瀬戸際の暇人

今年も偶に更新します(汗)

見返りサマー10

2008年09月17日 22時24分09秒 | 旅の覚書
思いの外長くなってしまった旅行記も今回で終了(の予定)。
しかし息吐く間も無く、9月最週末に再び那須に行くのであった…。
1/3位旅ブログっぽいよな~此処…と思いつつ、前回の続きです。



ホテルをチェックアウト後、自分のリクエストした那須湯本温泉神社に参る。
此処についても以前記事を挙げてますんで、宜しかったら読んで下さいませ。

特に信仰心強い訳でもないんですが、旅の途中見掛けた寺社仏閣には、よく立ち寄る性質です。
折角訪れたのだし、そこの土地神様に御挨拶でもしてくかと、そんな様な気分から。

那須湯本駐車場に車を停める頃には、青空カンカン照りの好天気になってました。
青空をバックに凛々しく建つ、那須温泉神社の鳥居。(↑)
暑さを嫌った父母を車内に残し、私と弟のみ参拝へ向う。




↑その鳥居の前に新しく足湯が出来てました。
名を『こんばいろの湯』と言う。
「こんばいろ」とは、地元の言葉で片栗の意味だそう。
湯に足を浸けてる人、結構居ました。
早速人気を呼んでるらしい。

足湯はみちのく本館と神社迄の坂道の途中にも在る。
そっちは『鹿の足湯』と言うらしい。
立ち寄りたかったが、時間が無い為に諦めて通り過ぎる。
次回行った時は浸かれたら良いな。




↑途中見付けた怪しげな賽銭箱。




↑説明書きによると、この湧き水(霊水)を水筒に詰めて持ち帰る場合、お金を払う必要が有るらしい。
社務所が開いてる時間はそちらで払えば良いが、開いてない早朝等は賽銭箱に入れといてくれという訳だ。
ちなみに千円だったか………払わずに持ち帰る人が居そうな気がする。(汗)
水は冷たくて気持ち好かったです。
綺麗な湧き水が多く噴出す国に生まれて幸せだと思った。(笑)




↑賽銭箱より更に奥へ続く急な階段。
山へ向う細道は、果てが見えず薄暗い……。
一瞬脳内に「湯殿山麓呪い村」とか、不気味なイメージが浮かんだほど、迫力有る光景。
歩くにはちょいと勇気が必要そうだ。(加えて時間も体力も)




↑幾つかの鳥居と覆い被さる緑を抜け、視界が明るくなった前には本殿が。
形式通りに参拝を終えて、暫し休憩。
ちなみに本殿向って右隣には、お稲荷様を祀る社がひっそりと在る。




↑高所に在る神社からは、殺生石河原の全景を掴めます。
立ち寄りたかったけど時間が以下略。(汗)
1泊二日の旅は余裕が無くて辛い。
此処についても以前記事を上げてますんで、宜しかったら御覧下さいませ。(→その1その2
初夏にはツツジが、秋には紅葉が綺麗な場所です。
紅葉は湯本まで到る街道も素晴しく綺麗。
那須のベストシーズンは、やはり秋でしょう。




↑木漏れ陽が落ちてる道。
蝉が喧しい程ミンミン鳴いてました。
その一方でアキアカネが飛んでたり。
またその一方で紫陽花が咲いてたり。

今回は時間が無かった為買わなかったけど、入口の鳥居潜って直ぐの売店で売ってる、『七福茶』と言うお茶が美味いです。
十種以上ブレンドしてる割にはマイルドな味わい。

それと神社の建つ那須湯本バス停側に在る公衆トイレは比較的綺麗。
観光地で綺麗なトイレは貴重ですから、覚えておいて損は無いかと。


車に戻り、少し坂を下って『扇屋』と言う和菓子屋さんに向かいました。



↑那須御用邸献上用の菓子を作る老舗の和菓子処。
老舗らしく風格漂う建物なんで、側を通れば一見して判るでしょう。
店のサイトはこちら。(→http://www.nasu-ougiya.co.jp/index.html)



↑店内はこんな風にレトロチックな雰囲気。
喫茶スペースに思えなくもないけど、此処でお茶が飲めるかは不明。
ちなみに扉の向うにはトイレが在る。

店内は何時も大変賑わってます。
老舗という理由だけでなく、無料でお茶が飲めるし、試食が充実してるからっつうのも有るでしょう。

そんでもって菓子が美味しい。
和だけでなく洋菓子も置いてるので、選ぶ楽しみも有る。
今回は此処でくるみ蒸しケーキを買ってきました。

個人的お薦めは素朴な『うまかんべ饅頭』とか、シンプルな『献上饅頭』とか、牛乳餡を使った『白ふくろう最中』とか。


色々と買い物した後、昼飯食べる予定だった南ヶ丘牧場へ向う。
しかし父が「食べるなら蕎麦が良い」と言った為、少し立ち寄っただけで、昨日も食べたみちのく別館へ行く事にしたのでした。



↑この日結局牧場では、バナナソフトを食べただけで終った…。
巻きが何気に芸術的。(笑)
何となく『ちびまる子ちゃん』に出て来る花輪くんの髪型に似て見えない?(向き逆だが)
偶には別の味も試すかと思って買ったけど、やっぱバニラの方が美味しく思った。
てゆーかバナナとかチョコバナナとか、久し振りに来たらバリエーション増えてて驚いた。
その内マンゴー味とかメロン味とか加わるかも。
ちなみに現在はヨーグルト、抹茶、チョコ、苺味等が御座います。


みちのく別館で食べ終った頃には午後2時近かった。
急いで車を飛ばして帰路に着く。
タイムリミットは午後4時、それまでに車返さんと加算されてしまう。
とは言えこの時点では余裕有ったんで、帰る途中アウトレット寄ってトイレ休憩してこうと決めた。
観光地で綺麗なトイレは貴重ですから。(笑)


所が此処からが冒険の始まりだった。

ナビの案内通りに行く筈が、途中で曲がる地点を何故か直進する父。
「そこで曲がって下さい」と告げるナビの言葉を無視して、真直ぐに街道を走る父。
母も気が付き「道が違うってば!」と忠告するも、構わず真直ぐ行きたがる父。

わざわざ行き先を指示してるのに何故逆らうか?(汗)

気が付けばそこは塩原ではなく、鄙びた風情で人気を呼ぶ板室温泉だった。
どんどん寂しくなってく風景に、全員不安を隠せない。
果たして間に合うのか!?――TVドラマだったら、此処でCMを入れたい所。

…実はウチの父は結構な方向音痴で、車で行く度に必ず迷うのです。(汗)
田舎に帰る時すら、毎回迷う。
そんな奴にハンドル握らせるなよと言われそうですが、本人には方向音痴の自覚が無く、人を乗せて車を走らせるのが好きなのです。

虫さん、此処を御覧になってたら、安心して下さい。
ゾロは貴女の隣にも居るのです。
いいえ、もしかしたら、貴女自身もゾロなのかもしれません。
…なぞと無意味にミンキーモモのパロしてみた。(失礼)

そんな混迷を極めるドライブでしたが、奇跡的にも時間迄に塩原に戻れました。
アウトレットにも立ち寄りました…15分位だけだが。
マジにトイレ休憩位しか出来んかったよ。(汗)

ガソリンスタンドで給油して、那須塩原駅で車を返却。

余談ですが那須塩原駅には目ぼしい物が何も有りません。
駅の周囲にも特に何も無いので、期待しない方が無難。(汗)
広々と綺麗な駅ではあるんですけどねえ…。

那須塩原駅で帰りの新幹線の時刻までダラダラと待ち、電車到着する10分前にホームへ行きました。

そうして新幹線Maxやまびこで東京へと帰ったのでした。



【お終い】



…なんだけど、シリーズ自体は後1回続かせて頂く。(汗)

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