瀬戸際の暇人

今年も偶に更新します(汗)

07年、クリスマスには歌を歌おう♪その1

2007年12月15日 23時04分27秒 | クリスマス
はぁい♪ミス・メリーよ♪
1年振りね、皆、元気してた?

今年もクリスマスが近付いて来たわね。
ツリーやリースは飾ったかしら?
ケーキは手配済み?
本格的に全て手作りで準備する予定の御家庭も在るでしょうね。

今年も12/15~12/26の12日間、クリスマスについて、ちょっとした話をする予定なの。
良かったら聞いて頂戴!

今年は特に…そうねェ…クリスマスの料理について、お話しようかしら?
皆は、クリスマスに食べる料理と言ったら、何をイメージする?

――大きな鳥の丸焼き?

OK!じゃあ今回は、『七面鳥の丸焼き』について、お話しするわね!


『ロースト・ターキー』こと七面鳥の丸焼きは、英米のクリスマスでは今でも欠かせない料理なの。
でもその歴史は、コロンブスが新大陸を発見して以後の事。
意外と新しい習慣なんですって。

もっともそれ以前から、ヨーロッパでは大型の鳥の丸焼きを、クリスマスの食卓に出してたそうよ。
ただ七面鳥ではなく、孔雀や鵞鳥・白鳥等が選ばれてたんですって。
18世紀迄、ヴィクトリア女王のクリスマスの食卓を飾っていたのは、白鳥の丸焼きだったそうなの。
それが19世紀以降、白鳥に代って七面鳥の丸焼きが供されて以来、イギリス一般家庭でもポピュラーなクリスマスメニューになったんですって。

七面鳥は北米原産キジ科で、雄は体重15㎏にもなる大型鳥。
動きが鈍重で捕まえ易かった為、アメリカ移民にとっては貴重なタンパク源だったの。
現在でも『感謝祭(サンクスギビング…アメリカでは11月の第4木曜日、カナダでは10月の第2月曜日にあたる祝日。)』のメインディッシュには、七面鳥の丸焼きが登場するわ。
クリスマスのメニューにも加えられたのは、恐らく暦的な近さが理由じゃないかしら。

イギリスには16世紀、スペイン人がメキシコから七面鳥を持ち帰って以来、徐々に広がって行き…19世紀のクリスマス、女王の食卓を飾った件で、すっかりメニューに定着したという訳ね。

丸焼きした肉の中には、栗や玉葱・クルトン等を詰め、付け合せに人参やじゃが芋等の温野菜を飾り、甘いクランベリーソースをかけて食べるのが一般的よ。
肉汁のたっぷり詰った丸焼きは、見ているだけで食欲をそそられるわ。

日本では七面鳥が一般的じゃない理由から、鶏を代用してるのが普通。
フライドチキンで売ってるケ○タッキーにとって、クリスマスは最大的重要行事でしょうね。


それじゃあ此処で1曲目のクリスマスソング♪
…と言っても今回紹介するのは、クリスマスに歌われるものじゃないんだけど…。
有名だから、知ってる人は多いと思うわ。




             【アメイジング・グレイス】 


Amazing Grace How sweet the sound♪

That saved a wretch like me~♪

I once was lost, but now I'm found♪

Was blind, but now I see~♪


Twas grace that taught my heart to fear♪

And grace my fears relieved~♪

How precious did that grace appear♪

The hour I first believed~♪


Through many dangers, toils and snares♪

I have already come~♪

'Tis grace has brought me safe thus far♪

And grace will lead me home~♪


The Lord has promised good to me♪

His word my hope secures~♪

He will my Shield and Portion be♪

As long as life endures~♪


Yes, when this flesh and heart shall fail♪

And mortal life shall cease~♪

I shall possess, within the veil♪

A life of joy and peace~♪


The earth shall soon dissolve like snow♪

The sun forbear to shine~♪

But God, Who called me here below♪

Will be forever mine~♪            



【訳】

素晴しき恩寵 その甘美なる調べ

私のように 堕落した者も救いたもう

かつては道に迷いしも 今では見出され

盲目なりしも 今では目を開かれた


その恩寵こそが 私に畏れる事を教え

その恩寵が私を畏れから救った

何とも尊き 恩寵の現れ

その時にこそ 私は初めて信じる事を知った


幾多の危険 苦難そして誘惑が

私に訪れようと

恩寵のお蔭で 私は此処まで健やかに来た

そして恩寵は 私を家路へと導きたもう


主は私に良き事を約束された

主の言葉は 私の望みを保証する

主こそ私の盾 私の一部

命長らえる限り


そう この肉体と心が朽ちて

限り有る命が終わる時

私は帳の中に隠されている

喜びと平和を得るだろう


いつかは地球も 雪の様に消えるだろう

太陽も輝きを失うだろう

しかし私に呼びかけてくれた主は

常に私とともに在るだろう



讃美歌2編167番、【我をも救いし】の名前でも流布しているわ。
作詞者はイギリス人の牧師ジョン・ニュートンと、詩人ウィリアム・クーパー。
作曲者は諸説有れど不詳。

ジョンは若い頃、黒人奴隷を輸送する「奴隷貿易」に手を染めていたの。

1748年5/10、彼が22歳の時――彼の乗る船が嵐に遭遇。
今にも海に呑まれそうな中で、彼は必死に神に祈ったそう。
すると奇跡が起こり、船は嵐を抜けられた。

その後彼は船を降り、勉学に励んで神父となった。
この詩は神父となった彼が、若い頃に体験した奇跡を思い出して作ったそうよ。

あの様に堕落した自分でさえも、神は救われた…。

若かりし自分に対する深い悔恨、神への感謝…それらの思いが、この歌には篭められているの。

クリスマスの歌じゃないけど、クリスマスに歌うにはぴったりだと思わない?



今夜は此処まで。
それじゃあ皆、明日も楽しく歌いましょう♪



参考)…ウィキペディア(歌が聴けます→http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%82%A2%E3%83%A1%E3%82%A4%E3%82%B8%E3%83%B3%E3%82%B0%E3%82%B0%E3%83%AC%E3%82%A4%E3%82%B9)


どうも…こっからはびょりです。(照笑)

写真は今年ハウステンボス、ホテルヨーロッパ正面玄関に飾られてるクリスマスリース。
多分場内最大サイズじゃないかと。

…本当は七面鳥の丸焼き写真を載せるべきなんだろうけど……済みません、持ってないの。(汗)
実は自分、鳥肉どっちかっつうと苦手なんだよね~。(汗)

コメント (2)    この記事についてブログを書く
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2 コメント

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おっ!お仲間か? (gura)
2007-12-16 15:04:45
この季節になるとケン○ッキーやモスもチキンの予約を受けつけていたり お惣菜やさんが丸焼きを売っていたり・・・あんま嬉しくない

家族は骨付きのチキン、私は別肉って感じで面倒なんですよ(笑)

でもクリスマスは好き
ハーレムメッセンジャーがキラキラの街に来るから
返信する
ぐらさんも鳥肉苦手ですか (びょり)
2007-12-16 19:57:57
子供の頃、絵本で見た鳥の丸焼きが凄く美味しそうで、親に強請ったんですよ。(笑)

でもあんま美味しく感じられなくて、結局残してしまい・・・。

以来鳥肉は積極的に食べなくなりました。(汗)
皮や脂身部分外せば・・・つまりツクネとかなら、それなりに食べられるんですけどね~。

ゴスペル今年も聴けました♪
やっぱりハウステンボスのクリスマスには、ハーレムメッセンジャーが欠かせませぬな。

コメントども有難う御座いました~!
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