瀬戸際の暇人

今年も偶に更新します(汗)

2012年、クリスマスには歌を歌おう♪その3

2012年12月23日 23時15分06秒 | クリスマス
はぁい♪ミス・メリーよ♪
昨夜に続き今夜も歌いに来てくれて有難う!
明日はお楽しみのクリスマスイブ!
皆、プレゼントは用意してるかしら?
小さい子の居るご家庭では、何日も前から店に予約を入れてたりするんでしょうね。
でもクリスマスだからって仕事を休めない、多忙なパパさんママさんもいっぱい居る筈よ。
今夜紹介するクリスマス映画の主役は、そんな24時間頑張ってる働きマン――「ジングル・オール・ザ・ウェイ」!

「仕事一筋、多忙の日々を過ごす父親ハワードは、いつも息子ジェイミーとの大切な約束を破ってしまう。
 父としての信頼を回復する為、クリスマスプレゼントにジェイミーが夢中になっているターボマン人形を贈る事を決意!
 ところが子供達に大人気のターボマン人形は品切れ続出で何処に行っても手に入れる事が出来ず途方に暮れる。
 そんなハワードに『或る玩具屋にターボマン人形が入荷した!』との情報が入った。
 必死で手に入れようとするハワードだったが――果たしてターボマン人形を手に入れ、息子からの信頼を取り戻す事が出来るのか!?」

監督:ブライアン・レヴァント
脚本:ランディ・コーフィールド
製作総指揮:リチャード・ヴェイン
製作:クリス・コロンバス、マーク・ラドクリフ、マイケル・バーナサン
撮影:ヴィクター・J・ケンパー
美術:レスリー・マクドナルド
音楽:ランディ・ニューマン

キャスト:アーノルド・シュワルツェネッガー(戦うパパ、ハワード)
     シンバッド(宿敵のミスターポストマン、マイロン)
     リタ・ウィルソン(美人ママ、リズ)
     ジェイク・ロイド(ヒーロー大好き8歳の息子、ジェイミー)
     フィル・ハートマン(近所のマイホームパパ、テッド)

(↑アマゾンのDVD紹介頁より)

ターミネーター役で一躍スポットを浴びた俳優シュワちゃんが主役のコメディ。
仕事一筋さが裏目に出て、家族間に溝が出来てしまったパパを、体当たりで演じてるわ。
大黒柱のパパとしては、一家を守る為に働いてるのに、妻や息子に理解して貰えないのは、観ていて切ないわね。
そういえば1回目に紹介した映画「パパは雪だるま」のパパも、多忙が理由で息子との間に溝を作ってしまったんだっけ。
何処の父親も孤独を背負ってて大変、てゆーかこっちのパパは死ななくて良かったv

ハワードと対照的にマイホームパパなのがテッド。
彼は自分の家庭の事だけじゃなく、他の家の家事手伝いまで引き受け、近所の奥様方にすっごく好感持たれてるの。
テッドの息子が言うには、ママと別れて以来、家庭第一になったそう。
メリーが推理するに、離婚の原因は、テッドの浮気ね。
ハワードの美人妻リズも言い寄られて満更じゃない風、けどメリー彼女に言ってやりたいわ。
「仕事の出来ない男に、家庭を守れる筈が無い」って!(さだまさしの「関白宣言」知ってるかしら?)

クリスマスプレゼントにターボマン人形をねだったジェイミーだけど、本当の願いはパパと楽しくクリスマスを過す事だったんでしょーね。
でも失った家族の信頼を取り戻すのに必死なハワードは、ジェイミーの本当の願いまで考えが及ばないの。
かくして彼は街中の玩具屋で探し廻るだけに留まらず、サンタ姿のペテン集団に巻き込まれるわ、ラジオ局に押しかけるわ、爆破犯になりかけるわ……ターボマン人形1体手に入れる為に、一体どーしてこんな大騒ぎに発展しちゃうの!?
挙句は彼自身がヒーローになって空まで飛んじゃう、ハワードが言う通り「やり過ぎ」よ!!!(爆笑)
人間1人をマッハで飛ばせる装置を開発しちゃうなんて、近頃の玩具会社は超ハイテクノロジーなのね~。

映画を観終わってメリーが思い出したのは、米国の画家ノーマン・ロックウェルの、「電車に乗るサンタクロース」の絵。
(→http://www.tdnetshop.com/fs/tdcal/td30756)
ロックウェルはいっぱいサンタクロースの絵を描いてるけど、挙げた1枚はサンタの格好をしたおじさんが、くたびれて電車の中で眠りこけてる様を、子供が目撃するというショッキングなものなの。
サンタは白い口髭を取って、中年男の素顔を曝け出してる。
子供達が夢の中で描いてるサンタクロースの面影は全く無ね。

けど別にロックウェルは子供達のサンタの夢を壊す積りで、この絵を描いたんじゃないとメリー考えてるの。
サンタクロースの精神は子供達を守る為に外で働く父親のものだって、彼は伝えたかったんじゃないかしら?

サンタクロースって子供達の夢なだけじゃなく、大人の父親達にとっても夢なんだと思うわ。
子供にとってのヒーローで居たい、味方で居たい、何時も信頼されたい、愛されたい…パパ達にとってサンタクロースは、全てを叶える憧れの父親像なのよ。

この映画に登場するヒーロー「ターボマン」を、サンタクロースに置き換えて観ても同じ。
子供にとっての本当のヒーローはパパなのね。

それじゃあ3曲目のクリスマスソングを歌って、今夜はお終いにしましょう!
この映画のタイトルにもなった、多分世界で最もポピュラーなクリスマスソング。
最初はクリスマスと無関係だったなんて信じられないわね――「Jingle Bells」!



【Jingle Bells(ジングルベル)】




Dashing through the snow♪
In a one-horse open sleigh♪
Over the fields we go♪
Laughing all the way♪
Bells on bob-tail ring♪
making spirits bright♪
What fun it is to ride and sing♪
A sleighing song tonight♪

(Jingle bells♪ jingle bells♪ jingle all the way♪
O what fun it is to ride In a one-horse open sleigh♪
Jingle bells♪ jingle bells♪ jingle all the way♪
O what fun it is to ride In a one-horse open sleigh♪)


A day or two ago♪
I thought I'd take a ride♪
And soon Miss Fanny Bright♪
Was seated by my side♪
The horse was lean and lank♪
Misfortune seemed his lot♪
He got into a drifted bank♪
And we, we got upsot♪

※()部分繰り返し


Now the ground is white♪
So go it while you're young♪
Take the girls tonight♪
And sing this sleighing song♪
Just get a bobtailed nag♪
Two forty for his speed♪
Then hitch him to an open sleigh♪
And crack! you'll take the lead♪

Oh~♪

※()部分繰り返し



【和訳】

雪の中を駆け抜ける、1頭立てのソリ
広がる雪原に、笑い声が溢れる
鈴が鳴り渡れば、一層明るく
ソリの歌を歌って楽しもう

(ジングルベル ジングルベル 鈴が鳴る
ソリ遊びの楽しさよ
ジングルベル ジングルベル 鈴が鳴る
ソリ遊びの楽しさよ)


数日前、ソリに乗ろうと考えた
隣に座ったミス・ファニーブライト
痩せ細った馬が運悪く
雪の吹き溜まりに突っ込んで
僕らは見事に引っ繰り返った

※()部分繰り返し


外は雪の世界、ソリをするなら若い内
今夜女の子達を誘って、ソリの歌を歌おう
切り尾の栗毛の馬に賭けよう、1マイルを2分40秒で走る馬さ
ソリに繋いで鞭をピシャリと打ちな!
きっとトップは君達が頂きだ。

※()部分繰り返し


…こんばんは、びょりです。
ラストでライバルの郵便配達員にターボマン人形が贈られたのにはホッとした。
彼も家族愛に溢れる父親だったからね。
ちなみにエンディングの後にオチが出るんで、最後まで切らずに観るべし。
名探偵コナンもそうだが、エンディングの後まで話続くと、すっきり終ってなく感じられて、自分は好きじゃない。

毎度どんな歌かは(知らん人殆ど居ないと思うけど)ようつべを御参考ください。
コメントのレスは少々お待ちを…申し訳無い。(汗)



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