瀬戸際の暇人

今年も偶に更新します(汗)

秋那須美味街道1

2008年10月01日 00時06分44秒 | 旅の覚書
まるで旅行会社がキャッチコピーに使ってそうな有り勝ちタイトルですが(苦笑)……え~帰ってます。
ただいま~!

1ヶ月前に家族と行ったばかりですが、再び那須に、今度は友人と行って参りました。
そんな訳で今日からまた暫く、那須旅行記を書かせて頂きます。
予定としては10/13位まで…まぁ成り行き任せで。(汗)

それでは↓よりスタートです。




・9/27、那須へ旅立つ。

行きの足はJR高速バスが運行する、『那須リゾートエクスプレス』。
(→http://www.kakuyasubus.jp/kanto_koshinetsu/momiji/index.html#sub_discount_anc)
片道基本3,300円で、新宿駅新南口~那須湯本温泉迄繋いでるという、貧乏人に優しい交通機関である。
ネットで決済すれば更に5%割引して貰えるし、コンビニでも乗車券を買えるのが便利。
自分らはこのバスを利用して、那須湯本2つ手前の『一軒茶屋』迄行こうと決めたのです。

朝新宿駅ホームに降りて、高速バス乗場の在る新宿新南口を目指す。
きっぱりホームの最果てに新宿新南口は位置している。
この日ホームに流れたアナウンスによると、何かトラブルが発生して大幅に電車が遅れていたらしい。
巻き込まれなくて良かったと安堵する。
旅行する際何が1番不安かって、足が正常に動いてるかどうかだ。
今のトコ旅立つ前からトラブルが発生して、旅行自体が頓挫した経験は無い。
幸いな事だと思う。

新宿新南口から出て、案内看板の言う通りに階段を下りる。
下りて直ぐ右が高速バス乗場(&乗車券売場)、その隣はコンビニなので、車中飲む用のドリンクを買ってく。
乗車券売場の在る建物奥がバス乗場、中は乗車を待つ沢山の人達でごった返していた。
最も人気が高いのはTDR行きらしい。
幾らくらいか知らんけど、乗換無で行けるのもポイント高いんだろうな。
ところで高速バス新宿乗場のトイレは綺麗だけど2ヵ所しか無いんで、先に何処かで済ませとくか、早目に来て済ませておいた方が良いですよ。

発車時間の8時20分近くに、友人がのんびり到着。
幸いバスが少し遅れている事を話すと、「ちょっくら隣のコンビニで飲物買って来るわ」と言って出て行く。
その直ぐ後にバス発車のアナウンスが流れて焦った。
慌てて携帯で呼んだ。
自分も友人も時代に逆らって携帯を持とうとしなかったマイペース人間。
それがお互い去年、遂に手にしたのでした。
それだけ携帯が世間に浸透した証、無いと会社にまで「仕事にならん」と文句言われるからねえ。(汗)
それでもお互い頑固なアナログ人間。
2人車内で「やっぱアナログが1番!」な激論を飛ばしていたのでした。


私「フィルムカメラも下火…これからは出荷台数を公表しないとか、ニュースで流れてたしなぁ…」
友「俺未だにフィルムカメラ派だぞ。デジタルじゃフィルムカメラほど美しくは撮れん。」
私「いや今はデジカメでもプロ裸足な写真を撮れる時代になったから。以前は確かに画素が粗くて実用性低かったけど。パソにもUP出来る事が普及に拍車をかけたのだろう。」
友「俺パソ持ってるけど殆ど使わねーぞ。使わない内に壊れちまった。携帯も殆ど使う機会無いな。自分からはメールすら飛ばした事無ぇし」
私「買った意味は!?」
友「頑張ってカセットウォークマン使ってるし…磨り減る度に修理に出して居るんだ。なのに店から段々カセットが消えて行ってなあ…」
私「今や修理するなら新しいの買った方が安くつくからねえ」
友「昔の物のが絶対品質が良いのに」
私「昔の製品ほど長く保つのは確かだね。CDが出た当時『半永久的に音が保存出来る』って触れ込みだったけど、実際には10年経ったら音が消失して行くし。雑音気にしなきゃレコードやカセットの方が長く保てるのが本当だろう」
友「カセットならコピーガードも効かねぇしな(笑)」
私「ハイテク社会の隙間を突いて音を盗むなんて、なんかルパンのキャッチコピーぽくって格好良いよな(笑)」
友「という訳で今日もこうして持って来ている(笑)」
私「レコードとカセットとCDのプレーヤーを同時に買って使ってたんだけど…CDプレーヤーは5年経たずに壊れちまった。10年くらい経ってカセットプレーヤーも壊れた。けどレコードプレーヤーは未だに壊れとらん」
友「CDは壊れたらホントどーしょもねーよなー。レコードなら無理に手動で音出す事可能だけど(笑)、CDは全く融通利かん」
私「だからこそ業界的には普及させたいんだよ。壊れたら買い換えるしかない訳だから」
友「ほんと嫌な時代になりました!(笑)」
私「不自由な時代になりましたな!(笑)」


ってな会話を延々としてた記憶が…。(苦笑)
時代遅れのロンリーウルフ、そのせいか旅行は大抵この友人と行ってる。
ひたすらマイペースなんで、お互い気楽で居られるのだ。

バスは東京駅八重洲南口でお客を乗せた後、高速に入りました。
車内は満員、夏休みを過ぎても相変わらず那須は人気が有る。

途中羽生SAでトイレ休憩の為に10分停車しました。
これが毎回結構楽しみだったり、トイレついでに土地の土産を覗けるから。
どうせなら20分停車して欲しいものだ。

羽生SAを出た後は一気に栃木に入って、那須塩原まで走って行った。

那須塩原に入った先からは、各駅ならぬ各観光名所に停まるバス。
ホウライ~千本松駐車場(多分那須最大の牧場、広大な敷地にはアミューズメントが溢れてる)~下田野~アグリパル塩原(道の駅みたいな施設)~塩原カントリークラブ前~戸田~友愛の森(那須市の道の駅)~ホテルエピナール那須~東急ハーヴェストクラブ那須~一軒茶屋~新那須~仲町~那須湯本温泉。

先に書いた通り、うちらが降りたのは一軒茶屋。
名前の割に付近にはコンビニしか建ってないが。(恐らく昔は茶屋が1軒建ってたのだろう)
着いた時刻は予定より25分程遅い12時半。(高速で渋滞に遭ったんで)

そっから今回の宿である南ヶ丘牧場へは徒歩で約20分かかる。
しかし一軒茶屋~牧場へ行くバスは無く、他に手段を選べんのだ。
何時の間にか新しく出来てた交番を右に見つつ、2人重い荷物を背負って、上り下り険しい坂道を進むのでした。

道路にはゴロゴロと青いイガ栗が転がっていて秋の風情。
ビュンビュンと忙しなく走る車に注意しながら、上っては下り下っては上る。
本音結構きつい…なのに2人共一向に免許を取ろうとしない。(苦笑)
だって人轢く自信有り有りなんだもん。(汗)

そろそろ紅葉の気配漂う林道、疎らに建つホテルや新興宗教の本尊を過ぎて、13時近くに牧場に到着。
チェックインは14時だったんで、先ずは荷物を受付に預かって貰いに本館へ行く。
記事上の写真が本館の『庄屋の館(↑)』への玄関(か?)、白川郷の旧庄屋の家屋を移築した物だとか。

荷物を預けた後は、もう兎に角お腹ペコペコだったんで、食堂でも在る本館内で昼食にしました。
(写真は後で紹介するが)火のくべられた暖炉が切ってあったり、内装もかなりクラシックかつモダンで、素敵な雰囲気の食堂なのです。



↑そこで戴いた牧場自慢の牛乳。



↑そしてこんがり狐色に揚がったペロシキ。



↑中身は挽肉&炒めた玉葱。(キャベツも入ってるか?)
シンプルながらとっても美味しいv
かなり人気が高いせいか、冷凍持ち帰り用のも販売してる。
油で揚げてるのに、ちっともしつこくないんだ~。
それだけ良い油を使用してる証拠だろう。

友人はサラダとペロシキとデザート(ミルクプリンだった)が一緒になったボルシチセットを頼んだ。
ボルシチも昔から評判が高い、何時間も煮込んで作るから、肉がトロトロに溶けてて、風味が頗る宜しい。
お好みで入れて下さいとサワークリームが添えられている。
ランチを食べるならこっちの方が得でしょう。
てゆーかお腹ペコペコ言っといて、ペロシキ1個で足りるのか聞かれそうだが(笑)、後で食べようと思ってた物が有ったんでね~。

此処の牧場のメニューがロシア風なのは、南ヶ丘牧場の初代がロシア人から酪農生活を教わり、文化を受け継いだ為であるそうな。

・南ヶ丘牧場公式HP(→http://www.minamigaoka.co.jp/)




【続】

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