ニセコ高原風だより

ニセコ高原のアコーディオン弾きがお送りする季節のおしらせ。

立ち姿の美しさ!

2005-08-29 02:11:43 | Weblog
23日午後から、あらかじめYHで黒ペンキ塗っておいた舞台の天板を21枚持って、町民センターへ、下の骨組みをお借りして、8人くらいで夕方までかかって見事に組み上げました。なかなかの出来栄でした。5m40 6m30 高さ60cmの舞台が完成しました。

24日昼に、昼食を兼ねて、通訳の柿崎さん、スロベニヤの人形使いのメンバー、日本人スタッフの2人、有島記念館館長さんで、打ち合わせをしました。その後、町長を表敬訪問、多分私達が、表敬訪問の最後の人だと思いました。そして、いよいよ、舞台の仕込み、15:30からの児童公演、18:30からの町民公演、この時も町長さんに歓迎のご挨拶をいただきました、これも、もうこのような形でのご挨拶も最後だと思い、非常に感慨深いものになりました。(私は仕事柄、各学校の卒業、入学式等で何年も何回も町長さんのご挨拶を聞いています)

翌日は、ワークショップ、朝、皆様を、町民センターへお送りし、昼のレストランの予約をし、夜の交流会の料理の仕込みを延々とYHでしました。夕方それを車に積み込んで、町民センターへ運んで、2階へ上げてセットし、交流会が始まりました。
そして、かたずけて、

翌日は、大学生のゼミが30人お泊まりで、また延々と料理を作って、かたずけて金曜日も終りました。土曜日は、掃除をしていますと、来客に恵まれ、はたまた、1日が過ぎ、その間に、息子を倶知安の駅まで、早朝に運んだり、して日曜日の朝になりました、また息子を朝の6:00時に倶知安まで運び、レッスンの用意をして、札幌に走りました。運良く札幌マラソンに恵まれ、真駒内への道はストップされて入って行けないし、昼を食べる時間はないしで、午前のキクヤさんのレッスンの後が大変でした。

本題は、立ち姿の美しさです、スロベニヤの二人の女優(人形使い)の舞台での立ち姿の美しさに感動しました。まったく無駄な動きがなく、とても洗練されていて緩やかに流れ、けして急がない、人形もまったく同じように緩やかに流れました
このような、時空もあるのだと、そのパフォーマンスの美しさに感激です。
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怒涛の一週間!

2005-08-28 08:18:19 | Weblog
怒涛の一週間がようやく過ぎ、また、日曜日が来ました、すっかりご無沙汰している内に、ニセコはすでに、秋の気配が濃厚になり、朝晩の冷え込みもしみじみ立ち篭める霧と共に長袖を一枚羽織る季節になってまいりました。怒涛の一週間は後日お知らせする事にして、今日はこれから、札幌にレッスンに伺います、夜の21:00まで缶詰めです。9/4、来週の日曜日は、KUBOアコ−ディオン教室第9回目の発表会です。札幌芸術の森で開催いたします。タイトな日程がここしばらく続きます。
周りの状況も、刻々と変わります。
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空きの風/空を行き

2005-08-21 06:57:36 | Weblog
雨が降りました、久しぶりに豪雨でした。今、上空にある前線が過ぎれば、秋です、昨夜から風は変わっています。北国の夏は、暑い暑いと言ってる内が華で、またあの長ーい冬に向って季節は移ろいます。
昨日は、ニセコ町で福祉祭が開催され、多くの人で賑わいました、昼頃、コールブーケ(コーラスグループ)の皆さんと町民センターのステージに立ちました。その後有島記念館のアフタヌ−ンコンサ−トで演奏し、急いで高校野球を見ました。

8/24日 18:30分開演、当日1000円 前売り800円 高校生以下無料
場所:ニセコ町民センター
マリオネットの公演

スロベニヤという国から、人形劇場をお招きしました、歴史があり芸術性に優れていると定評のある、首都リャブリャナ市の人形劇場のメンバーが来道します。今日は札幌公演、明日は伊達市での公演、そして、ニセコ−旭川とつづきます。
25日は、1日のマリオネットワークショップ、その夜、交流会です。

今日はレッスンでこれから札幌に走ります。
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アコーディオン7

2005-08-17 07:20:47 | Weblog
しばらく雨が降っていません、良い事なのですが、朝は、夜露で、車の窓ガラスも曇っています。

昨年の、KUBO教室の発表会で、はたと気が付いた事がありました、演奏する生徒さんの多くが、自分の周り1.5mくらいの範囲にしか音を響かせていないという、発見でした、これでは思いは伝わりません、音量の大小だけではありませんが、自分の限られた範囲でしか音が響いていないのです。直ぐに気が付いて皆に聞いてみました。多分練習環境が原因だと思いましたので。
 若い人々は、アパ−トやマンションの独り住まいです、上下、左右の住人にいつも気を使い、小さな音で、練習していることがわかりました、カラオケBOXに楽器を持ち込んで、練習している人もいるようですが、普段から思いきった音が出せていませんから、発表会でもどうしても、伸びやかでない『ちまちま』とした演奏になってしまいます。一つの楽器をマスターしようと思うと、現代では、まず、練習環境から考えなければならない非常に困難な時代です。
 
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アコーディオン5

2005-08-15 12:48:30 | Weblog
朝から、熱風が吹いています。今日も暑い1日になりそうです。

アコーディオンの周辺の事柄をあれこれ綴っていますが、これはキリがありません、次から次へと、思いは巡り取り留めがなくなってきます。
 日々の練習で、私がいつも忘れないのは、映画、バクダットカフェの中で、黒人の男の子が、ベニヤ板に自分で描いた鍵盤を真剣に叩いて練習していた光景です、店にはボンボンピアノがあったようにも思いますが、荒涼とした砂漠を背景に、一心不乱にベニヤ板を叩くあの子の姿が忘れられません、お客さんがいなくて、店のピアノを叩いても良い時は、ハノンかバッハの何か練習曲を弾いていたように思います、いつも母親に怒鳴られて、それでも、めげずに鍵盤を叩き続けていました、あれしなさい、これしなさいと、言われ続け、いやいや教室に通う子供もいますが、何かを自分のモノにしたい、表現したいという欲求に気が付いてしまったら、たとえ、砂漠の真中にいても、小さな島にいても、都会にいても関係なく、その人を突き動かすのでしょう、練習したから、全ての人が優れた奏者になる訳ではないかも知れませんが、練習せずにはおられないという、気持ちは良くわかります。
 野球が好きだった、子供の頃は、5〜6mもある橋の欄干の上にたって、(下半身のバランスを崩さないように)何度も何度も素振りをしたし、草原に行って、一人で、ボールを打っては、走ってとりに行って、また打って走ってと、暗くなるまでボールを追っかけていました。
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アコーディオン5

2005-08-14 07:52:34 | Weblog
{/shootingstar/今朝は、すでに気温が上昇しています、都会との違いは、木々の量でしょう、日中いくら空気が沸き立っても、夜の内に木々の緑がしっかり元に戻してくれます、なんとも言えない葉っぱのアロマとともに。

アコーディオンでよく質問を受けるのが、左ボタンについてです。それはどうなっているのか?音は全てのボタン違うのか?それらのボタン全てを覚えているのか?小さなイボのようなボタンを目にも止まらぬ早さで叩いて行きますから、非常に不思議な動きに見えるようです、右手の鍵盤はピアノ式ですからわかりますが、ボタンの構造はまったく理解されていません。その都度、上下5完全度で、1音に4種類の和音をあらかじめ持っている、というような説明をしています。実は、パターン化され形で覚えられます。とても合理的に作られています。
 最近の曲になって来ますと、あらかじめ用意されただけのコードでは間に合わなくなりますから、間に音を入れたり和音を組み合わせたりして、作って行きます、ところが、アコーディオンのメーカーによって、どうも音の入っている位置が異なるようで、自分のアコでは、濁らないのに、他のメーカーのアコでは濁ってしまうことがあります、同じソの音でも、真中に入れたいのに、上に入ってみたり、下に入ってみたりする訳です、それと、左のリードの組み合わせを何にするかによってやはり、間に入れる音の位置が変わって来ますから、濁る、濁らないが生じて来ます。私のC.D.[Fantasy]の久石譲さんの曲は、多くの和音を使っていましたので、苦労しました、しかし、そのコードネームを表現しないと、曲のイメージが変わってしまいます。今、手風琴のメンバーと練習している、R:ガリアノの曲もほとんどそうです、複雑な和音が続きます。アコーディオンがゆえの苦労が生じます。
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アコーディオン4

2005-08-12 07:54:48 | Weblog
朝晩ガスがかかり、せっかくの天体ショーもYHのグランドでは、さっぱりです。日中と夜半の気温差が大きく、ガスがかかりやすい状況が続いています。暑くて寝苦しいということはなく、快適です。韓国のお客様、香港のお客様が、グループでつづきます。皆様、すこぶる元気で、北海道の夏を満喫しておられます。ナビゲ−ションシステムの付いた、レンタカーに荷物をしこたま詰め込み、温泉、湖、ラフティング、ハイキングと出かけます。しっかりした旅の情報も向うで出版されているようです。

ピアソラの曲には、非常に強く引かれるものがあります、C.D.を買い進み、聞いて行く内に、うわぁーーーちょっとヘビーだなと思うようにもなりましたが、ポツポツと自分で演奏しますと、ピアソラの曲の持つ、深さや、力そのものを感じられるようになり、これは凄いと思うようにもなりました。ある日、朝から晩まで、延々とアディオス/ノニーノを練習していますと、途中で涙が溢れて続けられなくなりました、その曲が持っている力を感じた瞬間でもありました。
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アコーディオン3

2005-08-11 08:56:47 | Weblog
朝と夜半にガスがかかり、日中はやはりかーっっと暑い日がつづきます。草刈りをし、グランドは考案された自動草引っ掻きパネルをランクルでぐるぐる引き回しますが、なかなかです。暑い暑いと言うのも後2〜3日でしょう。

アコーディオンには、何種類かの機種がありますが、概ね、左のボタンがストラデラかフリーベースか、叉は音色がノーマルか、ミュゼットかまたは、それにチャンバーが有りか無しかくらいです。一時、フリーベースアコに興味を持ったことがありましたが、今はあきらめました。フッソングさんがタンゴのアルバムで、リベルタンゴをソロで演奏していますが、ラリタっリラリタっを左で歌いながら、右でラリラ/リラリラ/リーーー/ラリラリラーーーと演奏しているのを聞いて、これ一人で可能なんだと同じようにチャレンジしてみたのですが、上手く行きませんでした、後日、神出高志さんに『あれは、重ね録りしている』と教えて頂き安心しました。神出さん曰く、どうしてもフレーズ的に、辻褄が合わない部分があるそうです。流石にち密に聞いておられると思いました、また、同じように興味を持って聞いておられるのだと感心しました。フリーベースには、フリーベースの、ストラデラにはストラデラの良い所があるのだと、今では思えるようになりました。
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アコーディオン2

2005-08-10 08:01:35 | Weblog
日中は、かーっっと暑い日が続いています、夜は窓を閉めます、ペルセウスの流星群がパラパラと夜空に、星屑を蒔いて行きます、『星に願いを』の出番です。

アコーディオンは、最終的には、左腕のさじ加減です、左腕で鋭くも、激しくも、緩やかも、消え入るようにも、自在に操れるようになれば、自分の心の有り様と一体に連動出来るようになれば、七色の音色を表現出来るようになります。右手ももちろん大切ですが、より多く、左に、右脳に注意が払われるべきです。蛇腹がもっともっと自由に動けるように、訓練が必要です、単純に、アクセント、レガート、アクセント、レガート、スターカット、レガート、スターカット、レガート、といった練習を日々、取入れて行きます。それと、楽器の響きに、どんなふうに響いているか、この場所、この環境であれば、こんなふうに響く、ここではまた違った響きになる、季節、湿度、温度、常に自分の楽器の響きに注意を払っています。
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アコーディオン

2005-08-08 07:42:45 | Weblog
昨夜、にわか雨があり、外気はひんやりとしてきました。日中いくら暑くても、朝晩気温が20℃前後になりますので、過ごしやすい日々となってゆきます。トンボもそろそろ飛び始め、秋の気配です。
アコ−ディオン弾きが語る、ウェブログがうたい文句ですが、アコーディオンのことはほとんど何も書いていない事にはたと気が付きました。アコーディオンは語るものではなく、ただただ、練習するものとしか認識していませんから、練習しなければならないという、トラウマとの闘いです。ずっと、時間があれば、自分に時間があればとにかく、練習しなければならないという強迫観念が常にありますから、語る前に弾かなければなりません。一つの曲を自分のものにする為、とにかく繰り返し、繰り返し、弾きます。最近は、一つの曲を仕込むと、今までのものを一つ忘れると言う有り様ですから、弾いても弾いてもキリがありません。朝4:00時でも、5:00時でも目が覚めたら、練習したい訳です、お客様がある時はできませんから、おとなしくしています。日中、練習していると、しょっちゅう寝ています、眠りながら弾いていますから、同じ所を、延々と1時間くらい繰り替えしている事があります、そんな時は、体育館の床に、ちょっと横になります。するとリフレッシュされて、次のフレ−ズに進む事が出来ます。語る暇があったら、練習です。自分の芸を磨くしかありません。
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大阪

2005-08-07 07:08:51 | Weblog
金曜日の夜、関西空港に着き、土曜日の夕方千歳に帰りました。関西空港は海上にあり風が通り抜けていましたが、街に入ると日が落ちても、一度沸き立った空気はなかなか冷めず、朝を迎えます。夜中扇風機を回して過ごしましたが止まると汗が吹き出ました。『茹だるような暑さ』という表現は、北海道にいてはなかなか理解出来ない言い回し?です。母の墓参りをして18才まで住んでいたテリトリーを懐かしく通り過ぎましたが、当時は新築だった公団住宅の群れが、もうすっかりくたびれて、今は住む人も少なくなっている様子、あんなに深くて大きい川の流れがひと跨ぎ出来るほどの側溝になってたりと、30年以上の時の流れは帰りようもなく、子どもの頃は、そういえば、昼は茹だっても、夜、萱をして、窓を開け放して寝れば螢なんかが、家の中にまで飛んで来て、夢のような空間に生活していたと思い出されました。毎日、朝から晩まで、川の中を歩き回り、随分風情のある田舎でした。伊丹の空港で、豚饅屋に並んで、青森からの急降下で、頭の中の血管が破裂しそうになり、気温差10℃の千歳に降り立ちホット一息付きました。今日は、午後有島でアフタヌーンコンサート。8/24日のスロベニヤからお招きした人形劇のポスタ−貼りを精力的につづけます。
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土砂降り!

2005-08-03 12:18:01 | Weblog
昨夜から、断続的に土砂降りの雨がつづきます。隣のご家族は日本海側へ、キャンプに出かけましたが、一寸心配です。内の息子は、昨年走り残したニセコー函館を走るべく準備を進めていますが、お天気待ちです。蒸し暑くニセコの意外な一面ではあります。
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