほとんど眠れなかったから元気がなかったからなのですが。。。今日の派遣村の詳細レポートは後ほど記事として投稿いたしますね。

このブログをご覧になっておわかりのように、僕は物理学マニアでして、正月もみっちり勉強しようと思っていましたが、突然このボランティアに目覚めて気がついたら日比谷公園に向かっていました。

ひとたびここでお手伝いをすると、そこで出会った人たちのことが気になって、次の日もどうしても行かなくてはという気になってしまうのですね。

おかげで(物理学の勉強に負けないほど)有意義な正月休みを過ごさせていただいています。

また、いつかどこかでお会いできるといいですね!
返信する
ボランティア (キクヤン)
2009-01-02 21:27:35
私は昨年8月で65才になり退職したのでぶらぶらしているのも時間がもったいない、人の役に立つことでもないかとボランティア活動を探していて、今回初めて派遣村でやってみようと思ったら風邪で出鼻を挫かれてしまいました。
南池袋公園で毎週金曜日にやっているとのことなので治ったら、怒らないよう注意しながら体験してこようと考えています。
ps
一応理系ですが物理はもう40年前の知識です。時々覗かせてもらいます。

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最初… ()
2009-01-02 22:15:06
この文章を読んだ時びっくりしてしまいました。

とねさんは、
社会派関係のルポルタージュを書く才能もおありなんじゃないでしょうか。

それにしても。

>こういうのを鎮めるのは僕の得意分野だ。

普段はそういう関係のお仕事をされてなかったとように思いますが、対応のされ方を見てると、熟練のプロの方のように思えました。

ただただ感心してしまいました。
返信する
お疲れ様でした (千京夕夏)
2009-01-02 23:53:22
とねさん、お疲れ様でした。
レポート面白くそして興味深く読ませていただきました。

ハケン村は、厚生省の施設を5日までハケン村に来た住居のない方へ提供されると、今日ニュースでやってましたね。

寝る場所がなくなると体もきついですが、心が折れてしまうことが心配です。



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キクヤンさんへ (とね)
2009-01-03 00:45:07
キクヤンさんへ

ボランティアと物理(と人生)について僕よりずっと「先輩」でいらっしゃるのですね。失礼しました!
(ちなみにいつも「僕」と書いていますが私は46歳です。)

風邪をひいてしまったことについては、残念に思われる気持ちよく理解できました。

ホームレスの方々への炊き出しは都内各所の公園で行われているようですね。実際にどこで行われているか今回村民の方から話を聞きました。

こういった状況の方々は昔からいましたが、僕は自分とは別の世界の人たちだと思っていました。昨年末から雇用不安のニュースは経済問題、労働問題としてだけの認識でした。でも、今回お手伝いした場所にはネットカフェ難民ではなく長年ホームレスをしてきた方がとても多かったので、自分の今の状態から彼らと同じ状態までは「自然に」つながっているのを遅まきながら自覚した次第です。

単身者でもホームレスはきついですが、家族の長にあってはなおさら悲惨な状況が目に見えています。というか今回派遣村で出会った人たちにも、もともと奥さんやお子さんがいらっしゃった人も多いはずです。奥さんやお子さんはもちろんこの場所には来ていませんからどうなってしまったのかと思いました。

村民の方々は全員男性でした。経済的にくじけてしまった女性の方々はどこに行ってしまったのか、今になって不思議に思いました。(若い女性の場合は容易に想像がつきます。)
返信する
まさんへ (とね)
2009-01-03 01:09:06
まさんへ
コメントありがとうございます。

> 社会派関係のルポルタージュを書く才能も
> おありなんじゃないでしょうか。

文章は書けるかもしれませんけど、もともと僕は平和主義で「戦うタイプ」ではないから、そういうのは精神的にもたないかもしれませんよ。(笑)いつも傍観者でいるというわけじゃないですけどね。

> 対応のされ方を見てると、熟練のプロの方の
> ように思えました。

プロじゃないですよ。僕の「のんびり」とした気分が怒っている相手に伝わって、鎮静するだけだと思います。「まぁ、まぁ」とかなだめるのより普通の日常会話のペースで話しかけるのがいちばん効果があるみたいです。そういう場にあまり出くわしたくないですけどね、昨今の若い人は刃物とか持っている場合がありますから。。お互い気をつけましょう。

怒鳴っている人が年配の方の場合であれば「切れ方も常識的」なことがほとんどですから、安心して応対できると思います。若い方は普通の顔して急に変わることがあるから要注意です。
返信する
千京夕夏さん (とね)
2009-01-03 01:25:03
千京夕夏さん

コメントありがとうございます。こういうわけで「重心と質点の話」は一時中断しています。(笑)

> ハケン村は、厚生省の施設を5日まで
> ハケン村に来た住居のない方へ
> 提供されると、今日ニュースでやってましたね。

そうなのです。1月5日に閉村です。最終日は会社とかの年始になるので、ボランティアが激減することが予想され、後片付け作業が大変だと予想しています。
今日は昨日よりもメディアの方々がたくさん来ていました。民主党の菅直人さんもだいぶ長い間いらっしゃってインタビューに答えていらっしゃいましたよ。

> 寝る場所がなくなると体もきついですが、
> 心が折れてしまうことが心配です

そうなのです。今日は昨日より寒かったです。(京都の底冷えに近い感じでした。)あと、みなさんのあたたかい善意によって張り詰めていた気が緩み、それはそれでいいのでしょうけど、気力も萎えてしまわないかという心配も今日になって浮かんできました。特に開村期間中にお亡くなりになる方がでてこないよう切に願っています。(体調不良で医療サービスの場所にかつぎ込まれる方がいたのは何度か目撃しました。)
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