南町の独り言

様々な旅人たちが、日ごと行きかふ南町。
月日は百代の過客、今日もまた旅人が…。

第19回連合静岡定期大会

2008-10-17 23:35:34 | ユニオン

あっという間に1年が経ってしまった。
今日の大会でつぎのように挨拶させていただいた。

『今年の大会は中間年ではありますが、歴史の大転換期にあたるような大切な節目の大会であります。
昨年の大会で私たちは、「私たちの連合運動」を大転換いたしました。
「地域に根ざした顔の見える労働運動をめざして」を合言葉に事務局を1極体制から3ブロック体制に移行し、20万組合員だけの運動から、160万勤労者全体を見据えた運動への入り口に立ちました。
しかしながら活動成果はまだまだであり、みなさんの力をもっともっと借りなければ目標とすべき社会の実現は成りません。

私たちが望む社会とは決して手の届かないところにある理想郷とは違います。

せめて、子どもたちが親が貧乏であろうがなかろうが、楽しく活き活きと学べる環境であるように

せめて、まっとうに働けば、まっとうな暮らしが保証される世の中であるように

せめて、年老いても社会から邪魔者扱いされることのないような世の中であるように

こんなささやかな希望くらい実現したいではありませんか
私は残念でならない、あまりに私たちの力が非力なことが、そして現在の政治が無力なことが。

ノーベル経済学賞に選ばれたクルーグマン教授は著書「格差はつくられた」で、『70年代から始まったアメリカにおける労働運動の崩壊が格差を拡大させていった』と述べています。
これは政治力学の変化とも密接に結びついており、アメリカの政治的状況が組合潰しに都合がいい方向に向かっていったことが一大要因であるとも指摘します。

私たちが進むべき道は明確です。
ひとつは組織拡大、そしてもうひとつは政権交代です。
この2つが成った時に初めて私たちの望むささやかではあるが穏やかな社会が実現します。
どうぞ、よろしくお願いいたします。』

第2部で開催された「政権交代の秋 総決起集会」も参加者全員の協力のお蔭で、大成功に終わった。
さあ、いよいよ総選挙だ。
歴史に残る政権交代選挙になんとしても勝利したい。


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