台南・ダイアリー

台湾の台南市で3年、新竹市で2年駐在して、色々な所へ行ったり美味しいものを食べたりしました。

關鬼門 ( 後篇之2 )

2005年08月18日 | 風習・習慣



( 注意 ) 今回の記事は、少し怖い内容なので
     小中学生や、一人で暮らしている女性等は、
     読まない方が良いかもしれません。
     ( 基本的に、読まないことをお奨めします。 )





「 今日は、農暦の7月29日。

 “ 關鬼門( クァンクェイメン ) ” といって、
  前に “ 農暦中元節 ” で紹介した
  農暦7月 ( 鬼 = さまよう霊  の月 ) が終わる日だ。
 
  今日、現世と死後の世界を分ける門が閉まり、
  この一ヶ月さまよっていた霊は、死後の世界へ帰って行く。 」


- っていう書き出しで始まった
“ 關鬼門 ” の話だが、
ついに一年がかりで、今回、全体をまとめることにした。

前回読んだ人は判っていると思うが、
この話は、
台南で、大きな墓地の跡地に住んでいるオレが、
今まで経験した色々な不思議なことについて、
書いているものだ。


そして前回、
中篇の話を再度UPしたとき、
關鬼門の日に 霊気を感じた場所の写真を撮って、
そのデータを、デジカメからPCにダウンロードした途端、
PCが壊れてしまったことを書いた。

その時壊れてしまったVAIOは、
日本に持って行って修理し、
11月に またこちらに ハンドキャリーしてもらったんだが、

おかしなことに、
関係ないICが2個、同時に 壊れていたそうだった。
しかし、ハードディスクは損傷がなく、
写真データは全てそのまま残っていた。
( 約2000枚強 )

その、残っていた写真のうち、
一番上に掲載した一枚と、この下にある一枚が、
去年の關鬼門の日に撮った2枚の写真だ。

とても暗い感じを受ける画像だが、
これらには、
特に不自然なものが写っているわけではなかった。






異質なものは、    別の写真に現われていたんだ。










・・・・・・・・  ここで、話は少し変わるが、
去年VAIOが壊れてから、つい最近までは、
オレにとっては、
これといった異常事もない1年だった。

しかし、
鬼月の三日にあたる、
先週の日曜の深夜 ( 月曜の朝 )
また、変わったことがあったので、
そのことを書くことにする。


その日オレは、夜全く寝付けず、
寝室で、ベッドに横になってからずっと、
「 肩の辺りがだるいなぁ・・・ 」
と思い、あっちこっちに寝返りをうちながら、
うとうとしては 起き、うとうとしては 起きを
繰り返していた。

そんなことを、何回も繰り返して、
左側に 横を向いて寝ていた時、

突然なにかが、
オレの右の耳のそばで
ワケのわからないことを
何度も、カン高い声で 叫び始めた。


「 きひぃ・・ 」

「 きひぃ・・・きひひぃ・・・ 」

「 きひぃ・・・きひひぃ・・・きひひひぃ・・・・ 」

「 きひぃぃぃぃ・・・・・・・・・・・ 」

と。



それは、
頭がおかしくなってしまった女の人が、
なにかにものすごく興奮して、
カン高く叫び続けている、

- みたいな、そんな感じのものだった。







   ------- 異質な写真1 -------



( 上の写真は、だいぶ以前に 担仔麺のミセで 撮ったものだ。
  担仔麺を 作っている 女の人の後方、左側に
  異様な 格好をした ランニングシャツの男の 後ろ姿が 写っている。
  こんな変な ヤツがいたら、普通なら すぐ気がつくはずなのに
  この写真を 撮っているときは、全く気づかなかった。
  そのことと、写っている手とか 肘の感じが、現実の人間っぽくないので、
  後で 写真をみたときには、
  「 壁に描かれた絵 なんだろう、でも、それにしては 変な図柄だな。 」
  とか思っていた。
  しかし、先日 もう一度 同じ担仔麺屋に 行ったときに、

  ・・・・・ 壁にそんな絵など 全く描かれていない ・・・・・

  っていう ことに 初めて 気がついた。 )

 -------------------------------







「 それは、
  頭がおかしくなった女の人が、
  なにかにものすごく興奮して、
  カン高く叫び続けている、
  - みたいな、そんな感じだった。 」




その 変な叫び声を 聞きながら オレは、

「 うあ、また、変なものが来やがったな。
 こいつは 放っておくと 厄介なことに なるかもしれない。 」

と思い、
大声を出して、その変なものを 追い払おうとした。
( 黙って放っておくと、大変なことになるかもしれない
  と、なぜか 直感的に感じたんだ )


しかし、
「 うるさい! 」と声を出そうにも
なんか、夢の中で 金縛りにあっているようで、
どうやっても でかい声をだすことが できない。

そして、
そういう風に オレが大声をだそうと 色々苦しんでいる間も、
ずっと、その変な叫び声は 続いていた。


「 きひぃ・・ 」

「 きひぃ・・きひひぃ・・・ 」

「 きひぃ・・きひひぃ・・・きひひひぃ・・・・ 」

「 きひぃぃぃぃ・・・・・・・・・・・ 」

と。



だが、
何回か 力を入れたあと、ついにやっと
プツっと、

まるで、オレを制限していたなにかが 切れたみたいに、
いきなり大きな声がでた。



  「 うるせえ! 」



それは、
本当に すごくデカイ声で、自分でも驚く位のものだった。
実際、部屋の天井が、共鳴したほどだ。


そして、
オレのデカイ声がでた その後は、
何故か急に 部屋全体がしずかになり、
もう、あの変な叫びも 聞こえなくなった。


オレは やっとここで、目をあけ
( イヤなものを見たくないから、ずっと目をとじていたんだ )
暗い部屋を 見渡したが、
もう特に 何の違和感も無かった。

オレは 部屋の電気をつけ、
「 なんだったんだろう? 」
と思いながら、
しばらくベッドの上で ぼんやりしていた。



・・・ と、そのとき、
妙に 右の耳の所が痒い のに気がついた。

「 あれ、蚊に刺されているみたいだ。 」

「 ・・・・・・・ まてよ、
 するとさっきのは、
 蚊が 耳の周りを飛んでいるのを、
 寝ぼけていて、変な叫び声のように 思っちゃったのかな? 」

「 な~んだ、あほくさい。
 大声なんかでどなって、損したゼ。
 痒み止めでもぬって、
 また寝てしまおう。 」

オレは、起き上がって、
痒み止めを塗りに 洗面所に行った。


そして、
蚊に刺された所を 確認しようと、
オレが、洗面所の鏡に 自分の顔を 映した
その時 !







     ----- 異質な写真2 -----



( 上の写真は、会社の旅行の時のものだが、
  ガラスの所に なにか白い、人の様なもの が写っている。
  あとで、写真を撮った人に そのことを指摘したら、
  「 私が ガラスに映っている だけでしょー。 」
  と、ちょっと 怖そうにしながら 言っていた。
  しかし、それにしては
  写っているものも その人らしくないし、角度もおかしい。  
  大体、撮影者が 写りこんでいるなら、

  写真を撮ったときの カメラのフラッシュ光は、
  ・・・・・・ 何故、写っていないんだろう。 )
  
   --------------------- 









「 そして、
  蚊に刺された所を 確認しようと、
  オレが、洗面所の鏡に 自分の顔を 映した
  その時 ! 」





・・・・・ なんと、

鏡に映っているオレの顔には、
一面に、
蚊なんかに刺されたんじゃあない、
異様な、真っ赤なブツブツが、
数え切れないくらい、できていたのだった。


そしてよくみると、
その気持ちの悪いブツブツは、
驚いたことには、
両手にも、そして足の内側にも
オレの体の いたるところに


 - まるで、
じゅうたんを、敷きつめたように
吹きだしていたんだ。












一昨昨日のヒット数 - 557
一昨日のヒット数 - 571
昨日のヒット数 - 539

一昨日は、ジムでウェイトとインターバルを少しをやりました。
昨日は、休みでした。
今日は、ウェイトとJOGをやる予定です。





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6 コメント

コメント日が  古い順  |   新しい順
ぶるった (小心者)
2005-08-18 19:03:06
ちびってもうた!

パンツを替えなければ
小心者 さんへ (kool_tada)
2005-08-19 14:02:50
小心者 さん、



パンツはゆっくり代えましょう。

挟むと痛いですよ。

あと、洗濯代の請求などを考えてはいけませんよ。

人生、楽ありゃ苦もあるさ です。



では、失礼いたします。
Unknown (あらし君)
2005-08-21 13:26:03
そりゃあ ただの じ・ん・ま・し・んじゃ。
怖すぎです (ゆう)
2005-08-21 13:45:05
昼間にヨンでも怖かったです。

夢に見そう
あらし君 さんへ (kool_tada)
2005-08-21 20:38:33
あらし君 さんへ、



コメントありがとうございます。

じ・ん・ま・し・ん・・・・・・・



な~んだ、そうだったのかー。



では、失礼いたします。
ゆう さんへ (kool_tada)
2005-08-21 20:43:44
ゆう さん、



怖がって頂いて、どうもすみません。

なんせ、怖くしようと思って書いているんで、これで、

「しらー、怖くもなんとも無い!」

っていう反応だと、ちょっと情け無い感じになりますもんね。



まぁ、次回からはまた普通の話にもどりますので、またお時間がおありの時には、このBLOGにも遊びに来てください。



では、失礼いたします。

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