宇宙のこっくり亭

意識の覚醒に向かって、精神世界を縦横無尽に語る本格派ブログ!!

2012年、意識進化の年

2012年01月15日 | こっくり亭日記
 
時間がたつのが、本当に早い。もう、2012年も半月が過ぎてしまった。気がつけば、またしばらくブログの更新が止まってた。
 
それにしても、地球で生きるのは、本当に大変だ。なかなか、楽にはならない。まったく、なんとかならないものか・・・?
  
とはいうものの、すでに激動の2012年が始まっている。アセンション論者にとっては、ワクワクする年。そうでない人にとっても、ドキドキする年(笑)。自分も、世の中も、どっちに転ぶか分からない。重大な路線選択の分岐点となる年が、ついにやってきた。

何を選ぶかは、人それぞれ。「ボクは、ポジティブな第四密度に収穫されたいな」という人もいるだろう。「私は、ネガティブな意識進化の道で修行することにしました。将来的には、恐怖の大王を目指します」という人もいるだろう。どちらでもなく、第三密度の意識にとどまる人も多いだろう。宇宙は広いのだ。意識進化のメニューはひとつではなく、いろいろと用意されているから心配ない。
 
今日は、久々にヒマだったので、また美術館に行った。上野の西洋美術館では、近代絵画の創始者とも言われるスペインの巨匠、ゴヤの特別展をやっていた。
 
「40年ぶりの来日」という大作・「着衣のマハ」と、晩年の自画像などが見どころだ。個人的には、戦争絵画にひきつけられた。宮廷のお抱え絵師で、エラい人や、エロい女性の肖像画を得意としていたゴヤは、60歳を過ぎてからナポレオンのフランス軍に祖国を占領され、激動の世に巻き込まれた。フランス軍に占領されたスペイン人は、反乱の独立戦争を起こした。それからのゴヤの絵は、虐殺された大勢の人間や、銃殺される人間、串刺しにされた人間の死体などの絵が目立ち、凄惨そのもの。
 
これもまた、メチャクチャな地球人類の歴史のひとコマ。この時代のヨーロッパに限らず、地球の歴史は、こんなのばっかり。いつもこうなので、この時代だけが特別という感じはちっともしない。
 
「神様は、愛と調和の世界にしようと思って地球を創造したのに、神様のお心も知らず争ってばかりの人間たちが、地球を悪くしているのだ」と唱えている人は少なくない。でも、筆者にはそう思えない。むしろ地球環境は、そこで生きる者たちがエゴに目覚め、争いを起こすようにできている。もともと、生き延びるために必要なものが全員に行き渡るようには出来ていない。生き延びるためには、どうしても、なんらかの争いが避けられないように出来ている。ここは、バトルフィールドなのだ。
 
そして、争ってばかりの人間たちの集合意識は、さらに地球環境をすさんだものにしている。この2つは、どちらが先で、どちらが後というわけでもない。「ニワトリが先か、タマゴが先か」という関係だ。

動物たちを観察すれば、それがよく分かる。自然界の動物たちは、いつも争い、互いに喰い合って熾烈なサバイバル競争を繰り広げている。それに加えて、地球は、大災害や異常気象をたびたび起こしては、そこで生きる者たちを生きるか死ぬかの瀬戸際に追い込んできた。ここは決して、優しい環境ではない。むしろ、とても荒っぽい環境だ。
 
もしも地球を創造した創造主がいるのなら、「ここはひとつ、地球の生命たちにトコトン競争させて、鍛えることにしよう」というのが、地球創造の意図だったと思われる。
 
でも、凶暴なトラやライオンでさえも、人間にエサを与えられ、飼いならされると、すっかり大人しくなってしまう。それどころか、人間と同じように、小動物をペットみたいに可愛がるようになる。ネズミをかわいがるネコや、ブタの子供をかわいがるライオンなどの動画は、ネットでいくらでも目にすることができる。肉食動物も、本当は優しいのだ。彼らを凶暴な闘争者に変えているのは、地球環境のなせるワザと言える。
 
それを思えば、地球がこんなにキツい環境でなく、生き延びるためにアクセクしなくてすむようになれば、エゴをむき出しにした地球人類も大きく変わる可能性がある。それが地球人類の集合意識を変容させ、さらに世界を変えていくことになる。これもまた、ニワトリとタマゴの関係だ。
 
つまり、人類が意識進化するだけでは足りない。地球にも、環境を変えてもらう必要がある。この2つの相乗効果で、ラセン階段を上るように全体が変容していくのが理想的。
  
2012年は、その変容の入り口となる年になる。誰にも気づくほど劇的な変化が起きるかどうかは、なんとも言えない。でも、いよいよ変化が起き始める年になるだろう。日常生活がいくら大変だとしても、それに埋没して、意識進化を忘れてしまっては困る。まあ、とりあえず日常生活も大事だけど・・・(笑)。
 

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2 コメント

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自由意思と本能 (Me Rock)
2012-01-16 20:33:06
人間には自由意思が与えられているので、この地上世界を良くするのも悪くするのも自由ですが、動物は本能だけで生きています。
それでも弱肉強食ながら必要以上に取ったり食べたりはしません。共存共栄に近い関係を築いているように見えます。
人間はエゴむき出しのやりたい放題で、土地、資源、食糧の奪い合い、戦争、虐殺、人種差別、環境破壊、金儲けに邁進してきました。
まだまだ進化の途中でしょうから、いろいろやって試そうとしている段階かもしれませんが、いつまでも同じ過ちを繰り返していると手遅れになるでしょうね。

地球のレベルアップがあるとすれば、人類の霊的意識の覚醒がまず第一の必須条件だと思います。
Unknown (とおりすがり)
2012-01-16 23:12:06
あけおめっす(笑)

最近、よく見ていたスピブログが一斉におかしな方向に行きはじめているような気がしてなりません。ブロガーさん達は大マジメなんですけどね。単について行けなくなっただけなのかな?(笑)某金玉氏の身バレの件もあったばかりですし。なんだかなぁ…

ゴヤ展は有名な幼児?を喰う怪物の絵が来てないので行ってません。数年前のゴッホ展の時も有名な絵がほとんど来てなかったので行って損した覚えがあります(笑)

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