瀬戸際の暇人

今年も偶に更新します(汗)

2012年、クリスマスには歌を歌おう♪その8

2012年12月28日 22時21分03秒 | クリスマス
はぁい♪ミス・メリーよ♪
十二夜の半ばを過ぎて、年の終りも押迫って来たわね。
今日で1年のお勤め終りって人も多いかしら?
今年1年お疲れ様!
正月はゆっくり休んでちょうだいv

さて…昨夜話した事の続きになるけど、本来のクリスマスは人間界に魔物が訪れるシーズン。
それはそれは怖ろしい日だったの。
世界各地に伝わる怪談の季節を調べてみると、クリスマス頃の真冬が多いわ。
日本では怪談といえば夏の風物詩に感じるわね?
でもそうなったのは江戸時代の事で、それ以前は日本でも怪談の季節は主に冬だったそうよ。
凍て付く空気に包まれた時、怖い話を聴いた時、どちらも身体がブルブル震えるわね?
2つの要因はやがて結び付き、怪談=真冬が旬になってったのかもしれないわ。

1年で最も長く闇夜に包まれるクリスマスは、実は1年で最もホラーなシーズン。
得体の知れない何かがやって来ても不思議は無いわ。
今夜紹介する映画は、クリスマスにやって来た奇妙なペットの話――「グレムリン」よ!

「チャイナタウンの骨董屋で、発明家ペルツァーが手に入れた不思議な動物モグワイ。
 彼はそれを息子のビリーへクリスマス・プレゼントとして贈るが、モグワイを飼うには、水に濡らさない、太陽光線に当てない、真夜中過ぎに餌を与えない、という3つの注意が必要だった。
 だがその3つが破られた時、可愛いモグワイは恐るべき凶悪な怪物グレムリンに変り、街中で増殖して行く。
 かくして平和な田舎町キングストン・フォールズは悪夢のクリスマスを迎える事になる…」

監督:ジョー・ダンテ
脚本:クリス・コロンバス
製作総指揮:スティーヴン・スピルバーグ、フランク・マーシャル、キャスリーン・ケネディ
製作:マイケル・フィネル
クリーチャーデザイン:クリス・ウェイラス
撮影:ジョン・ホラ
美術:ジェームズ・H・スペンサー
音楽:ジェリー・ゴールドスミス
編集:ティナ・ハーシュ
SFX/VFXスーパーバイザー:ボブ・マクドナルド・シニア
特殊造形:ジョン・バーグ
スタント・コーディネーター:テリー・J・レオナルド
キャスト:ザック・ギャリガン(発明家の息子、ビリー)
     ホイト・アクストン(米国版Dr.中松な父、ランド・ペルツァー)
     フランセス・L・マッケイン(最恐の母、リン・ペルツァー)
     フィービー・ケイツ(クリスマスがトラウマのガールフレンド、ケート)
     コリー・フェルドマン(近所の親しい少年、ピート)
     ポリー・ホリディ(女版スクルージ、ディーグル夫人)
     ディック・ミラー(外国製憎しの農夫、フッターマン)
     グリン・ターマン(注射の恨みを買った、ハンソン先生)

(↑ウィキ等参照)

ホラーファンタジーとでも表現すれば良いのかしら?
3つのルールというのが、あの有名な怪奇小説、「猿の手」を思い起させるわ。
主役のモグワイはモンスターと言えど、円らな瞳が愛くるしい生き物なの。
何処となくモンチッチに顔が似てるわv(知ってる?)
パペット(人形)を撮影してるとは思えない、愛嬌たっぷりの仕草にハートがキュンキュンv
それが水に濡れると増殖、真夜中過ぎに餌を与えると、世にもおぞましい姿のグレムリンに変身しちゃうなんて!
プールでウジャウジャウジャウジャ繁殖してくシーンはホラーそのもの。
伝承でグレムリンは悪戯好きの妖精って言われてるけど、そんな可愛らしい表現は似つかわしくないわね。
集団で襲って死人まで出してるのよ!
平和だった街はゴーストタウンに様変わり、クリスマスを迎えるどころじゃないわ。
発明家のパパったら、何てプレゼントをしてくれるのよ!!!

スタッフの裏話によると、最初は完全なホラー映画にする積りだったそうなの。
死体とかもバンバン出す予定で、ママの首が落ちて階段ゴロゴロ転がり落ちるシーンとか考えられてたみたい。
そのママがグレムリンに襲われるシーンを観ると、確かにホラー映画っぽい雰囲気が残ってるわね。
モグワイの愛くるしさに惹かれて映画を観た人の中には、予想外の残酷シーンに苦情を出した人が居たそうよ。

だけどママ強いわ~!
1人で3匹のグレムリン倒しちゃうんだもの。
1匹目はミキサーで絞り殺し、2匹目はナイフで突き刺し、3匹目はレンジでチンして爆発…殺し方が主婦らしいアイディアに満ちてるわv

バッドエンドの割に悲惨さをあまり感じさせない理由は、呑気な主人公一家の存在に有るかもしれないわね。
あんな困ったパパに付き合って、発明品を日常で使う優しさに、メリー心がほっこりよv
でもゴーストタウンになった原因がバレて、後で責められなきゃ良いわねぇ…。

じゃあここで8曲目のクリスマスソングを紹介――「Do You Hear What I Hear?(ドゥー・ユー・ヒア・ホワット・アイ・ヒア?)」よ!
フランス人のノエル・レグニーとグロリア・シャインが共同で作曲、1962年に発表された歌だそうなの。
映画の中ではママとグレムリンとの息詰る死闘シーンで流されてるわ。

今夜は歌いに来てくれて有難う!
また明日、一緒に楽しく歌いましょう♪



【Do You Hear What I Hear?】





Said the night wind to the little lamb♪
Do you see what I see♪
Way up in the sky, little lamb♪
Do you see what I see♪ 
A star, a star dancing in the night♪
With a tail as big as a kite♪ 
With a tail as big as a kite♪
   
Said the little lamb to the shepherd boy♪
Do you hear what I hear♪
Ringing in the night, shepherd boy♪
Do you hear what I hear♪ 
A song, a song high above the tree♪
With a voice as big as the sea♪  
With a voice as big as the sea♪
   
Said the shepherd boy to the mighty king♪
Do you know what I know♪
In you palace warm, mighty king♪
Do you know what I know♪
A child, a child shivers in the cold♪
Let us bring him silver and gold♪  
Let us bring him silver and gold♪
 
Said the king to the people everywhere♪
Listen to what I say♪
Pray for peace, people everywhere♪
Listen to what I say♪
The child, the child sleeping in the night♪
He will bring us goodness and light♪
He will bring us goodness and light♪

He will bring us goodness and light♪

 
【和訳】

夜風が小羊に言った
小羊よ、お前に見えるだろうか?
夜、空の高い所で踊る星が
お前に見えるだろうか?
凧の様に大きな尻尾の有る星が
凧の様に大きな尻尾の有る星が
 

小羊が羊飼いの少年に言った
少年よ、君にも聞こえるかい?
夜、響き渡る歌が
君にも聞こえるかい?
木のずっと上の方で聞こえる
海の様に大きな歌声が
海の様に大きな歌声が

 
羊飼いの少年が王様に言った
貴方様も御存知ですか?
暖かい宮殿にいらっしゃる王様よ
寒さに震える子供を御存知ですか?
金と銀をその子に持って行きましょう
金と銀をその子に持って行きましょう

 
王様が地上の全ての民に言った
私の言う事を聞きなさい
この地上に生ける全ての民よ、平和の為に祈りなさい
私の言う事を聞きなさい
夜、眠るこの子が
慈愛と光をもたらしてくれるのです

慈愛と光をもたらしてくれるのです


…こんばんは、びょりです。
毎度、ようつべより歌紹介。
映画の中の会話を聞くと、日米貿易摩擦が問題になった頃の公開と判る。
その為グレムリン=日本人の比喩との説も囁かれたそうな。
失礼しちゃうぜ。(笑)



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