人生を漂流してしまう人がいます

なんていうかね、就職とか転職しようとしても、うまくいかない。
面接でうまく受け答えができないなどで、こっちがダメならそっち、そっちもダメなら・・・
って流れてるだけで、なかなか落ち着いて根を張ることができない。

やっと就けて働き始めても要領が悪かったり、職場の雰囲気とか人間関係になじめなかったりして、やむをえず辞めなくてはならなくなったりとか。
そういう人たちが少なからずいます。

どうしたらいいいんでしょうか?

それって学校の中でも同じなんでしょうかね。
1つのクラスの中にも様々なグループがあって、その中に自分の居心地の良い置き場所を見つけて日々を過ごします。
きっと会社の中でも同じで、自分に合う合わない会社があるんですね。
その合う会社が少ない人はどうしたらいいんでしょうか?

たとえば、働かずに親の遺産などで暮らせたらいいんでしょうけど、そういうのは基本的にDNA、デオキシリボ核酸で決まってるので、そういう子供の親も要領がイイとかってのはなかなか・・・
そう考えると、親が財産をたくさん持ってて余裕のある暮らしをしているとも思えないのです。

さて、そのような図式に当てはめて考えていったとき、その漂流してる人たちは時間の流れた結果、どこに行きつくんでしょうか?
怖くないですか?

俺が働いてる頃、俺が客先の工場に機械の修理をしに行ってる時に、事務所の机の上に履歴書があって、チラッと見たら俺の高校の同級生だった。
別に頭がイイとか明るい奴とかではなかったけど、悪い奴ではなかった。
なんか母子家庭らしいから早く仕事を探す必要があったのだろうし、そのとき35歳を過ぎていたころだったこともあって、就職先もなかなか選べない状況だったのかもしれない。
彼は、結局その会社には入らなかったが、内情をある程度知ってる俺から見て、その会社に入るのは良くないと思っていたので、ホッとした反面
「だったら、どういう会社に入ったらいいのだい?」
とも思ってしまう。
 だって、その会社にだって従業員はいるわけで、その人たちはいろいろ不平不満はあるだろうが毎日働いているわけじゃん?
 そんな自分の思い通りの居心地のいいところなんてないわけですよ。

そんなことを考えていくとさ、結局のところ自分が会社っていうか社会というものに馴染んでいくしかないんでしょうね。
それを拒否するのだったら、お金をたくさん持って引きこもって自分だけの生活をしたらいいんです。
無理なら、小さく小さく・・・ できる限り目立たず小さくまとまって生きるしかありません。

いままで色々な会社やお店に行きましたけど
「あれ?いつの間にかあの人いなくなってる?」
ってことがあります。
どのような理由なのかはわかりませんが、いないってことは社内配置が変わったとか転勤したとか出なかったら、辞めたってことなんでしょうね。
まぁ、俺が関わってるくらいなので、そんな大きな会社ではなく、転勤なんてないから、ほとんどは辞めてるのでしょう。

どうなったんだろうか?あの人たちは。
長く勤めることが人として当然!みたいな風潮がある中で、転職を余儀なくされてしまう人たち。
そして35,40,45歳と高齢になっていく中でも同じように転職をせざるを得ない人たちのこれからってどうなるんでしょうかね?

なんか寂しい気持ちになりました。
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