ソフトバンクモバイルの「SoftBank 006Z」は、3G通信網を使って無線LAN端末をインターネットに接続するモバイルWi-Fiルーターである。W-CDMA方式に対応しており、下り最大7.2Mビット/秒、上り最大5.8Mビット/秒の通信が可能。自社網とイー・アクセス網を併用して提供エリアを確保している。バッテリ駆動時間は連続通信が約4時間。開発・製造は中国ZTE。
本体は手のひらサイズで、重さは約80g。LAN側インタフェースとして無線LAN機構（IEEE 802.11b/g/n準拠）を備えており、最大10台の端末を接続できる。通信暗号化方式は、WPA2-PSK（TKIP/AES）、WPA-PSK（TKIP/AES）、WEP（128/64ビット）をサポートする。
併せて、2段階定額制データ通信サービス「データし放題」プランを提供する。これは、ソフトバンク網を使う「データフラットプラン」と、イー・アクセス網を使う「データフラットプランS」を同時に契約することで、基本使用料を割り引き、月額1400～4935円の2段階定額制で両方の提供エリアを利用できるというもの。2011年11月30日までに同プランを新規に申し込むと、上限が安くなり、ずっと月額1400～4380円で済むキャンペーンを実施している。
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