八兵衛のセカンドライフ

46歳で脳幹(橋)出血、現在72歳の車イス男性。ブログはFact is factで(事実だものしょーがねぇべ)

3月12日(顔を拭いて貰うワケ)

2016年03月12日 20時24分05秒 | 脳幹出血
マヒの左目まぶたが閉じられなくなり、雑菌混入防止のため洗顔ではなく、
マヒの左目周辺を除いて温タオルで顔を拭いて貰ってきた。
その拭いて貰う人も、看護婦さん → 妻 → 娘 → 介護員さんと、この18年の間に随分変わった。

昨日、入浴時にマヒ目のまぶたの隙間があともう一息(1㎜)との話になった。
倒れた初年度のマヒ目がほとんど開いたままの状態に比べると確かに大進歩なのだが、
しかし完全に閉じれるまでとなると、早くてももう数年はかかるのではと私は踏んでいる。
目に関しては左右の映像ズレや視力もそうだが、負った後遺症の中で回復が一番遅いからだ。

良い機会なので、私の身体マヒと顔面マヒについて書いてみる。
 1、マヒの特徴・性質:痙性(けいせい)マヒ
     関節の動きは悪いけれど、チカラを加えて行くと動くには動く。
     早く動かそうとするほど筋肉が硬直して、関節の動きはさらに悪くなる。
     実際にはこれに運動失調が加わるから、円滑な運動は非常に困難。
     どんなにまどろっこしくても自力でクリアして行かなければ、家族等の介護負担は大きくなる
 2、身体マヒ
    倒れて1.5ヶ月は完全4肢体マヒ(両手両足のどこもピクとも動かず)
     〃 1.5ヶ月以降は、不完全4肢体マヒ(右半身=強マヒ、左半身=弱マヒ)
     〃 3年目の秋、弱マヒだった左半身の温度感覚が激的に蘇った。 
     〃  7,8年以降は左半身のマヒが相当小さくなったので、便宜的に片マヒのように書いている。
       右半身の温感・接触感などの感覚マヒは弱くなってきているが、どこまで蘇るか否かは不明。 
 3、顔面マヒ
    身体マヒと反対に、左顔面=強弛緩マヒ+温感・触覚あり、右顔面=弱緊縮マヒ+温感・触覚なし
    詳細な顔面のマヒ症状は、ココ

     参考)写真を撮る時に「チーズ」と言って笑顔を作らせるけど、本当はイヤだ、本当はすまし顔でいたい。
         すまし顔でも左右で歪なのに、笑顔を作る顔面筋肉を動かすともっと酷くいびつになるからだ。
         倒れた当初は顔面のゆがみが酷くて、男性の私でも面会謝絶にしたほどだ。
         顔面マヒは、女性には耐えがたい苦痛と思う。
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