読んだり・見たり・思ったり。

読んだ本や見たものの感想なんかを語ってます。

ピアノの森 最終話 「カムバック・リサイタル」(2/2)

2015年11月10日 | ピアノの森




キャーというのは黄色い声って表現しますが
なんで黄色いなんですかね。

なんていうのはどうでもいい話でピアノの森の最終話の
ネバタレ的な感想が2分割になってしまいました。

そりゃページ数も2.5話くらいの量ですから…なんていうのは
言い訳なんですが、
ごめんなさい。別れてしまって。

でもここが丁度いいかなーって思ったもので。
ということで後半戦。

阿字野先生が大歓声に迎えながら
ステージに上がってきます。

多分前日のワイルド阿字野(無精髭)の面影は一切なく
それなりにお年はめしてますが、カッコイイのは
変わらないよね。
なくらいカッコイイ阿字野先生が…

ステージに…。


まさかピアノの森を読み始めてこのシーンを誰が想像できただろう。
カイ君の物語で、修ちゃんの物語で、パン ・ウェイや他のコンテスタント
さんたちの物語で、阿字野先生はその若者が進みやすいように
あるための大人ポジションかと思ってました。

でも、このシーンをみた瞬間。
これは、このピアノの森は、カイ君と阿字野先生の物語だったのかも…
なんて思えてきてしまうのでした。

そう考えるとピアノの森を再読する上でまた違った
読み方ができるやん…と。

そしてそうだとしたら、このシーンはなんて感動シーンなんだっ!!
と。


カイ君が沢山ステージに上がるシーンは見てきました
眩い光の中を行くカイ君。

そのカイ君を支えるために、過去のプライドは捨てて
全力でサポートすると決めた阿字野先生。

そんな阿字野先生がいまこうして再び
光の中で大勢の観客に待望されて立つことができてる…。

阿字野先生の努力とカイ君の努力で成し得た結果なのかも
しれないですね。

この場面は。
ああ、胸が熱くなってきました。


そしてめくったページにいるお客様の面々が全て見たことある人達。
小学校の頃の先生。修ちゃんにビデオをダビングしてくれたひと。
司馬先生と佐賀先生の後ろの三人は思い出せないけど
絶対みたことある!!
そして向井っちの彼女と、あ、レフ君らしきひともいる!!!

やばいこのカット。観客の主要メンバーは
アシスタントの人が書いているんだろうなと思っているので
このコマの観客全て一色先生が描いてるのかもっ!!

とか考えると、うひゃひゃーーとなんだか嬉しくなってきちゃいますよ。

と、存在が思い出せない3人わかったら教えてください。
最初、向井っちの両親と先生かとおもったんだけど、
聖子ちゃんカットの女性が違うんだよねー。

でも絶対みたことあるっ!!!

ピアノの森カルトクイズで早押しがあったら
負けてますが、敗北を素直に認め回答を求めてみるのでした。
ふふふ



そんな大勢のファンに迎えられ阿字野先生は
深々とお辞儀をしながら、

「私は待っていた」と
どんな結果になろうと恐れない。
このプログラムがどれだけ危険なのかわかった上で

でも、その曲で、この世界に戻る。

と決めた阿字野先生。
大勢の観客を見つめ、決意を決めピアノの前に座ります。
ピアノは、スタインウェイのようですね。


そう阿字野先生かつて自分が得意としていた曲で、
大勢の音楽関係者が無謀と思ったらとしてもこの曲目で
このカムバックリサイタルに臨んだのは、

カイ君とピアノとであったことで、
「第2の命を授けてもらった今の私の‥」

「生きる意味だからだ」


と。

そんな思いが込められた阿字野せんせいのピアノは
22ヶ月いや、あの子供の時にから待ち焦がれていたパン・ウェイの
耳に心に優しく届きます。

「阿字野そうすけその人の音‥
俺の命を繋いだ音だ!」

とそれよりももっと心に沁み入る優しさに満ちていると…。


若きしの阿字野先生のイメージって孤独で
他者を寄せ付けないイメージだったんですけども。
それでも心にのこる…みたいな。

でもきっとその頃とは違う
優しさや温かさが込められたピアノなんじゃないのかな。
なんて思うのでした。

雨宮父もビックリ。回復の凄さと、
「阿字野くんの輝く音だ」

とかつて憧れた音が再度彼にも伝わっているようです。


その演奏を聴きながら、仲尾梨本先生らも、やったねと。

いかった。

ほんとうによかった。

阿字野先生のリハビリはうまくいき、
若いころよりも深みを持った阿字野壮介のピアノを
演奏することができているようです。




阿字野先生はステージで演奏しながら

この曲を

「天国にいる私の‥
亡き母と‥亡き恋人に‥」

「そして私を蘇らせてくれたカイに捧げたい!」

という気持ちで演奏しているようです。


幼い頃お母さんのために演奏したピアノ。
事故で自分の手の自由と恋人を失い表情さえわすれかけた
阿字野先生。

そんな阿字野先生がカイ君と出会い。
元自分のピアノが育てた一人の少年を
世界に出すため、守るため、全力で戦ってきた。

そうすることで、人としての感情を思い出し、
海にいったり、本気で怒ったり、呆れたり、
弟子のサプライズに翻弄したり泣いたり。

全てを失ったと思った人生が
こうしてまた色鮮やかに復活したことは
カイ君との出会いがあったからなんですよね。


カイ君がそこまでの策士だとは思わないので
二人の相乗効果で今この瞬間があるんだろうな。
って思うのですが…。

バックステージで阿字野先生のピアノを聴きながら涙ぐむ
カイ君。胸が一杯なんだろうね。

ムッシュに客席で聴かなくていいのかと声をかけられながら
「がんばったねカイ!」と言われ
「がんばったのは阿字野だよ」と
カイ君こころの底から阿字野先生を尊敬する。と
見事なカムバックのスタートを切った阿字野先生の演奏に

ムッシュと、カイ君抱き合って、泣きあって。
喜びを噛み締めてます。

もう大丈夫と阿字野先生の成功を喜ぶムッシュ。
リサイタル成功することをしっていたのは
一番近くにいて阿字野先生の腕をしっていたカイ君じゃないのか
と慰めるムッシュ。

うん、ムッシュも頑張った要員なのにね。
大人ポジションってことですかね。

でも舞台は開いてみてからじゃないと何があるか
わからないですからね。
成功するってわかってたとしてもその一音を聴くまでは
落ち着かなかったんだろうな。っておもいます。
カイ君だけじゃなくムッシュもね。。

そんな二人を見ながら目頭を熱くするのはM響のコンマスさんたち。

この人たちも忘れらずメンバーにいました!


とステージではカイ君の言葉を思い出しながら
プログラムを進める阿字野先生。


プログラムの曲を紡ぎながら思い出すのは
カイ君とのリハビリの時間。


「ヘタでいいじゃん」

そう言い切るカイ君。
もう何年もピアノと離れていたのだから
現役のような音が直ぐにだせるわけじゃないってことかな。

「ヘタな現実と向き合う勇気を持たなきゃ
始まらないじゃないか!!」

「そこが最初の一歩なのに‥」


心にグサっとくる一言です。
うう…心が痛い。

阿字野先生と違ってまったく過去に出来た記憶
なんてないけど、それでも自分ならできるんじゃないかって
なんの根拠もない自信を持つことがあります。
自分大好きだからねぇ。

でもきっと自分の今の力を自分自身で認めないと
それ以上成長するのって難しいんですよね。

だからこそ、今の自分と向かい合わないといけない。

カイ君からこんな言葉を聞くとは…。
努力の人で苦労もいっぱいしてきたのはもちろん
知ってるんですが、ピアノの関しては、
修ちゃんが努力の人で、カイ君は天才の人なのかと
思っていたので、カイ君もやっぱり
沢山の苦悩を乗り越えてきたのかもしれないなぁ
なんて思うのでした。

そしてカイ君は続けて、
「ジャンじいなんか70歳を越えてるんだよ!」と
阿字野先生なんてまだ20年もあるじゃないかと
70になったときに、現役に戻ればいいんだ!


と、リハビリが思うように進まないであろう
阿字野先生にを鼓舞します。

そんな思いを受け止めながら丁寧に曲を紡ぐ阿字野先生。

カイ君と共に練習してきた過去得意としてきた曲目。
どんな危険があるとわかっていても、それが評価されなくても
いままでこの曲を母とと恋人へ、そしてカイ君へ
捧げるように紡がれた曲。

阿字野先生が今の力を受け入れめい一杯練習して
ある「今」。

その今最大限の演奏が聞いている皆んなの心に
響かないはずないですよね。

こんな見事なカムバックがあるとは‥と、
誉子さん、修ちゃん、怜ちゃん冴ちゃん、
佐賀先生、司馬先生みんな目に涙を溜めて聴いています。

そして自分の命を救ってくれたと思っている
パン・ウェイは何としても阿字野先生に師事をしたいと
切実に思います。


と、ここで小さいコマながらも最終回にて
救われた男が一人。

雨宮父。


「私は幻に怯えなくていいんだ」と
最高のライバルが帰ってきてくれたのだから…と
眼鏡をしてるので直接涙は見えませんが、
一粒涙がこぼれているようです。

ああ、雨宮父も苦悩の人だったんだね。
恋焦がれた才能が、争っていきたいと思っていた
才能が目の前から消えた。

消化したくても消化できない気持が
屈折した思いが、修ちゃんへの過保護という形に
なったのかもしれないですね。

その失われた希望が戻ってきた。
雨宮父も、これからは修ちゃんじゃなくて自分も
励んでいかないといけないのかな。
なんて思うと救われたのかな…なんて思うのでした。


と阿字野先生の前半の演奏が終わりました。
大歓声のまま前半が終了しました。
阿字野先生も満足そうな笑顔と汗です。


教えてもらった動画をみました。
やっぱり想像していたものとは結構違いましたー。

こんなにも優しいのか…とか
こんなにも激しいのか…とか
これを故障していた手でっ!!???


とか…。

どんな曲だとしても阿字野先生の気持ちは
伝わってくるのですが、
それでも曲目を知ると、どうして阿字野先生が
この曲を好きで、この曲を選んだのかなー…なんて
想像したりするとより一層面白いですねっ!!


さて前半が終了し、休憩にはいっているようです。
ホールにあるのかな喫茶店では、
コーヒーやシャンパン(?)を飲みながら、
阿字野先生の演奏を、阿字野先生を、日本の宝ですよ
なんて話してます。

ゲイの人はお約束的に
「カーネギーホールに伝えなければなるまい」って
言ってるし、光生は阿字野先生に習おうかなー
なんて玉梶先生を裏切るような考えを持ち始めてるし…で、

まさか弟子がそんなことを考えてるなんて
思わない玉梶先生。
後半の協奏曲のオケの準備のためのステージの
動きをみて、
「あれは何?」と

なんだ。なんだ。
騒ついてるよ。

誉子さんも修ちゃんに「あれナニ?」と

指差す先の修ちゃんの目に飛び込んできたのは
調律をする向井さん!!!!


おぉぉぉ!!!!
向井っちキター!!!

それも公言どうり、調律師として歩んでる!!!!
これだけじゃ、カイ君専属かどうかわからないけど
きっとカイ君と関係は切れていないはず!!!!

向井っちはきっと絶対、将来カイ君専属になれそうだね!!
って思うのでした。

と、自分修ちゃんと一緒で向井っちの存在に
驚きましたが、誉子さんが驚いたのはそこではありませんでした。

舞台にはなんと2台のグランドピアノが…!!!

後半は阿字野先生とM響の協奏曲だったはず…
なぜにピアノが2台。

ピアノが2台ということに、会場中も騒ついております。

そんなところに、後半が始まるというアナウンス。
そして告げられる後半のプログラム内容。


「本日のピアノコンチェルト‥曲目は‥」

「モーツアルト作曲
〝2台のピアノのための協奏曲 ホ長調 K.365〝


ラヴェル作曲
〝ラ・ヴァルス〝


共演はMHK交響楽団
指揮はジャン=ジャック・セロー

プリモ(第1ピアノ) アジノ ソウスケ

セコンド(第2ピアノ)カイ・イチノセ」


会場中にアナウンスが流れ、
誉子さんと修ちゃんが楽しそうに目を合わせ

さっきよりも何倍も大きい完成の中、

阿字野先生、
カイくん、

そして拍手をしながらムッシュが

舞台に上がってきます。
この会場にはカイくんのファンも沢山いるので
もう大歓声につぐ大歓声。

特にショパコン審査員関係は
もうすごい興奮模様です!!
会長大丈夫かっ!!!??

そんな師弟への大歓声。

そりゃ、大歓声ですわな。


二人並んで観客へお辞儀する姿を見ながら
あああっ…と胸が熱くなるのでした。

ああ。
師である阿字野先生
弟子であるカイ君。

そんな二人の協奏曲が聴けるなんて…。
なんというサプライズっ!!

師弟+ムッシュ。

阿字野先生とカイくんの関係には
ムッシュはなくてはならない存在。

この3人が舞台あがる奇跡。

あ、ムッシュは指揮でしたね。
流石に3台はなかったかー。
まぁ、ムッシュの指揮も出来る人だからねー。

言い方は間違ってるけど、親子3代って言葉が
この3人を見ていると浮かんできます。

実の親子でもなんでもないけど、
実の親子よりもきっと深い信頼関係で成り立っているのかも
なぁなんて思ってしまうのでした。

いいよね。
この3人。
見てるだけでホワホワ幸せになってきます。

で、そんな3人が奏でる協奏曲。

ムッシュが大きく手を振りかざし、
オケの演奏が始まります。

そしてピアノ越しに見つめるカイくんと阿字野先生。

ピアノの出番がくるまでの束の間、
声に出してるわけではないですが、

そっとカイくんが話しかけます。

「阿字野‥この日を俺は‥」





「ーーずっと夢見てたんだ」


見開きでカイ君。

そして阿字野先生。


カイ君の言葉に応えるように


「私は夢にも思わなかったよ」




と。

このシーンね、一回読んだときさらっと読んでしまい
さらっと読んでへーって思ってしまったのです。


でもでも2回3回と読みにつれ
このシーンの二人のセリフ。

この見つめ合いながら
ずっと夢みてたんだ。と言い切るカイ君。
にたいして、夢にも思わなかったよと言う阿字野先生。

いつから夢みてたんだろうな。
と思って、いつまで夢にも思わなかったんだよな。

と。

ああ、相反する台詞なのに、お互いの目的は
同じなんだな。と。

そしてなによりもこの二人の笑顔が
素敵すぎ。。


ああ、18年。
カイ君の物語は、自分を見出してくれた
阿字野先生とともに、新たなスタートを
ここから切ったのかもしれないですね。。。

ああ、どうだろう。
こんなに最後が阿字野先生押しになるとは
思ってなかったのでビックリです。
が、
なるべきしてなった大団円だったのかな。とも
思えるのでした。


そして
今までの関係者それぞれがそれぞれの思いを
抱えながら二人の協奏曲を号泣しながら聞いています。

画面には取り戻された左手。
その手が奏でる協奏曲。

二人はこのピアノを

「すべての人に」
「捧げる!!」



会場入り口に貼られた後半のプログラム内容。


ーーーーーーー

阿字野壮介 ピアノ・リサイタル
プログラム後半

共演 MHK交響楽団
指揮 ジャン=ジャック・セロー
ピアノ 阿字野壮介
一ノ瀬海

W.A.モーツアルト
2台のピアノのための協奏曲
ホ長調 K.365

M.ラヴェル
『ラ・ヴァルス』
オーケストラと2代のピアノのための協奏曲
編曲;一ノ瀬海

ーーーーーーーーー

うわぁ。このプログラムは
この会場にきている人だけでなく
このピアノの森を読んでいる自分にも
捧げられてるのかと思うと。

自分も感謝をしたくなるのでした。
ありがとうございます

本当に素敵な作品を
ありがとうございます。


とこれにてピアノの森は「fin」ということで完結しました



と感想はおわらないよ。
『ラ・ヴァルス』って曲も聞いてきたのですが。
これには本当にビックリしました。

こんなに明るい曲なのか。と
カイくんが編曲してるとのことなので
まったく同じではないとは思いますが、
古典なクラッシックなんだろうな。と思っていたのでビックリです。

明るい曲調に、二人の、この漫画に出てきた全ての人の
読んでいる私たちの未来も明るいんじゃないか…って
思ってしまうのです!!

一色先生はどういった具合に選曲してるんですかね。
でもきっと最後にこの明るい、先進的な曲を選んだのは
やっぱり明るい未来が待ってるからなのかなー
なんて思えてしかたないのでした。


とさ、前半の最初に言ってた今回の表紙のフライングハグ。
ショパコンのシーンだとは思うんですけど、個人的には
この、カムバックリサイタルの終了後にも
繋がってるんじゃないかなーなんて思うのでした!

ちなみに、衣装が違うので自分の思い込みなんですけどね。
でもきっとこのリサイタル後、きっと阿字野先生とカイくんは
ハグをしたに違うないと信じて疑わない自分ですた。

ところで、衣装。
カイ君はスーツでしたが、阿字野先生は燕尾服でしたね。
カイ君に蝶ネクタイはまだ恥ずかしいのかななんて思ったり。

にしても阿字野先生は燕尾服が似合いますねー。
むふふ。


あーーって感じで最終回、最終話だったのですが、
一色先生にしては珍しく(多く作品は読んでませんが)
その後的な展開の描写がなかったですね。

だからかな、一読したときあれ?終わり?って
思ってしまったのは…。

お話的にはキリがいいんですけど、
まだまだどうなるの??
な興味がとまりません!!

ハッピーエンドだけどさ、
怜ちゃんと阿字野先生の関係とかさ、
パン・ウェイのこととかさ、
修ちゃんや、誉子さん、カイ君はもちろんだけど、
未来の事が一切描かれないでfinでした。


これはスピンオフを期待していいのか…??
とか読み切りで短編がっ!!とか期待してしまうのですが、
どんな未来になるかは読者にまかせるよ。
ってことなのかなーとも思ったりするので、

続編もしくはスピンオフ読みたいです!!!
と切望したいなぁーと思うのでした。


あ、でも一色先生の新作も読んでみたいです…。
くう。自分は欲張りさんですね。


ところでふと疑問。
最終ページに、Specialthanksってことで関係者の名前が
書かれているのですが、下田幸二さん始め編集長とか
名前を知らないですがきっと作品に関わってこられた方なんでしょうが。

個人的な疑問。
最後にかかれた 「KOZO KAKEI」さんというお名前。
どっかで聞いたことがあるのです。
自分で調べてみたりもしたのですが何処にも繋がらない。
どこで聞いた名前だっけなぁー
と気になっているのですが、解る方がいらっしゃいましたら
是非是非教えてくれたりすると嬉しいです。


はぁ。
にしてもやっぱりまだまだみんなの未来気になりますよね。

と、最終回、最終話の次のページに新刊の情報が出ておりました。


連載開始より18年
最終回まで長らくお付き合い頂き、
ありがとうございました。

『ピアノの森』一色まこと
最終26巻は12月22日(火)発売です。
もうしばらくお待ちください。


ってことらしいです。

はい待ちます。
待ちますともさっ!!!

最終回最後のコラムも楽しみですね。
そしてきっとこの最終回はぶっ続けで読んだら
号泣してしまうこと間違いないと思っているので、
またじっくり、最後の阿字野先生エピソードを
読み直したいなぁと思うのでした。



ああああ、
終わってしまいましたね。
寂しさが残ってます。

きっと読みきってない部分あるんだろうな。

また月日が経って読んだときに別の視点で楽しめるのかもな。とか
いろいろまだ楽しめそうではありますが、
とりあえずピアノの森は終了です。


ここまで書き続けてくれた一色先生に
最大の感謝を。
モーニングで連載をしてくれた編集部さんや、出版社さんに
感謝を。
この作品全てに関わってこの作品を届けてくれた人に
本当にありがとうございます。

と一読者として言いたいな。なんて思うのでした。


はぁ。

なんかだらだら書いてしまいそうなので、この辺にしておくよ。



と、前半にもコメントありがとうございます!!
テヘなことや、ありがとうございますなことや
申し訳ないっすなことや、ありがとーーー!なことや
お久しぶりです!ことが書きたいことがあるのですが、
長くなりそうなので別に書きたいとおもいます。
テンション上がってるので、今週末くらいまでには書きたいなぁ。

ってことでコメント沢山ありがとうございました。

そしてなにより、長々したネタバレブログを
読んでいただきありがとうございました。

お付き合いあるがとうございます。
とりあえず、深夜なのでまた改めてお礼を言いたいと思います。

今日は寝ます。
おやすみなさいませーーーー。






ピアノの森 最終話 「カムバック・リサイタル」(1/2)

2015年11月08日 | ピアノの森



始まるのものがあるなら終わりがある。
というのはわかります。

1話完結もの…例えばサザエさんやドラえもん
長寿ものにはきっと終わりがなくてもいいのかも
しれないです。
その年代をずっとループしてるから。

でも成長してくものはどこかで必ず終わりがくるんですよね。
(クッキングパパは別だな…すごいなー)

はい、「ピアノの森」も調度その終わりがきたようです。
悪たれたヤンチャ坊主の一ノ瀬海の成長のお話が

2015年モーニング49号掲載の
第241話で幕を閉じました。


241話って数字になにか意味合いがあるのかなー。
とか思ったりしましたがなんのこじ付けも浮かばなかったので
きっとなんの意味もないのだろー。。と思うんですがね。

一色先生は計算されつくして作品を描いているのかなー
って思ったりするので、話数にもなんか意味が!!!とか
思っちゃいますが、考えすぎなんですかねー。フフフ。


さて、
最終話ですわ。
最終回。

長かったような短かったような。
キリがいいようなもっと読みたいような…、
でも確実に、満足をしながらも、なにか
大切なものを一つ失ったような感覚でもあります。


まぁそんな個人的な心傷はどうでもいいですね。
今回の最終話なんとボリュームアップで56話という長丁場。
ダラダラした感想にお付き合いいただけたらと思います。



今回の最終話の表紙のイラスト。
カイ君が思い切り阿字野先生にダイビングハグして、
フラッシュがガンガンたかれてるシーンってショパコンのあとの
シーンですかねぇ。

最初にみたとき、優勝が決まったときのシーンなんだろうなー
とも思ったのですが…と詳しい疑いはまた後にします…。


「お待たせいたしました。とうとうカイと阿字野の物語が完結です。」
「二人を音楽が自由にする。」


がラスト煽り文。

二人を音楽が自由にする。


最後の煽り文としてはすこし物足りない気もしますが、
最終回を邪魔しない受け取り手で解釈が変わる一言なのかなー
って気もしないのでした。

この煽り文って結構重要なんですよね。
それだけで読みたい、飲みたくないが決まってきたりするし。
難しいお仕事だなぁ。って思います。

ああそしてこんなにも煽り文に注目するのも最後なんですよねー。
はっ!!あとは新刊帯の文言だな!!

あれも密かに楽しみな自分です。


さて、多分表紙のシーンはショパコンのシーンなんだろうなー
と思わせるのは阿字野邸にて流れているテレビが
「ウィナー‥カイ・イチノセ」と告げられ
顔を覆うカイ君の映像。

そんな番組を見るのは阿字野邸の主人の阿字野先生では
なく、便利屋ベンちゃん。と天丸。

てん丸。元気でした!!
もう結構ご老体だろうにうしろ姿はまだまだ元気そうです。

他人の家の中でベンちゃんどころかワンちゃんまで上ってるなんて
阿字野先生心広すぎですわな。

でそんな彼らが見ているテレビの特集内容が、
阿字野壮介特集といえるような内容。

カイ君の3つの賞受賞、その上日本人初の優勝ということが
阿字野先生の悲願がついに叶ったのだと。

うーん。
阿字野先生の野望は優勝ではなかったんだけどね。
カイ君のピアノを世界に届けること。
そうすることでカイ君を森の端から離したかった。

優勝は仲尾先生のお茶目っ気(?)な冗談に
ハマったカイ君が拘った結果なんですよね。

だからこの瞬間っていうのは間違いだよなー。と
マスコミも都合よく解釈するもんだ‥。

ってまぁ修ちゃんとちがって幼い時から目をつけられていた
わけではないから突然出てきたスターの全てを知るわけが
ないって話なので、都合よく解釈せざるを得ないのかもしれない
ですがね。

ベンちゃん、ピッとリモコンでチャンネルを変えますが
またしても阿字野特集。
今度は阿字野先生がショパコンの1次予選で敗退し
それに怒ったジャン=ジャック・セロー(ムッシュ)が
審査員を辞めたよエピソード。

ムッシュが若くて驚くベンちゃん。
でもこの時からムッシュ今と変わらない髪型なので
「ハゲてっけど‥」って本人が聞いていたら余計なお世話な
コメント付きです。

そしてまたしえてもチャンネルを変えたところで阿字野特集。
今度は事故で最愛の恋人と左手の自由を失ったエピソード‥。

どのテレビ局も阿字野壮介特集で持ちきりらしいです。


ってか阿字野先生そうまとめがたった5コマに集約されて
しまったね…なんだかせつないねー。

自分もそうなのですが、テレビの特集とかみて
その人のことを解った気になってる事が多々あります。

でもそうなんだよね。
きっとテレビで報道されたり特集されている部分って
その人のほんの一部分だけなんだよね。。

まぁそれでしか知れないのだから仕方ないのかも
しれませんが、というかそれがなければ全く知らないかも
しれないのだから、ゼロか1なんですけど

その1を100と思わないようにしないといけないなーーー
なんて思ったりするのでした。

はっ!!
ってこんな偉そうなことを書いてますが、
じっさい阿字野先生の100は、18年間分読んできていますが
きっと解ってないのかもしれないですね。


さて、こんなにテレビでの阿字野特集。
時期が時期だからとベンちゃんが言ってますが、
なにが……。

阿字野先生もピアノ室でずっと閉じこもってばかりで
騒がれると大変だよな…と

阿字野先生の没頭ぶりに、心配するベンちゃん。


なんだかんだでやっぱり優しい男なんですね。



と、ドアの外で心配するベンちゃんですが、
これから予定があるらしくノックをすると
時間だよと声を掛け、「そろそろ行こうぜ」と
阿字野先生に話しかけます。

話しかけられようやく顔を上げた阿字野先生。

わ、ワイルドー!!!

きゃーーーーー!!!

かっこいい…と思ったひとは私だけではないはずです(断言)

3日、いや下手したら1週間くらいお風呂に入って
いなさそうなボサボサ頭と無精髭。

何かに没頭して寝食を忘れてしまった男性の無精髭は
かっこいい…と思えてしまうから不思議ですね。

いやでも実際側によったら
一瞬ひくかもしれないですが、阿字野先生は育ちが良さそうなので
きっと歯と顔は毎日洗ってくれてると信じてます。(笑)

そんな無精髭になるくらいまで没頭していた阿字野先生を
引き連れてベンちゃんは何処かへ行くようです。

ワゴン車にスーツやスーツケースを入れ移動の準備。
…もしかして…。

とベンちゃん、阿字野先生の顔色がすごく悪いことに気づき
目的地まで寝ていくように進めてます。

阿字野先生、ベンちゃんに対して回答がタメ語なんですよ!!
個人的な見解なんですが、阿字野先生が他人に対してタメ語を
つかうのは、気を許した相手にだけって思うんですよね。

便利屋であるベンちゃん、元々人見知りしなさそうな性格と
よく気がつき、面倒見も良さそうですものね、
今ではなんか阿字野先生のマネージャーみたく
なってるのかもしれないですねー。

だって阿字野先生。夢中になったら自分のことは放っておいて
ひたすらピアノだけ弾いていそう…。
そんな阿字野先生にコーヒーとか食事とか
甲斐甲斐しく世話をしてくれるのがベンちゃんだったりして。

なんて考えるとやばい…最終回にしてまさかの
腐った乙女心(乙女心じゃないけど)発動か!!!!
なんて密かにニマニマしたりするのでした。

まぁ、ないですけどね。



さてさて、ページをめくると、そこにはサンサンと太陽の光が差し込む
木々の合間にたつ一軒の建物。
そこには

「café ピアノの森」という看板が…。

でそこに来ていた老夫婦のお客さんが、帰国のニュースを
聞いて、カイ君が今日は来ていないのかと訪ねてます。

はい

訪ねた相手。
caféピアノの森のウェイトレスさんは、亜理沙ちゃんでした!!!!

亜理沙ちゃんいたよ!!!
どこにも行ってなかったよ!!!


お客様、亜理沙ちゃんのことを知ってるのか
注文を丁寧にしています。
お話の中で断言されて書かれていないからはっきりと書きたく
ないんだけどきっと亜理沙ちゃんは、何もしらずに一般企業で
働いていたら、浮いてしまう存在なんだろうな。って思うのです。

だから一緒に働く仲間も、お客様も理解のある
こういう環境でお仕事してる姿。

ちょっと嬉しくなってしまうよ。
亜理沙ちゃんも楽しそうにPOSに注文を打ち込んでるしね。

やっぱりこのcaféって…。


と車の音が聞こえベンちゃんが来たことに気づき駆け寄る
亜理沙ちゃん。
ベンちゃんと天丸を大喜びで迎えます。

こういうところ昔と全く変わってないんですよね。
くぅ。要所要所で昔の頃を思い出させるこのテクニック。
ヤラレまくりです。


ベンちゃん、何処かへ行く途中café ピアノの森へ立ち寄ったようです。
目的は頼んでおいた軽食を受け取るため。


でも、目の前に並べられたのはお弁当箱、8個水筒2個という
大量のお弁当箱。

もちろん、その大量なお弁当をつくったのは
玲子さん!!

張り切りすぎて作りすぎたみたいです。


ごめん残していいからというレイちゃんに対して、
経済観念大丈夫かと不安になるベンちゃん。

何しろ厨房の面々をみると、ポン爺はじめ森の端の男性
連中の姿が…。


広々とした店内に移動しながら歩くふたりですが
やっぱり予想どうり、café ピアノの森は、カイ君の
お金で建てられたようで、ローンを返してるのは
カイ君みたいです。


店は広々とした、吹き抜け10mはありそうな室内と
外に設けられたテラス席。

店内の一部階段で上がれる舞台があり、そこには
グランドピアノが佇んでおります。

わぁ。このcafé、気持ち良さそう。
天気のよい日にはテラス席で日光を浴びながら、
森林浴をしながら、
雨の日でも店内で雨音をききながらゆっくり…。

行ってみたいですねー。café ピアノの森。

夏頃山の方に行くことがあって、森の中に
ひっそりとある喫茶店を見つけました。
道から一旦降りなくちゃいけない作りの店だったので
行くのは断念しましたが、きっと美味しい空気と
美味しいコーヒーが飲めたのかなーなんて。。

このcaféピアノの森を見てたら
今度近くまでいったら寄ってみようかな。なんて
思ってしまうのでした。


と、カイ君が建てたお店。
玲子さん曰く、お客様沢山来てくれてるようです。

と、それもそのはず、
この店

「一ノ瀬海の聖地」って呼ばれてるらしいです。
呼ばれてるどころか、日本にかえってくるたびに
店内に置かれたピアノで演奏してるらしく…。

そりゃ、聖地巡礼好きな日本人が多いのを弾いても
お客様来ないはずないよね。
普通だったらチケット入手して聴くピアニストが
本来の力が最も出せそうな環境でピアノを
ひいてくれるんだから…。

私も行きたいです!!!!


にしてもカイ君やっぱり凄いですね。
子供の頃、「俺は森の端の連中を食わせていかなくちゃいけない」
って言ってました。そして阿字野先生と師弟契約を結んだのですが

どうやって食べさせていくんだろう。と思ってました。
まぁ大きくお金を稼げれば、森の端の面々が
何もしないでも食べていけるだけのお金は入手できるかも
しれなないけど。それでは食べさせていくとは言いがたいですよね。

だのでカイ君はどうやって森の端の得に暁の仲間を
食べさせていくんだろう…って思ってたんです。


なるほど…こういう形でした。


森の端が物質的になくなったところで
ああいった仕事しかしてきたことのない人に
はい、事務職です。はい、レジのおしごとです。
って言われたところで出来ない人もいそうですものね。

でも、同じメンバーで見知った顔同士、
接客という業種は変えずに、働くことができたら…。

カイ君の力もあってですが、きちんとした自立になって…。
食べていける環境なのかもしれないです。。

いやーーーー。
自分より何十も年下のカイ君ですが、
自分より何倍もきちんと物事を考えてるのかもしれないなーって
思わされてしまうのでした。


と、ところでこの店一体どこに??

なのですが、まぁ察しの通り、元森の端の再開発事業の土地らしいです。
で、残すよていだった森のすぐ側の土地の使用権を阿字野先生の
力をもってゲットしたようです。

まぁ、ショパコン優勝1回の10代の若者ではまだまだ信頼
は足りないですけど…。
阿字野先生すごいなぁー。
と思いながらも、ムッシュも少しは加担してそうだな。とも
思うのでした。


とさー森のピアノの側にあった大きな木。
消防士さんが、生きてるから成長するよ。っていったまま
回想シーンでしか出てこなかったのですが、
このcaféピアノの森にないの???と
思ったのですがそこは書かれていないようです。

だがしかし!!ベンちゃんと玲子さんのが佇むこの場所!!
その近くの木の根本に立て札があるんですよね。
看板ともちがう立て札。
テラス席だから裏口のほうだとおもうんだけど、
そこにある1本の木。
そして立て札。
文字が書かれてないので、もしかしたら単なる席案内なのかも
しれないですが…。個人的にこの木が
あの森のピアノの側にあった木なんじゃないかっ!!!
っておもうのですよ!!!
焼け焦げた後がないのでコレですって言い難いんですがね、
そんな想像する楽しみを残しておいてくれました。
…実際どうなんだろうねー。



と、そういえば、元森の端再開発で、保証人がある人は
居住も保証されるって話でしたね。
結局、阿字野先生が保証したのは玲子さんと、
ポン爺さんと、亜理ちゃんだけのようです。


森の端…とくに暁なのかな。
ガラの悪い人たちはしょっ引かれましたので
すごく悪い人はいないと思ってましたが、思ったより
みんなまともというか、阿字野先生に頼りすぎては
迷惑がかかるかも。なんて考える人たちだったんですね。。


そりゃ、高校に入ってカイ君行方不明事件の時、
一丸となって黙っていた面々ですものね。
みんないい人ばかりだったのかもしれないですね。。。

うん。



と玲子さん車に阿字野先生がいることを知っていたのか
阿字野先生に声を掛けていいか尋ねます。

が、ダメと即答。

寝てるし、ナーバスな時なのだから全てが
終わるまでは自分くらいしか相手はできないと。ベンちゃん。

いーーーやーーーーー!!!
手術後甲斐甲斐しく面倒を見に行っていたのは玲子さんなのにっ!!
いつ間にかベンちゃんにボジション取られてる!!!


まぁ、阿字野先生も相手が玲子さんだったら気を
使ってしまうかもしれないですからね。

ベンちゃんの方が都合がいいのかもしれないですが…!!!!

阿字野先生と玲子さんのラブロマンスは、caféピアノの森の経営
が忙しくなったことで、お預けみたいです。



いーーーーやーーーーー!!
それにしても、もう、ベンちゃんが世話を焼くってっ!!!!!
一部の同じ思考を持った皆様。
ニマニマしませんかーー????






で、玲子さん、ハッキリとしたダメ回答に不貞腐れながらも
ある物を渡して欲しいと託します。

ハンカチにつつまれた掌サイズのもの…
ポーランド帰国後にレイちゃんに一目散に会いに来た
阿字野先生が返したもの。

カイ君を守ってくれた、森のピアノの欠片。


「お守り」というレイちゃん、今度は阿字野先生に
そのお守りを託すらしいです。


と感傷的になる二人の間に割り込んできたのは
大きは花を髪飾りにしたもしゃもしゃ頭のお姉さん。

おーーー!!
暁女性陣ウェイトレスとなって働いてました!!!!

飛びついてきたもじゃもじゃ頭のお姉さんに驚き
大切なお守りを手放してしまうベンちゃん。
と、颯爽とそれを受け止めたのは天丸でした。

ベンちゃん、背中強打だけどね。

天丸ナイスジャンプ!!
まだまだ元気そうですね。
よかった。


大騒ぎするのに引かれ沢山のホールスタッフが
集まってきましたが。どれもこれも
暁でみたお姉さんたちばかりでした。

よかった。みんないて。

で、モジャ姉さんにベンちゃんが
お花つけるの辞めろって言ってるらしいですが
トレード・マークらしくつけ続けてるみたいです。
で、
「明日は絶対付けてくんなよ!」と。
ドレスコードがある場所に行くようです。


はい。なんと、全員そろって東京に行くらしいですよ!!
お店は臨時休業。


モジャ姉さんは初東京らしいです。


と、ガヤガヤと賑やかな女性陣。
ベンちゃん、店が赤字なのは彼女らのせいじゃないのか…なんて
嫌味言ってますが、女性が強く明るい職場は大丈夫なんじゃないかな
なんて勝手に思ったりしてます。

と、全員そろって東京へ。
それもドレスコードがある場所へ。。。
もうこれって…ね!!!



と突然場面は変わり上海のパン工場。(タブレットじゃ漢字出てこない…)
こう書くとbulletのパン工場みたいですが、

金歯ことハオ氏の工場です。

金歯あの大事故、そして仲間の裏切りという階段墜落を乗り切り
車椅子でクビにコルセットを巻いたままですが、
相変わらず工員さんたちに、クビだ!!と金歯節を浴びせてます。

…ってもう金歯なさそうだけどね。
なんだー元気そうじゃん。
よかったよーーー。

と金歯会長になったらしく、なんと
パン・ウェイが社長として会社を継いだようです。

まぁあの事故のあと現役として経営するのは無理だわなぁ。
とはいえ、パン・ウェイのピアニストとしての活躍は
どうなってるんだ??


と、息子の名前を出され頬を赤らめ喜ぶ金歯。
そこに現れたパン・ウェイ。

近ずくと「お父さんと読んでおくれ」と優しい口調で
パン・ウェイに話しかけます。

そして金歯を諭すように工員さんをクビにしてもらっては
困ると、それをきめるのは自分だから守れないなら
もう戻ってこないよ。と。

というと金歯泣きながらパン・ウェイの手をとり、
何でも言うことを聞くよーと…。まるで人がかわってしまったのよう。

なのかそのままで、死の淵から這い上がった金歯は一部の
記憶を失ったらしくパン・ウェイを唯一の身内と信じ、
彼のいうことをなんでも従順に聞くバカ父親になったようです。

まぁ甘えられる相手をさせられるパン・ウェイは
気持ち悪いことこの上ないようですが、
この状況がみんなの平和のために都合がいいらしいので
我慢しているようです。

ただいつ記憶が戻るかわからないので油断はしていないようですがね。

でも、あの感謝のピアノを弾けたパン・ウェイなら
きっとこの気持ち悪さも乗り切ってくれるだろう。と
思うのでした。

金歯よかったねー。
うん。
人間年をとるとどんどん子供に知能が戻っていくって
言うじゃないですか、金歯も事故がきっかけでしたが、
いつかは老いていきますよね。

そんなとき前のままのパン・ウェイだったら
見捨てていたかもしれない。
下手したら体裁だけ取り繕って、面会に行かなかったかも
しれない。

けど、今はこうやって油断しないまでもみんなのために
話を合わせてあげて、涙を流して喜ぶくらいに
幸せを感じてる金歯。


まったくもって阿字野先生の影響力はすごいです。

ねっ、金歯。よかったね。
金歯も、もしかしたら過去辛い体験をしたから
性格があんなにねじ曲がり、お金に煩い人間になってしまったのかも
しれない。だからこそ、記憶を失ったとはいえ
息子と思える存在が微笑んでくれ家業を継いでくれる…
そんな幸せ。

いかったねー。


ピアノの森最終回、どんな悪い人も
全員ハッピーなのかもっ!!!!

はっ!!
そういえば、暁のメンバーで姿を見せてない人がいる!!
ママ。モーツアルトヘアーでカイくんにモップをぶつけて
食事を奪ったあの性悪女といえるべき人。

いませんね。

マスターらしき人は、あの大捕物の時隠れてるメンバーに
いましたがママいませんでしたねぇ。

まぁ小学生編でかなりな年だったろうからもう
引退して何処かに行ったか、大捕物の時に捕まったか…
どっちかですかね。

まぁ元々嫌いだったのでどうでもいいですが、
金歯がこれだけ救われたのにねぇ。と思うと
ふとどうしたんだろうなんて思ってしまうのでした。


で、金歯。
パン・ウェイにこんどはどこに行くのか訪ねると
「日本へ」と答えます。

「アジノ先生のところか‥」

金歯から阿字野先生の存在を認めるような発言。
いやーーー!!!
私けっこう嬉しいです。
あの不幸な事故をラッキーと思っていた金歯から…。

金歯よかったねーーー。


なんて、自分だけでしょうね。
こんなに金歯のことを思ってるの(笑)
でも、ハッキリとした悪役がいるからピアノの森は
面白いんだろうな。って思う一面もあるのでした。


と、パン・ウェイの向う先は日本。

「阿字野先生のカムバック・リサイタルを聴きに!」

ど笑顔で断言するパン・ウェイ。
秘書的な人がお供するよと声を掛けますが一人でいきたいんだと
断ります


はい、阿字野先生の手術から時間は22ヶ月経過していたらしいです。
22ヶ月。1年と10ヶ月。

出てくる面々の顔が年を取ってないのでそんなに大きく
時間は過ぎてないと思っていましたが、
22ヶ月で阿字野先生カムバック・リサイタルですって!!!


早いね。

22ヶ月なんて自分なら一ミリも成長しないまま
横にだけ大きくなるくらいの成長しかしないで季節を
過ごしていそうです。


あのショパコンから22ヶ月たっていたようです。

パン・ウェイはこの時を心待ちにしていたらしく
足取りも軽く空港へ向かっています。


そして舞台は変わってサントリーホールの前です。
ホール前では大勢の人が集まっています。

チケット売ってくださいボードを持ってるひともいるので
チケットは完売みたいですね。

あと30分でリサイタルの開始を告げるアナウンスに
こちらも笑顔でまってましたな、修ちゃん。

本日の公園のポスターには


「阿字野壮介
カムバック
ピアノ・リサイタル

共演・MHK交響楽団」

とあります。

ひゃーーー。さっきのワイルド阿字野先生も
カッコよかったですが、ポスターの阿字野先生かっこいいです!!

こういう写真ってどうやって撮影するんでしょうねー。
リサイタルやります、ポスター作りましょう。で、デザイナーがイメージ
膨らませて、それに合わせてスチール撮影するんだろうけど、
このドヤ顔ちっくな阿字野先生。

素の阿字野先生だったら絶対自分からはやらなさそうな顔。
どうやってこの阿字野先生を撮影したのか。
撮影風景覗いてみたいなーなんて思ってしまうのでした。


と、阿字野先生のカムバックリサイタル。
かなり多くの人が集まっているようですが、
何年も前にいなくなり、知る人ぞ知る存在になっていたのに、
過去、どこのカイ君のコンテストでも変装一つせず、
歩いていて、一部のコアなファンが騒つく程度だったのに、
何故にこんなに話題に…と思ったら、

メディアが連日カムバックリサイタルを取り上げて
いたらしいです。

本人の希望とはかけ離れた一大イベント。

マスコミも、カイ君がショパコン優勝して、
カイ君自身の動向がメディアの注目の的となり、
カイ君のパリの1日とか密着される存在となった今、

先生である阿字野先生の復活ストーリーが
話題にならないわけがない。と
ガラコンサートや次の公演のオファーを蹴ってまで
阿字野先生のリハビリに駆けつけたカイ君。

話題にならないわけがない。
と、昔の音源をきいたらなんぞこれ!!的な才能。

そりゃ会場で
「若き阿字野壮介パート1から5」のDVDも完売するわなー。
ちなみにCDも残りわずからしいですよ。

一気に時の人となったようです。

と!!若き阿字野壮介DVD、欲しいっ!!!!
というかそんなに動画残ってたんだ!!!

小学生編でテープしかなくって貴重な音源で、
ピエロ編(勝手に名付けた)で修ちゃんがピアノが弾けなく
なったきっかけとなったビデオが1本。


そのくらいしかないと思ってました。


が、あるところにはあるんですね。
ファンって残してるんですね。

で、それを掻き集めるひともいるんですね。
ああああーーー若き阿字野壮介DVD欲しいですねぇー。


さて、座席では誉子さんと白石さんが修ちゃんに
声をかけます。

誉子さんと修ちゃん、あれから交流あったんだね。
誉子さん大好きなのでカイ君が冴ちゃんとくっついた今、
修ちゃんと上手くいってほしいなぁーと思うとおばちゃん。

修ちゃんの甘ったれた部分も、誉子さんの気の強さが
上手くカバーしてくれるんじゃないなかーって思うんですよね。
雨宮父や、子離れできない雨宮母にもキリッと立ち向かって
いけそうだと思うんですよね。
母が気にしそうな家柄にも問題なさそうだし。

いい組み合わせだとおもうんだけどなー。

なんて余計なお世話なおばちゃんです。

と、白石さんが含みで招待したのはカイ君だということで
丁寧にお礼を言う白石さんに対して説明をしている修ちゃんです。


いかった。

カイ君と修ちゃんもきちんと繋がってるんですね。
こういった雑務をお願いしあえる仲なんだなと。

ショパコン終了で仲尾問題から姿を見せなくなっていた
修ちゃんなのでカイ君との繋がりをもっているんだな。と
わかってほっとしております。
にしても修ちゃん、すっかり解説要員だよねぇ。


でそんな修ちゃんはあのままワルシャワに残っていたらしく
今回のリサイタルのために1週間前に帰国したらしいです。

ほう。

ってことはあのあと、アンジェイさんに続けて師事したって
ことですかね。

ってことは雨宮父も、アンジェイさんに師事することを
認めたってことですかね。

そうかー親子関係もきちんと修復してそうだなあぁ。

よかった。
あのあと修ちゃんのエピソードが解説要員以外で
少なくなってきたからさ。

よかった。
親子関係上手くいってそうで。



と、誉子さんと修ちゃんの会話から
カイ君があのショパコンのあと、パリの音楽院に
行ったことが判明しました。

ムッシュの勧めでパリに行ったらしいです。
日本に戻らなかったんだね。

まぁ戻ったところで阿字野先生との師弟関係が終了している今
新たな何かを得るのは難しいってことで、
広い世界に行くことが望ましいって話ですね。
修ちゃんも、日本にいたら騒がれて大変だったよと
日本を出たことを正解だったと断言してます。


ねー。
日本のマスコミって熱しやすく冷めやすい感ありますからね。
そうじゃない部分もあるんだろうけど。

日本人ゆえの日本人贔屓というのかな。
そういうのを無くして海外で活躍してるカイ君が
本当に正しく評価されてるんじゃないのかな。って思います。



さて、誉子さんたちの近くの一般客さんらが、
今回のプログラムの構成について話しています。

なにやら、プログラムの内容が発表されたときに
音楽界が騒ついたらしいです。


その内容というのが、かつて阿字野先生が得意としていた
レバートリーがズラリ。


R.シューマン;アラベスク ハ長調 作品18
F.メンデルスゾーン;厳格なる変奏曲 ニ短調 作品54
F.リスト;超絶技巧練習曲集より 第11番<<夕べの調べ>>
F.ショパン;アンダンテ。スピアナートと華麗なる
大ポロネーズ 変ホ長調作品22


が前半らしいです。


やばい…一曲もしらない。


ってことでありがとうございます!!!
阿字野壮介リサイタルリストを作っていただきました!!!


調べる手間が省けたよ。
そしてあとで語るけどーーーー!!!

興味がある人はコメントにリンク貼ってくれてるので
是非に!!!!!!!


本当にありがとうございます!!



そんな過去阿字野先生が得意だったとされる曲目たち
雨宮父も母と一緒に聴きに来ているらしいですが、その曲目内容に
無謀としか思えないと…。
この人って本当にマイナス思考だよねー。

雨宮母も友達を連れ立って、
生きててよかったわーなんて話しながら楽しそうにしています。




さて、何故にこんなに騒つかれてるプログラム内容なのか…

それは、カムバックリサイタルだからなんですよね。


過去の記憶は思い出補正がかかって、美しくキラキラ輝いて
思い出されるもの。

自分も、昔食べて美味しかったなーって思うのもを
久しぶりに食べたときのガッカリ感たら…って切ない思いを
何度もしています。

自分ではそんな些細な思い出補正ですが、
阿字野先生の場合。

騒つかれてる再度聞かれるようになった若き日の阿字野壮介。
その演奏を否が応でもでも比べてしまう聴衆。

雨宮父はもし、骨董のようなピアノであったなら
カムバックなどしないで思い出だけで栄光を輝かせていた
ほうがよかったのではないかと思い。


佐賀先生、司馬先生ももちろんこの会場に来ていて、
全盛期
比べてしまう、比べられてしまうことを「怖い」と
感じているようです。


まぁ確かにね。

ピアノの曲は沢山あるのだから敢えて昔得意だった曲を
もってきてリスクを高くする必要はないですよね。

でも、逆に考えれば、得意な曲だってことは
阿字野先生が好きだった曲ってことですよね。

そう考えると、練習し、乗り越えていくのには
最も適した曲なのかもしれないな…。
専門家じゃないからそう言えるのかもしれない。
佐賀先生や雨宮父みたくリスクを回避しなければならない
ポジションじゃないからそう思えるのかもしれないですけどね。

にしてもおじ様軍団心配しすぎだよなー。と。


で、修ちゃんの耳に飛び込んできたのは
「光生くん」と呼びかける声。

光生と玉梶先生ももちろん来てました。
それどころか
カイ君の用意した席は、多分1階席9列目くらい。
それより2列前に陣取ってましたwww。


結構なファンぶりですよね。
カイ君誘ったとは思えないー。

どうだろうね。

そんな光生たち、前半のプログラムよりも
怖いと思っているのは休憩を挟んで印刷されている後半の
内容。

「ピアノ協奏曲の演奏を予定しております。
共演 MHK交響楽団」

と書かれているだけで何を演奏されているのか
書かれていません。
玉梶先生の話によると、直前まで曲目が決まらなくて
練習もロクにしていないそうだという噂も広がってる
らしいです。


修ちゃんもそんな話を盗み聞いてプログラムを見直しています。
そんな修ちゃんの耳に届いてきたのは
一般のカイ君ファンの言葉です。

カイ君が阿字野先生のリハビリに付き合うために、
大きな契約を断ったエピソードを話してます。

「一ノ瀬ならするっしょ! それくらい当然だよ」

と知ったように話すファン。
うわーー。
自分をみてるようで恥ずかしい。
浅い知識だけで知った風に話してしまうね。
やるわーーーwww。

なんて他人のふり見てなんとやら、
と思いながらもイチファンとしての発言は
やめないぞ。なんて思うのでした。


修ちゃんはこの会場にいるのが
阿字野先生のファンだけじゃないことに気づきます。

カイ君のファンがカイ君の師匠としての評価を下す。
ってことですよね。

ドキドキドキ…
ドキドキがとまりません。



と、ここで美、美女がきましたよっ!!
美少女というより美女がきましたよ。


誰だっこの美女はっ!!って思ったら、
誉子さんの口から「冴ちゃんだ」と。

冴ちゃんですとー!!
ついでに誉子さん夏休みに遊びに行った時に
パリを案内してもらったらしいですよ。


って!!!
冴ちゃん美女になっただけじゃなく
パリでカイ君と暮らしてることが判明しました…。


まぁカイ君をサポートするのには適役だしね。いいんだけど
彫り師としての道は諦めたのかな…なんて思うと
折角の才能なのにねぇ
なんて思ってしまう自分。
いや、冴ちゃんのことだから、きっとパリでもなにか
才能を活かした日本技術をパリでも活かしてるのかも
しれないですね。
うん、カイ君のサポートだけに収まる女じゃないはずだぜっ!!


とそんな美女になった冴ちゃんに手を振る誉子さんですが、
冴ちゃんは気づくことなくチケットの席へ。

カイ君、関係者結構ばらけさせたのかしらね。

で、誉子さんカイ君の姿が客席にないことに気づき
修ちゃんに聞きますが、カイ君は今日は裏方に徹するということで
バックヤード待機みたいです。

と修ちゃんがここで気付いたっ!!
観客の中にショパコンの感銘者の面々が沢山いることに!!

一角では、会長を主とした審査員軍団。
ピオトロさん、イーゴリーさん、クリスティナさん
エキエルトさん、ヤシンスキさんに九蔵さんまでいるよ。
そしてアンジェイさんと、指揮者のコルトさんと

ホモの 人と、その友達。


そしてよく見渡すと、アダムスキーも師匠と一緒に。
もちろんパン・ウェイもいて……

あ、ハゲの評論家さんはいなくなったね。


世界中から阿字野先生のリサイタルを聞くために
日本に駆けつけてきてる。
その事に気づき修ちゃん、ワクワクがドキドキに変わってます。

やっぱ親子にてるんだねー。

沢山のカメラがステージに向けられて大きなプレッシャーと
感じる修ちゃん。

ピアノの神様にリサイタルの成功を祈ってます。

いやー。
やっぱり修ちゃんは優しいひとだ。
だけど優しすぎて弱い人だ。
もう少し強くなって欲しいですね。

これからのピアニストとしての人生、そんなナイーブじゃ
ついていけないぜ…っておもうのですが。
それも彼の持ち味なのかな。なんてことも思うのでした。



と、舞台袖ではスーツ姿のベンちゃん。
やっぱりすっかりマネージャーだよねぇ。

会場にいる田舎ものこと、
元暁の面々を見つけます。

モジャ姉さん、冴ちゃん、レイちゃん、亜理ちゃんと名前
わからないおねぇさん。

無事に新幹線だか飛行機かだかで東京こられたみたいですね。
モジャ姉さんはベンちゃんがあれだけ言ったのにもかかわらず
トレード・マークの花の高級版つけ忘れてませんよ。
安心してください(笑)


と、カイ君阿字野先生の関係者
ほぼほぼ集まる会場でついに、阿字野壮介ピアノ・リサイタルが
始まるアナウンスが流れます。
モジャ姉さん英語の解説に困惑ぎみ。
日本語のアナウンスは小さい音らしいです。

それだけグローバル対応ってことなんですかね。
このリサイタル。


そして、アナウンスが流れるなか、一人静かにその時を
待つのはパン・ウェイ。
22ヶ月。
いや、金歯に拾われ、監獄ともいえなくないモニターだらけの
部屋でゆいいつ見つけた蜘蛛の糸的な音。

その音に救われ、憧れ自分は作られてきたとおもってるのかな。
22ヶ月ではなく、あのモニターで見つけた瞬間から
この時をまっていたんだ!!

と誰よりもこの会場にいるきっとだれよりも強い思いで
阿字野先生の出番を待ちます。

そして前半のプログラムを思い返し、
この選曲が吉となるか凶となるかと考えて不安になる
佐賀先生と雨宮父。


みんなの気持ちが重なり合うなか、森のピアノの欠片を
手に握りしめて

「いこうか」

と光と大歓声が待つステージへ阿字野先生は向かうのでした。



きゃーーーーー!!!





ってところでネタバレ感想前半にしときます。
いや、ここまでにしないと残りの感想が雑になりそうなの
だからと眠れなくなりそうだから。

ってことでなんだよ。最終回終わってるのにネタバレ
引き延ばすのかよって声が聞こえてきそうですが
ごめんなさい。

後半の阿字野壮介リサイタルの感想はまた明日にでも
終われば上げたいと思います。

ってことで一旦おやすみなさいです。
読んでいただきありがとうございます。
お疲れ様ですまた残りもお付き合いいただければ
嬉しいです。

おやすみなさいませーーー。

本日発売のモーニング49号に『ピアノの森』最終話掲載されております!!

2015年11月05日 | ピアノの森



2015年11月5日です
昨夜12時をすぎたところで、最終回をいち早く読もうと
自転車に乗って最寄りのコンビニへ….
12時15分、モーニングって買えますか?と
訪ねたら、今日はまだ入荷していませんと。。。

仕方なく、次のコンビニへ…


未入荷…



夜中に自転車飛ばして4件のコンビニをまわりましたが
全て未入荷…2時位にはいってくるそうで…

まてるかいっ!!

ということで夜のモーニングゲットは諦め
家にかえって不貞腐れながら眠りましたとさ。

な昨日でした。
はぁ、自分の家がやや田舎なの忘れてました。

都内や駅前のコンビニなら並んでそうですけどね
自分の家の周りはその後の配達ルートのようですね…。


昨日の夜中にゲットできた人、Dモニ読者さん
おめでとうございます(笑)

仕方なく、朝一の駅コンビニで
モーニングゲットしました!!!


もうねぇー自分は電車通勤で結構な時間
電車に揺られているのですが、
熟読。

今日の朝の通勤時間はとっても短かったです(笑)
遅延してたのにね。


ふはー。
最終回は、詳しい感想はまたあとでネチネチ書きますが、
総まとめというべき最終回でした。

だので朝読んだ時は、そこまで胸が熱くなることは
なかったですが、
帰ってきて、もう一度噛み締めながら読んだら
もうね、もうね、なんていうんだろう。
「愛おしい」というのが的確なのかな。

そんな感覚になったのでした。

あーーこれねー
絶対、単行本で読んだら泣けます。
そしてこの最終回納得する。

今回、最終回まで時間が空いてしまったのは
惜しいっ!!!
あの阿字野先生の男泣きから一気に読んでたら
号泣とまらなかっただろうなーと思うのでした。


いやー。
これ来月の最終巻楽しみです。


読み終わって、パタンと本を置いて
目をつむってカイ君の歩んできた軌跡を
思い返す自分がいるだろうなーと
想像ができてます。

新刊の発売の予定は1ヶ月ずれて12月22日の予定らしいですよ。




ああああああああああーーーー
ピアノの森が終わってしまったーー

これ以上かいているとネタバレバレバレしそうなので
自粛。
といっても後で書くんですけどね。


今回は最終回ってことでそして増ページってことで
週末に書ききれるかどうか定かではいですが、
週明けにでも一度見に来ていただけたら嬉しいです。
たぶん、すごく長くなる気がします(笑)

よければお付き合いください。




と、オヤヂヂーさま。
泣けなかった…ですよね。
たしかに、泣ける回ではなかったです。
でももう一回しつこくよんだらすごく深いです。

あっさり読んだらあっさり終わる最終回でもあるんですが…
もうねーあのあのシーンとかっ!!!
きっと読み直してくれることを期待してます。

うみうさぎ様。
私も~!!!行きたいです。
まだ多くは語れないので感想で熱くかたります(笑)
でも本当に最終回なんですよね。

単行本が発売されるまではまだ終わってないけど
うん、長く付き合ってきた作品だからこその
寂しさともっと読みたいっていう欲求が
あるのかもしれないですね。

眞由美様
5回号泣とはっ!!
やりますな!!
フィナーレありがとうですよね
本当に読むたびに違う発見をして
嬉しくなったりジーンとしたりです

阿字野先生の演奏した曲
探しにいかないとーーー





むふー。

さてと。
寝る前にもう一回読み直してから寝たいと思います。

また週明けお付き合いください。
おやすみなさいませーーー。







ピアノの森 最終回は 11月5日発売のモーニングに掲載です。

2015年11月04日 | ピアノの森



風邪をひきました。
久しぶりにー1日寝てました。
って文化の日でお休みだったので勿体無い祭日でした。

寝てるんだからとピアノの森読破するぞ!と
思っていたのですが、ダルさでただひたすら眠るという…
くそう。
自分の馬鹿野郎っ!としか言えないのでした。

と、と、ピアノの森最終回

ついに、あと2時間後になりましたね。
取り敢えずコンビニにいくかどうか2時間悩みます。
…行きそうだけどね。


あー行ったら今晩寝れない気がする…
けど早く寝ないと…明日がお休みだったらいいのにね。


ってことで、担当さんのTwitterに画像のりましたね!
コメントにかっきーさんが、画像あげてくれました!!

最終話のタイトルが「ガムバック・リサイタル」

あぁぁーーーーもうねぇーーー。
阿字野先生メインだよ、な予想。


ああー18年。
個人的には、アッパーズの頃は知らないので
18年という年月付き合ってはいないのですが、
それでもやっぱりね。
長い連載ものって、いつの間にか最終回終わってたとか
あったりするのですが、
長く追いかけてきた作品なので最終回を
こうやって迎えることが出来て嬉しいなぁーとも
思ったりするのでした。



さて、さて皆様、
ピアノの森最終回が掲載するモーニング。
それぞれ楽しんでくださいです!!!




と、大変遅くなりました。
コメントのお返事っ!!とか
思ったのですが、全部に返すのはめんど…
かえせないよーーーって悲鳴をあげてみます。ので
まとめて。

ごめんなさいねー。

私のbestピアノの森シーンはどこかなーって
考えてたのですが、

森の端の森のピアノでカイ君がピアノ弾いているときに
阿字野先生が来て「一緒にピアノをやらないか」

のシーンが個人的にNo.1です。

ここからカイ君と阿字野先生の物語が
始まったんだなーと思うと、この奇跡。
修ちゃんに言われて森へ行った阿字野先生。
お客に乱暴されてムシャクシャして森のピアノを
弾いていたカイ君。
いろんな奇跡があったから二人は出会って、そして…とか
考えると、あのシーンなくしてピアノの森なしっ!!
って思うのでした。


2位3位は色々ありすぎて…ねぇ。
読んだ日のテンションで変わります(笑)


にしても皆さん結構好きなシーン被ってるもんですね。
これだけキャラクターたくさんいるのだから
別れてもいいのにね。って思ったのですが。
やっぱり印象深いシーンは残りやすいのでしょうかねー。



そしてー好きな漫画っ!!
といえば、ピアノの森以外だとー

「ガラスの仮面」ですねっ!!

色々雑多に読んでるので面白い作品は沢山
あってーどれもこれも甲乙つけがたいですが…。

やっぱり天才と秀才っていう系図の漫画は
普通に読んでて面白いですね。

そういった意味で曽田正人さんの漫画も好きですねー。

きっと世の中には沢山名作が隠れてるんでしょうねー。
それに出会えた時は運命なんだな。って思うとのでした。




と、過去記事読んでくれたようで…
恥ずかしいやらなにやら…。
たいがい1ヶ月前に何を書いたのかなんて
すっかり忘れますので、ご了承ください(言い訳)
にしても花田少年実写挫折したかー。
見た気がするんですけどねー。



と、過去記事で思い出しました。
最近始まったドラマ、コウノドリ。モーニング掲載の
作品ですね。

そこでジャズピアノが素敵な演奏なのですがね、
そのピアノ担当している人が清塚信也さんという人らしいのですが、
この人、のだめの千秋先輩、神童のワオとかの演奏を
担当してうたピアニストさんなんですって。
ピアニストさんの演奏とか聞き分けが得意な自分ではないですが、
やっぱり魅力あるピアニストさんっていうのは
何か惹かれるものがあるのかなーなんて思いました。

あ、神童も面白い漫画ですよ!

と実際のショパコン情報や、聴くと楽しい曲紹介も
ありがとうございます!!!


いろいろ勉強になります!!
そしてもっともっとピアノの森が楽しくなりますねー。

コメント本当に沢山ありがとうございました。
新しい方もいらしたようで。
嬉しいです。
まとめてのお返事ごめんなさいなのでした。


さて。
木曜日まであと1時間になりました。
そろそろこの辺で、いろいろ片付けて
12時に備えたいと思います!!

とりま、あしたまたーーー!!!!

おやすみなさいませっ!!