浅川:それでは改めて、今年起きるかもしれない戦争についてお聞きしたいと思います。
ホボット:イランとイスラエルの間のトラブルが年末頃に本格化する可能性があります。それは衝突か政治的圧力の形となるでしょう。もしそうなったら、本格的な争いは2013年に起きることになるでしょう。
(中略)
ホボット:私が光の生命体たちに言われたのは、2010年の秋に、もしロシアがイランにロケットを渡したなら、イランとイスラエルの間に何か起きるということです。そのときに大きな戦争が始まるわけではありませんが、何かが起きる。
・・・この、2010年に行われた対談によると、「光の生命体」たちは、「(ロシアから供与されるロケット技術を巡って)イランとイスラエルの間に何かが起きる」というのを最も懸念していたという。ロシアがイランにロケット技術を渡さないよう、宇宙人もロシア政府に警告してたんだそうな。
時期はともかく、どうも、それが現実になってきたように思われる。
朝日新聞の報道によると、今月(2011年11月)に入って、イランの軍事施設で謎の爆発が起きた。イスラエルの諜報機関の関与が取り沙汰されている。
爆発は12日に、テヘラン郊外の軍事施設で起きた。
「ミサイルシステムの開発を担った准将を含む17人が死亡したとされるが、死者はもっと多いとの情報もある」というから、もしイスラエルの仕業とすれば、明らかにミサイル技術を標的にしている。
爆発は、40キロ離れたテヘランでも聞こえたため、「ついに攻撃が始まったか」と身構える市民もいたという。40キロと言えば、東京都心と横浜より離れている。そんなところまで聞こえるとは、半端でない大爆発だ。
軍事施設は、荒涼とした土漠の中の岩山(いかにもイランらしい風景だ・・・)のかげで、フェンスと有刺鉄線が張り巡らされ、厳重に監視されている。単なる事故でないとすれば、何者のシワザなのか?
これがゴルゴ13の漫画なら、「これだけのことを為し遂げるヤツは、世界にだってゴロゴロしてないだろうな・・・」とかなんとか言われて終了、となるところなのだが、現実はそれではすまない。波紋が広がっている。
米タイム誌は翌日、欧米情報筋の話として、爆発はイスラエルの諜報機関モサドの仕業との見立てを報じた。情報筋は、開発阻止のためイスラエルがさらなる破壊活動を計画していると話したという。
イスラエル政府は、事件へのかかわりについて肯定も否定もしていないが、国防相はイスラエル軍放送で、「もっと爆発が起きればいいのに」と物騒な発言をしている。
イスラエルは、過去にもレバノン・シリア・イラクと、アチコチに空軍を送って軍事施設を爆撃し、破壊してきた「実績」がある。それだけに、イランをいつ爆撃しても不思議はないと見られている。米軍と共同歩調を取るとも限らない。北朝鮮も、隣国が日本でなくイスラエルだったなら、とっくにミサイル施設を爆撃されてることだろう。
イラン政府は、コンピュータシステムにもサイバー攻撃をされているという。中国や北朝鮮のサイバー攻撃にヤラレっ放しの日本にとっても他人事ではない。
中東の激動は続き、イスラエルの隣国のシリアでは、デモ弾圧で大勢の市民が死んでいる。軍の一部反乱も伝えられており、プチ内戦状態だ。
いよいよ、中東情勢も大詰め。なんとかシリアやイランを民主化させて、ソフトランディングしたいところなのだが・・・。
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