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【前回の続きです。】
コテージの建並んでる地区を抜けて適当に歩いてく内に、紅白イルミで一際派手にツリーの装飾を施した、ホテル・ヨーロッパの前に出ていた。
その右横には迎賓館、そのまた右横には光る塔…周囲の電飾林と合せて、多分此処界隈が場内で最も賑やかな区域に違いねェ。
塔を前にして、橋から下を見下ろす。
クルーザー上から目にした時同様、運河は無数の灯火を水面に映して揺らめいていた。
暫くぽけっと眺めてる内、橋の脇に下方へと向う階段が在る事に気付く。
どうやらそれ使って岸まで降りられるらしい。
降りてみて驚いた。
岸辺がちゃんと道になってやがる。
橋下に通行用のトンネルが掘られていて、潜り抜けて運河沿いをずっと歩いて行ける様だった。
しかも御丁寧にあちこち休憩の為のベンチまで置かれてやがる。
試しに1つのベンチに座ってみた。
…へェ…こりゃあ良い……真ん前に迎賓館が良く観える。
運河に映り込んだイルミネーションまでばっちりだ。
撮影するにもベストポジションなんじゃねェの?
――今迄景色良いから撮ろうと思った場所には、必ずベンチが置かれてたし。
…成る程、ナミの考え通りって訳か。
ルフィからカメラ借りて来るんだったな。
映像残しとく事に興味は無ェが…ルフィは勿論、ナミだって知らねェ場所だろう。
何なら明日連れてってやるか?
いや、明日の午後には帰る予定だ…となると、この見事な夜景は観せらんねェ訳か…。
一旦戻って連れて来るか?
…いや、観てェTV番組が有るとか言ってたからな…付き合わねェかもしれねェ…。
行こか戻ろか思案する、思案しながら眼鏡橋下を潜り、ドーナツ橋をも渡り……って気が付きゃ、何時の間にか塔が遠くに見える位置まで来ていた。
少し、焦る…。
いやいや焦るな、あのチカチカ光ってる塔を目印に、元来た道辿りゃあ良いだけだ。
大丈夫だ、地図は頭に入ってる。
後ろを振り返ると、橋下のトンネルにベンチが置かれているのに気が付いた。
…つって最初気付かず通り過ぎちまうなんて、呆れる程間抜けだぜ俺。
照明まで点されてて、さながら恋人用のラブベンチだ。
何とはなしに腰掛けてみる……中々落ち着いた雰囲気だ。
やっぱり戻って呼んで来るべきだったかと後悔したりする。
ふと目の前に、『運河で生息する生物』なんてのの、写真が紹介してあった。
へェーー、鯛や蛸や雲丹まで棲んでんのかーー…って、河にかよ??
目を凝らして水中を覗く。
居る…確かに居る…ライトに寄って来てんのか、水面ギリギリまで、うようよ魚が泳いでんのが見えた。
網でも持って来るべきだったか…いや、勝手に獲っちゃ拙いだろうなァやっぱ。
惜しく思いながらも席を立った。
見廻せば此処だけじゃなく、周り中ベンチだらけだ。
左隣にベンチ、対面してる岸にもベンチ、間に架るドーナツ橋上にまでベンチ、しかも花壇付で。
よくも此処まで造りこんだもんだと感心しちまう。
どうやら運河のライティングは、今居る橋の所で終ってるらしかった。
さて、どうするか?
ルフィじゃねェが、幾つも橋を潜り抜けて探険してくのは、結構楽しかった。
せっかくだから行ける所まで行ってみようじゃねェか。
何処まで行けるか探っておいて、明日あいつらにも教えてやろう。
……この思い付きが仇となった。
何処をどうしてどう行ってこうなったものか、気付けば俺は、3基の光る羽根した風車の建つ、花畑の中に立っていた。
流石に焦り出す。
俺の記憶が確かなら、此処は出入国口の近く、場内のほぼ端近く。
左に嵌めた腕時計を見る……後少しで10時を回りそうだ。
やべェ、かなりやべェ、遅くに雨が降るってナミから言われてたってのに…とうに周囲の建物は店仕舞、人影も全く見えねェ此処らで降られちまったら逃げ場が無ェ。
――大丈夫なのかァ~~??道とか、1人じゃ解んねェだろォ~~??
先刻のルフィの、能天気な声が頭を過った。
冬だってのに、じんわりと背中から、汗が噴出して来る。
大丈夫だ!あの遠くで瞬いてる塔目印に、元来た道辿りゃあ…そうさ、慌てる事なんて無ェ…!!
己に言い聞かせながら、回れ右して来た道戻る。
そうさ、迷路じゃあるめェし…大丈夫大丈夫、大丈夫だ…!!
何処をどう行きこうなったものか…気付けば俺はまた、3基の光る羽根した風車の建つ、花畑の中に立っていた…。
――心配だなァァァ~~~。
「煩ェ!!!大丈夫だっつってんだろっっっ!!!!」
浮んだ言葉に向って声を荒げる。
……みっとも無ェ……つくづく周りに人が居なくて幸いだった。(いやむしろ居た方が幸いだったのか?)
そうこうしてる内に、ポツリ、ポツリと、頭に冷てェ水が当るのを感じた――瞬間、どざーーーっっ!!!!!と頭からバケツで水引被らせる様な豪雨が降って来た。
…………泣きっ面に蜂だ。
此処まで不運だといっそ清々しく、笑いたくさえなって来るってもんだが……呆然としてても事態は好転しねェしなと、何とか気力奮い起こして、また元来た道を辿って行った。
大丈夫大丈夫、塔を目印にして進みゃあ何とかなるさ。
気のせいか照明疎らな物寂しい道入ってくが、気のせいだ。
気のせいか周回しちまってる様に思えるが、気のせいだ。
何処をどう行きこうなったものか………俺の前には3基の光る羽根した風車が、ひっそりと佇んでいた。
雨は時を増すごとに激しくなって来、バシャバシャと煉瓦の道に叩き付ける様降っている。
幸いダウンジャケットを着てたお陰で、冷てェ雨が滲み込む事は無かったが、ジーパンの方はすっかりぐしょ濡れ、水吸っちまって重てェ。
明日まで乾くだろうか?着替えを持って来るべきだったなと、途方に暮れつつ後悔した。
煉瓦の道同様、ライトに煌々と照らされた可憐な花畑にまでも、雨は無情にも叩き付けて来る。
おめェらもさぞかし寒ィだろうなァと、情けなくも同情の念が湧き起った。
ひょっとしてこのパークにはアレか?
青木ヶ原樹海みたく、方向を狂わす力でも働いてんじゃねェだろうな…?
――これは脅しじゃないわ。『テーマパーク初の遭難者』として名を轟かせたくなければ…
「轟かせてたまるかバカヤロォォ…!!!!!」
また、天に向って叫んだ。
そんな俺の言動に腹でも立てたか、倍増した雨量がドサドサ顔に浴びせ掛けられる。
寒ィ…マジ凍える…産れて此の方風邪すら引いた事無ェが、今回ばかりは引くかもしれねェ。
ひたすら気が萎えてくが……こうして居たって始まんねェんだし……何とか灯りを目指して街へ入ってけば……そうだ、この街灯を頼りに進みゃあ良いんじゃねェか…!?
街灯を辿ってより明るい方角へ進んでけば、何時しか自然と賑やかな街へと入って行け…!!
――その刹那、フッ……と、風車に取り付けられた灯りと、街灯が消えちまった。
同時に俺の胸に灯った微かな希望も消え、そして辺り一帯闇に呑込まれた……
何処をどう行きこうなったのか…………気付けば俺は、真っ暗な橋の下で雨宿りをしていた。
腕時計で時刻を確かめる…既に11時を過ぎていた。
厄日か…?天中殺でも重なってんのか…??
完全に場内の照明が消されてる訳じゃねェが…今迄歩いて来て誰1人にも出くわさねェ。
電話かけたくとも何処に在るのか皆目見当付かねェし…そもそも財布持たずに出て来ちまったから、見付けたとしてもかけらんねェ。
――携帯、持ってりゃ良いのに。むしろ必需品だわ。
……まさかこのまま野宿する羽目になるんじゃねェだろうなァ…?
バシャバシャと派手に音立て運河に降り注ぐ雨を見ていて不安が募ってく。
冗談じゃねェぞ!大体何で此処はこんなにも広大なんだよ!?
たかがテーマパークの分際で生意気だっつの!!逆切れるぞ終いにゃ!!(←もう手遅れ)
せめて…せめて少しでも小降りになってくれれば…。
振り仰いだ空は漆黒そのもので、際限無く降る雨だけが周囲の街灯を反射して光っている。
もしもこのまま、ずっと止まなかったとしたら……?
……今頃、心配してやがるだろうなァ。
ひょっとしたら、俺を探して場内探し回ってるかもしれねェ。
警備員に知らせて、捜索隊出動させてるとか。
――迷子になって一生戻って来なきゃいいんだ。
………心配……してくれてるよ……なァ……?
情けねェ…こんな他力本願思考……ほとほと情けねェってのっっ。
「そんなトコで何やってんのよ、ゾロ?」
声がした方振り向く………トンネルの外には、ナミが立っていた。
【その28に続】
写真の説明~、キンデルダイクの『光の風車』。
この付近は11時にはライトが消えます。(全部じゃないけど)
…散歩してて怖かった…。(笑)
今日は訳有ってこの次編も更新有り。(いや、1回で終了しなかったんで)(汗)
コテージの建並んでる地区を抜けて適当に歩いてく内に、紅白イルミで一際派手にツリーの装飾を施した、ホテル・ヨーロッパの前に出ていた。
その右横には迎賓館、そのまた右横には光る塔…周囲の電飾林と合せて、多分此処界隈が場内で最も賑やかな区域に違いねェ。
塔を前にして、橋から下を見下ろす。
クルーザー上から目にした時同様、運河は無数の灯火を水面に映して揺らめいていた。
暫くぽけっと眺めてる内、橋の脇に下方へと向う階段が在る事に気付く。
どうやらそれ使って岸まで降りられるらしい。
降りてみて驚いた。
岸辺がちゃんと道になってやがる。
橋下に通行用のトンネルが掘られていて、潜り抜けて運河沿いをずっと歩いて行ける様だった。
しかも御丁寧にあちこち休憩の為のベンチまで置かれてやがる。
試しに1つのベンチに座ってみた。
…へェ…こりゃあ良い……真ん前に迎賓館が良く観える。
運河に映り込んだイルミネーションまでばっちりだ。
撮影するにもベストポジションなんじゃねェの?
――今迄景色良いから撮ろうと思った場所には、必ずベンチが置かれてたし。
…成る程、ナミの考え通りって訳か。
ルフィからカメラ借りて来るんだったな。
映像残しとく事に興味は無ェが…ルフィは勿論、ナミだって知らねェ場所だろう。
何なら明日連れてってやるか?
いや、明日の午後には帰る予定だ…となると、この見事な夜景は観せらんねェ訳か…。
一旦戻って連れて来るか?
…いや、観てェTV番組が有るとか言ってたからな…付き合わねェかもしれねェ…。
行こか戻ろか思案する、思案しながら眼鏡橋下を潜り、ドーナツ橋をも渡り……って気が付きゃ、何時の間にか塔が遠くに見える位置まで来ていた。
少し、焦る…。
いやいや焦るな、あのチカチカ光ってる塔を目印に、元来た道辿りゃあ良いだけだ。
大丈夫だ、地図は頭に入ってる。
後ろを振り返ると、橋下のトンネルにベンチが置かれているのに気が付いた。
…つって最初気付かず通り過ぎちまうなんて、呆れる程間抜けだぜ俺。
照明まで点されてて、さながら恋人用のラブベンチだ。
何とはなしに腰掛けてみる……中々落ち着いた雰囲気だ。
やっぱり戻って呼んで来るべきだったかと後悔したりする。
ふと目の前に、『運河で生息する生物』なんてのの、写真が紹介してあった。
へェーー、鯛や蛸や雲丹まで棲んでんのかーー…って、河にかよ??
目を凝らして水中を覗く。
居る…確かに居る…ライトに寄って来てんのか、水面ギリギリまで、うようよ魚が泳いでんのが見えた。
網でも持って来るべきだったか…いや、勝手に獲っちゃ拙いだろうなァやっぱ。
惜しく思いながらも席を立った。
見廻せば此処だけじゃなく、周り中ベンチだらけだ。
左隣にベンチ、対面してる岸にもベンチ、間に架るドーナツ橋上にまでベンチ、しかも花壇付で。
よくも此処まで造りこんだもんだと感心しちまう。
どうやら運河のライティングは、今居る橋の所で終ってるらしかった。
さて、どうするか?
ルフィじゃねェが、幾つも橋を潜り抜けて探険してくのは、結構楽しかった。
せっかくだから行ける所まで行ってみようじゃねェか。
何処まで行けるか探っておいて、明日あいつらにも教えてやろう。
……この思い付きが仇となった。
何処をどうしてどう行ってこうなったものか、気付けば俺は、3基の光る羽根した風車の建つ、花畑の中に立っていた。
流石に焦り出す。
俺の記憶が確かなら、此処は出入国口の近く、場内のほぼ端近く。
左に嵌めた腕時計を見る……後少しで10時を回りそうだ。
やべェ、かなりやべェ、遅くに雨が降るってナミから言われてたってのに…とうに周囲の建物は店仕舞、人影も全く見えねェ此処らで降られちまったら逃げ場が無ェ。
――大丈夫なのかァ~~??道とか、1人じゃ解んねェだろォ~~??
先刻のルフィの、能天気な声が頭を過った。
冬だってのに、じんわりと背中から、汗が噴出して来る。
大丈夫だ!あの遠くで瞬いてる塔目印に、元来た道辿りゃあ…そうさ、慌てる事なんて無ェ…!!
己に言い聞かせながら、回れ右して来た道戻る。
そうさ、迷路じゃあるめェし…大丈夫大丈夫、大丈夫だ…!!
何処をどう行きこうなったものか…気付けば俺はまた、3基の光る羽根した風車の建つ、花畑の中に立っていた…。
――心配だなァァァ~~~。
「煩ェ!!!大丈夫だっつってんだろっっっ!!!!」
浮んだ言葉に向って声を荒げる。
……みっとも無ェ……つくづく周りに人が居なくて幸いだった。(いやむしろ居た方が幸いだったのか?)
そうこうしてる内に、ポツリ、ポツリと、頭に冷てェ水が当るのを感じた――瞬間、どざーーーっっ!!!!!と頭からバケツで水引被らせる様な豪雨が降って来た。
…………泣きっ面に蜂だ。
此処まで不運だといっそ清々しく、笑いたくさえなって来るってもんだが……呆然としてても事態は好転しねェしなと、何とか気力奮い起こして、また元来た道を辿って行った。
大丈夫大丈夫、塔を目印にして進みゃあ何とかなるさ。
気のせいか照明疎らな物寂しい道入ってくが、気のせいだ。
気のせいか周回しちまってる様に思えるが、気のせいだ。
何処をどう行きこうなったものか………俺の前には3基の光る羽根した風車が、ひっそりと佇んでいた。
雨は時を増すごとに激しくなって来、バシャバシャと煉瓦の道に叩き付ける様降っている。
幸いダウンジャケットを着てたお陰で、冷てェ雨が滲み込む事は無かったが、ジーパンの方はすっかりぐしょ濡れ、水吸っちまって重てェ。
明日まで乾くだろうか?着替えを持って来るべきだったなと、途方に暮れつつ後悔した。
煉瓦の道同様、ライトに煌々と照らされた可憐な花畑にまでも、雨は無情にも叩き付けて来る。
おめェらもさぞかし寒ィだろうなァと、情けなくも同情の念が湧き起った。
ひょっとしてこのパークにはアレか?
青木ヶ原樹海みたく、方向を狂わす力でも働いてんじゃねェだろうな…?
――これは脅しじゃないわ。『テーマパーク初の遭難者』として名を轟かせたくなければ…
「轟かせてたまるかバカヤロォォ…!!!!!」
また、天に向って叫んだ。
そんな俺の言動に腹でも立てたか、倍増した雨量がドサドサ顔に浴びせ掛けられる。
寒ィ…マジ凍える…産れて此の方風邪すら引いた事無ェが、今回ばかりは引くかもしれねェ。
ひたすら気が萎えてくが……こうして居たって始まんねェんだし……何とか灯りを目指して街へ入ってけば……そうだ、この街灯を頼りに進みゃあ良いんじゃねェか…!?
街灯を辿ってより明るい方角へ進んでけば、何時しか自然と賑やかな街へと入って行け…!!
――その刹那、フッ……と、風車に取り付けられた灯りと、街灯が消えちまった。
同時に俺の胸に灯った微かな希望も消え、そして辺り一帯闇に呑込まれた……
何処をどう行きこうなったのか…………気付けば俺は、真っ暗な橋の下で雨宿りをしていた。
腕時計で時刻を確かめる…既に11時を過ぎていた。
厄日か…?天中殺でも重なってんのか…??
完全に場内の照明が消されてる訳じゃねェが…今迄歩いて来て誰1人にも出くわさねェ。
電話かけたくとも何処に在るのか皆目見当付かねェし…そもそも財布持たずに出て来ちまったから、見付けたとしてもかけらんねェ。
――携帯、持ってりゃ良いのに。むしろ必需品だわ。
……まさかこのまま野宿する羽目になるんじゃねェだろうなァ…?
バシャバシャと派手に音立て運河に降り注ぐ雨を見ていて不安が募ってく。
冗談じゃねェぞ!大体何で此処はこんなにも広大なんだよ!?
たかがテーマパークの分際で生意気だっつの!!逆切れるぞ終いにゃ!!(←もう手遅れ)
せめて…せめて少しでも小降りになってくれれば…。
振り仰いだ空は漆黒そのもので、際限無く降る雨だけが周囲の街灯を反射して光っている。
もしもこのまま、ずっと止まなかったとしたら……?
……今頃、心配してやがるだろうなァ。
ひょっとしたら、俺を探して場内探し回ってるかもしれねェ。
警備員に知らせて、捜索隊出動させてるとか。
――迷子になって一生戻って来なきゃいいんだ。
………心配……してくれてるよ……なァ……?
情けねェ…こんな他力本願思考……ほとほと情けねェってのっっ。
「そんなトコで何やってんのよ、ゾロ?」
声がした方振り向く………トンネルの外には、ナミが立っていた。
【その28に続】
写真の説明~、キンデルダイクの『光の風車』。
この付近は11時にはライトが消えます。(全部じゃないけど)
…散歩してて怖かった…。(笑)
今日は訳有ってこの次編も更新有り。(いや、1回で終了しなかったんで)(汗)