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瀬戸際の暇人

今年も休みがちな予定(汗)

2010年、クリスマスには歌を歌おう♪その12

2011年01月09日 21時25分16秒 | クリスマス
はぁい♪ミス・メリーよ♪
遂に今夜で12回目、皆とお別れの時が来たわね。
でも悲しまないで!
街にクリスマスのイルミネーションが点る頃、私は必ずここに帰って来るから!

ラストの今夜はアメリカのクリスマスについて話そうと考えてたんだけど、難しいのよね~これが。
だって人種のるつぼアメリカは、多種多様の文化が入り混じる国だから。

世界中から移民を受容れるアメリカは、その国の伝統・習慣をも取り込む事で、自国の文化を発展させて来たの。
クリスマスはその好例。
かつてヨーロッパからの移住者によって伝えられた様々な聖ニコラウス像は、全部をミックス後加工されて、「サンタクロース」と言うアメリカの商業キャラクターに生れ変った。
デパートの売り子に宅配ピザ屋の店員にホテルスタッフ…12月の街にはサンタが溢れてるわ。

かつて北欧の樹木信仰の象徴だったクリスマスツリーも、アメリカでは国力を誇示する為のイルミネーション。
ニューヨークのマンハッタン中心部、ロックフェラーセンターには、毎年世界最大のクリスマスツリーが立つ事で有名。
首都ワシントン、ホワイトハウス前の広場に立つクリスマスツリーも、華麗さでは負けてないわ。

今やアメリカは他国にクリスマスを輸入する立場に居るけど忘れないで、その根っこではアフリカ・アジア・ヨーロッパの古代文化が息衝いてる事を。
イッツ・ア・スモール・ワールド、クリスマスを通して見れば、世界の文化の成り立ちが解る…かもしれないわね。


これにて2010年(もう2011年だけど)のクリスマス雑学講座は終了、12回に渡って付き合ってくださり有難う♪
最後に紹介するクリスマスソングはやっぱりこれ――「We Wish You A Merry Christmas(クリスマスおめでとう)」!
イギリス伝統のクリスマスキャロルらしく、歌詞にプディングが出て来るわね。

歌いながらサヨナラさせて貰うけど…次に訪れるクリスマスが、皆に幸福を運んで来る事を、メリー海の向うから祈ってるわ!
じゃあまた、クリスマスに会いましょう♪





               【We Wish You A Merry Christmas】




We wish you a merry Christmas♪
We wish you a merry Christmas♪
We wish you a merry Christmas♪
And a happy New Year♪

Glad tidings we bring to you and your kin♪
Glad tidings for Christmas and a happy New Year♪

We want some figgy pudding♪
We want some figgy pudding♪
We want some figgy pudding♪
Please bring it right here♪

Glad tidings we bring to you and your kin♪
Glad tidings for Christmas and a happy New Year♪

We won't go until we get some♪
We won't go until we get some♪
We won't go until we get some♪
So bring it out here♪

Glad tidings we bring to you and your kin♪
Glad tidings for Christmas and a happy New Year♪

We wish you a merry Christmas♪
We wish you a merry Christmas♪
We wish you a merry Christmas♪
And a happy New Year♪

We wish you a merry Christmas♪
We wish you a merry Christmas♪
We wish you a merry Christmas…♪

…And a happy New Yearーー♪



【訳】

★クリスマスおめでとう
 クリスマスおめでとう
 クリスマスおめでとう
 それと幸せな新年も

※嬉しい頼りが届いたんだ
 貴方に そして皆に
 クリスマスのお祝いだよ
 それと幸せな新年も

 早く食べたい いちじくプディング
 早く食べたい いちじくプディング
 早く食べたい いちじくプディング
 もう待ちきれないよ

※繰返し

 此処に居るよ
 此処に居るよ
 此処に居るよ
 一緒に食べよう

※繰返し

★繰返し

 クリスマスおめでとう
 クリスマスおめでとう
 クリスマスおめでとう

 それと幸せな新年も…!



…〆は毎度このクリスマスソング。(汗)
元来のクリスマスは冬至祭で、去る年(太陽)を見送り、来る年(太陽)を迎えるのが主旨だった事を考えると、最も「らしい」クリスマスソングに思えるもんで。
プディングは出て来ませんが、毎度ようつべより。

今年もミス・メリーにお付き合い下さり有難う御座いました。
去り際に彼女と話したところ、「後半は駆け足過ぎたかな」と、ちと反省しとりました。
そもそも各国のクリスマス習慣なんて、1ブログ上で語るよりも、現地に飛び己の目で見る方が確かだろうと思――痛たっっ!!誰だ石を混入した雪球を投げたのはっっ!?

…と、ともかく、中断を挟んだりもしましたが、これにて無事クリスマスを終了する事が出来ました。
次回からは同じく中断したままのハウステンボス秋レポ、それにワンピの連載等を再開したいと考えてます。
秋レポなんか、終える頃には春風が吹いてる気がするよ。(汗)

本日の写真はクリスマスシーズンのイクスピアリに飾ってあったオブジェ(?)。
タイトルを付けるなら「星の花」という感じ、綺麗で気に入ってしまった。



【(ミス・メリーが)クリスマス記事を書く際に参考にした文献】

『クリスマス小事典(遠藤紀勝・大塚光子、共著、教養文庫、刊)』
『ヨーロッパの祭と伝承(植田重雄著、早稲田大学出版部、刊)』
『誰も知らないクリスマス(舟田詠子著、朝日新聞社刊)』
『イギリス祭事カレンダー 歴史の今を歩く(宮北恵子・平林美都子、共著、彩流社刊)』
『クリスマス・ウォッチング(デズモンド・モリス著、屋代通子訳、扶桑社刊)』
『年中行事事典(西角井正慶編、東京堂出版刊)』
『クリスマスおもしろ事典(日本キリスト教団出版局刊)』
『中世の祝祭―伝説・神話・起源―(フィリップ・ヴァルテール著、樺山紘一・渡邉浩司・渡邉裕美子訳、原書房刊)』
『ヨーロッパの祭り(谷口幸男・遠藤紀勝、共著、河出書房刊)』
『ヨーロッパの祭りたち(浜本隆志、柏本治、編著、明石書店刊)』
『ヨーロッパの祝祭日の謎を解く(アンソニー・F・アヴェニ著、勝豊子訳、創元社刊』
『角川書店刊のワールドミステリーシリーズ』
他『ウィキペディア』等々…。

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ありがと-、ミス・メリー〓 (もりぴ。)
2011-01-09 21:48:39
ありがとーミス・メリー
今更ですが、自分にとってのクリスマスッて子供の頃からずっと『お楽しみ』と『一抹の淋しさ』が同居してるような感覚があったんですが、それがミス・メリーのおかげで何となく理屈的に 理解できた様な気がいたします。

リアルタイムでミス・メリーのクリスマス講座を聞けたので本当に嬉しかったです

返信する
最後まで観てくれて有難うv (ミス・メリー)
2011-01-10 15:02:21
『お楽しみ』と『一抹の寂しさ』が同居…そうね、その通りよ。
クリスマスの源に在るのは、光の死と生だから。
古代人は世界で何より光を求めたの。
失う事を悲しみ、生れる事を喜ぶ。
光溢れる現代を生きる人のDNAにも、その記憶が刻まれてるから、クリスマスに楽しさと寂しさを感じるのかもしれないわね。

最後までの参加、有難う!
私も今年もりぴさんとお話出来て、とっても嬉しかったわ♪
また次のクリスマスに会いましょう!
返信する
お疲れ様でしたー (ありす)
2011-01-11 13:46:20
ミスメリー、今年も色々為になるお話しを有難うございました。クリスマスって大抵の日本人にとってはケーキを食べるとかプレゼントもらう日とか・・・元々の意味は分からないままということが多いんですよね。かくいう私もその1人。世界には色んなクリスマスがあっていろんなことがあるんだなと改めて考えました。そして・・・クリスマスって12/25前後だけじゃなかったのね?ってことも・・・。勉強になりました。来年もぜひ宜しく~。で、これからミスメリーはどこに旅立たれるのでしょうか?
返信する
ミス・メリーが帰ってしまったので、 (びょり)
2011-01-12 22:46:33
代わりに私がお礼を述べさせて頂きます。
最後までご静聴下さり有難う御座いました。
ミス・メリーも草葉の陰から…まだ生きてますが…喜んでいる事でしょう。

ヨーロッパのクリスマスは歳末・正月込みの行事ですから、華々しくかつ長いんですよ。
日本の場合はクリスマスと別に、大晦日と正月祝ってますからねー。
カトリック圏の場合、2月2日までクリスマス飾りを下ろさないそうです。

ミス・メリーが何処へ行ったのか?
私にも解りませんが、多分暖かい所ではないかと。
そして再び街にクリスマスキャロルが流れる頃、ここに戻って来るでしょう。
返信する

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