コルサをベースに1994年に発売されたオペル ティグラです。
「Z」に見えるサイドのハイライトや湾曲したピラーなど遊び心に満ちたスタイリングです。
オペル コルサはこちらをご覧ください。→Opel Corsa 1993-
Opel Tigra Tokyo 2008年撮影

Opel Tigra Tokyo 2008年撮影

Opel Tigra Tokyo 2008年撮影

Opel Tigra Tokyo 2008年撮影

Opel Tigra Tokyo 2010年撮影 <2010年9月画像追加>

Opel Tigra Tokyo 2010年撮影 <2011年1月画像追加>

Opel Tigra Tokyo 2010年撮影 <2011年1月画像追加>

Opel Tigra Tokyo 2010年撮影 <2011年1月画像追加>

<参考データ>
FF/L4,1.1L/Wheelbase 2,760mm,Length 4,010mm,Width 1,650mm,Height 1,820mm
「Z」に見えるサイドのハイライトや湾曲したピラーなど遊び心に満ちたスタイリングです。
オペル コルサはこちらをご覧ください。→Opel Corsa 1993-
Opel Tigra Tokyo 2008年撮影

Opel Tigra Tokyo 2008年撮影

Opel Tigra Tokyo 2008年撮影

Opel Tigra Tokyo 2008年撮影

Opel Tigra Tokyo 2010年撮影 <2010年9月画像追加>

Opel Tigra Tokyo 2010年撮影 <2011年1月画像追加>

Opel Tigra Tokyo 2010年撮影 <2011年1月画像追加>

Opel Tigra Tokyo 2010年撮影 <2011年1月画像追加>

<参考データ>
FF/L4,1.1L/Wheelbase 2,760mm,Length 4,010mm,Width 1,650mm,Height 1,820mm
このテイグラは、4枚目の写真のように街で見ると、リヤのガラスが見えないために、そこの造形がバスケットシューズのすね当てのように見えて、本当に靴にタイヤを四つくっつけたイメージがあり、動感に乏しい感じのしたデザインでした。
少し大きくなると、フォードのプローブとかメルセデスのCLKもそうですが、残念!サイノスは2児のパパである友人が自分用に乗ってるし、セラも町内のおじいさんの愛車。いつも暑いらしく麦藁帽子を被りタオルを首に巻いて乗ってる。プローブははす向かいのオジさんのゲタ、CLKはいい年こいた僕の愛車です。
実はマーケティングから造られたモノって案外ハズレが多いんですよ、もう止めて欲しいなー。
1970年代の排ガス規制でオペルの輸入が中断したとき、女性向け外車マーケットは主にヤナセのアウディに持っていかれたように記憶します。クアトロ以前のあの頃のアウディは今みたいにマッチョじゃなかったですから。80年代に再上陸したオペルは、以前ほどデザインに切れ味がない感じでした。そのような時期に登場したのが問題のティグラ君です。
このティグラ、大内先生の厳しいコメントはさすがプロだと思いますが、湾曲したセンターピラーもお顔も、私はなかなかのものだと思います。リア部分は1992年以降のトヨタ・カリーナそっくりですが、発売はカリーナの方が先でした。この部分は頂けません。
この時代のオペルはカリブラとティグラで、何とか往年のイメージを守ろうと最後の努力をしていたのではないでしょうか。21世紀に入ってからのアストラや最終型のヴェクトラになると、アメリカのデザイナーがCADか何かで適当に絵を描いたようなデザインになってしまいました。
まっ黄色のティグラに乗ってる中年大メタボの自分を想像すると自分でもいかがなものかと思いますが、乗る人を選ぶ車というのは、誰が乗ってもおかしくない最近のミニバンなんぞより、よほど潔いと思います。
前部バンパーの黒い部分がヘッドライトの途中で切れていたり、ドアの後ろ上端の丸みに沿ってリアサイドガラスの端が削られていたり、グラスエリアを絞っているのでボディにキャットウォークを設けているのにわざわざプレスドアにしてみたりとデザイン上の遊びみたいなものが散見されます。
リアハッチ部は初代のサバンナRX-7を想起させる形状です。
同時期のヴィータがTVドラマの影響で良く売れたらしいですが、そういった流行物の通例でピンポイントの一過性のものでしかなかったのでティグラも売れませんでしたね。
女性をターゲットにしようとしても「女の子らしいカワイイ」ものが好きな層がいる反面、そういうところを狙った商品が嫌いな層もいるわけで本当に難しいものです。(ため息)
名前からの連想ですとサンビームが父虎でパナールが母虎、このオペルが子虎といった感じでしょうかね。
http://www.youtube.com/watch?v=pab0umSgpHU&feature=PlayList&p=0ABC5506ECD8E306&playnext=1&playnext_from=PL&index=3
以前大内さんが書いておられたZのピラー処理に似たモノをこの「バスケットシューズ」にも感じておられるのですね。
たしかに難しいモチーフではありますね。
日本ではおっしゃるようなカテゴリーに入るのでしょうけれど、本国ではどうだったのでしょう。若者向けではあったようですが。
ちょっと気になるところではあります。
たしかにここまでやると一種の潔さがありますね。
ウエストラインから前に伸びてフロントを一周するキャラクターラインだけはなくても良かったかもしれませんが。
お読みになったかも知れませんがティグラはタイガーの派生語だそうで、「獲物に飛びかかろうとしている虎」をテーマに躍動感/スポーティさを狙ってデザインされたそうです。
そう思って見るとZのハイライトやピラー形状の「必然性」も納得できる!?
面白い映像をありがとうございます。
次に出てくるC4もなかなかイケテますね。
向こうのCMは楽しいですね~