瀬戸際の暇人

今年も偶に更新します(汗)

2015年、クリスマスには歌を歌おう♪その5

2015年12月25日 21時26分59秒 | クリスマス
メリーークリスマーーース♪♪♪
今年も貴方とクリスマスをお祝いする事が出来てメリーとっても嬉しいわ♪
シャンパンをもう1杯いかが?
日本のテレビアニメの中のクリスマス・エピソード第5回、聖なる夜に紹介するのは「うる星やつら」の第10回19、20話「ときめきの聖夜」よ!

これまた有名な原作&アニメだけど、念の為さらっと作品を紹介、原作は週刊少年サンデーで1978年39号~1987年8号(初期は短期連載だったんですって)まで連載された、高橋留美子作の同名ヒット漫画。
アニメ版はキティ・フィルム&フジテレビ名義で製作(制作は前半スタジオぴえろ、107回130話目以降はスタジオ・ディーンが担当)され、1981年10月14日~1986年3月19日までフジテレビ系列で全218話放送されたの。
この世の災厄を一身に集める地球の男子高校生の諸星あたると、宇宙から来た鬼娘ラムとの奇想天外ラブ・バトル。
虎縞ビキニ姿のセクシーでキュートなラムちゃんに、当時の青少年はメロメロになったそうよv

第10回19話、20話(初期は1回の放送につき、15分2話の構成だったの)「ときめきの聖夜」では、クリスマス・イブを前にあたる宛に「組野男子(くみのおとこ)」と言う女の子から、クリスマス・イブにデートをしましょうと、お誘いのラブ・レターが届けられたの。
無類の女好きなあたるは大喜びでデートに行く事を決めるけど、彼に惚れて押しかけ女房になったラムはジェラシー爆発!
怒って泣いて引き止めようとするものの、未だ見ぬ美女に夢中なあたるの鉄の意志は変えられない。
でも実は、あたる宛に届けられたラブ・レターは、クラスの男子達が彼を罠に嵌める目的ででっち上げた物だったの!
陰謀渦巻くクリスマス・イブ、クラスの男子達は仏滅女学院No.3の美女を「組野男子」役に立てて、喫茶ピグモンであたるに恥を掻かせる計画を実行――する筈が、直前で罠に気付いたラムが変装して組野男子役に成り代わり、あたるを助けに登場!
唖然とする外野の目前でラムはあたるにキスをし、二人きりになった所で、あたるに真相をバラすの。
憤慨するあたるだったけど、変装したラムの横顔を見て初めて可愛い女の子だと意識し、先に家に帰ろうとする彼女の手を握って引き止め、もう少し一緒に歩こうと言って、二人仲良くクリスマスの街を歩くという、感動のラスト・シーン。
ときめくわねーーーー…v

このお話、一応は原作の第3巻9話「君待てども…」がベースになってるんだけど、オリジナルはクリスマスの話ではないのよ。
アニメ版の方は12月23日の放送という事で、クリスマスをお話に取り入れてアレンジする事にしたのね。
原作ではクラスの男子達の計画は、あたるに恥を掻かせるのが目的ではなく、クラスの女子にモテモテだった面堂の面子を潰そうと企んでのものだったの。
アニメで面堂の登場は未だ先だったから、代わりにメガネと言うほぼオリキャラ(原作初期に出て来るけど殆どモブ)が大活躍、以降このキャラはレギュラーになるまで成り上がるわ。
アニメ「うる星やつら」の前期監督で、この「ときめきの聖夜」のコンテ・演出を担当した押井守は、後に映画「GHOST IN THE SHELL/攻殼機動隊(1995年11月18日公開)」で欧米にまで名を知られる奇才。
オリジナルの「君待てども…」もファンの間で人気の高い傑作エピソードだったけど、アニメ版の「ときめきの聖夜」は実際の時季にリンクするようクリスマスを背景にした事で、観た人により強い印象を刷り込んだと思うの。
クリスマスが訪れる度この話を思い出す「うる星やつら」ファンは多いんじゃないかしら?

それじゃあここで5曲目のクリスマス・ソング、聖夜に歌うのは勿論――「聖しこの夜」!
「ときめきの聖夜」のラスト・シーンでもBGMに流れてるわ。
雪降る空の下、手を繋いで歩く二人…ロマンチックな光景よねェ~~メリー憧れちゃうv



【聖しこの夜】




聖し♪ この夜♪
星は♪ 光り♪

救いの御子は♪
馬槽の中に♪

眠り給う♪
いとやすく♪


聖し♪ この夜♪
御告げ♪ 受けし♪

牧人達は♪
御子の御前に♪

額づきぬ♪
畏みて♪

アーーー……メーーーー……ン♪



…メリークリスマス、びょりです。
今夜は満月との事、こちらでは雲間から何とか覗ける感じです。
今回改めて「ときめきの聖夜」を観直したところ、流石に絵は古く感じたけど、演出は今でも充分際立ってると思えました。
小気味良いテンポ、台詞回し、キャラ視点での場面切り替え等々。
BGMの使い方なんかも非常に上手い。
アニメ「うる星やつら」がヒットしたのは、やはり押井監督の力が大きかったと思うのです。
初期の押井担当回以外の出来を見るに、居なかったら多分1年で打ち切り食らってたんじゃないかな。
ところでミス・メリーは、この「ときめきの聖夜」をイブの話として語ってますが、話の中でイブとは限定してないんですよ。
タイトルで「聖夜」と言ってるからには、12月25日の可能性も有るわけで……背景の街の賑わい観るに、イブにしか思えませんけどね。(笑)
日本の場合イブが明けたら、12月25日の聖クリスマスなんかスルーして、即、正月モードに突入してしまうから。
日本の商店は12月25日にはクリスマス飾り外して、正月飾りにチェンジしてしまう。
以前写真で紹介したけど、12月25日に門松とサンタを一緒に並べて出す店も珍しくはない。(無茶苦茶だ)
ただ近所のサンクスだけは、12月26日になってもクリスマス飾りを残していました。
人手が足りてないのか?
毎度歌はこちらを参考にされてください。(※音が出ます)
写真は東京丸の内の街路樹イルミネーション。

今年はドイツのクリスマス市を真似て露店が3軒だけ出てました。(通りいっぱい並べるのは警察署に駄目出しされたんだろうな;笑)

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