Good Luck !

2006年6月5日開始
北海道札幌市
日々、家族の幸せを願いつつ生きる50歳

あばしりを、走ろう。~第1回オホーツク網走マラソン完走記

2015年09月30日 23時03分13秒 | マラソン

オホーツク網走マラソン当日

天候が心配されましたが、快晴の中でレースを迎えることができました。

このレースのスタート地点は、網走刑務所正門前





よくこの場所をマラソンのコースにできたものだなと感心。

このイベントに対する網走市の思いの強さを感じました。

スタート前、大会長の水谷洋一市長の熱い思いが込められた挨拶

東京農業大学オホーツクキャンパスの学生によるランナーへのエール

本当に胸が熱くなりました。

このレースに参加してヨカッタ。

そんな思いの中で、朝9時にスタートの号砲

オホーツク網走マラソンの歴史が始まった瞬間。


スタート~5km

序盤は市街地を走ります。

沿道の市民の方々からも、このイベントを成功させたいという気持ちが伝わる暖かい声援の連続。

テンションが上がりましたが、ペースを乱さないよう意識しながらのラン。

3km地点、いきなり私設エイドにて給食の提供

それも『てっぽう汁』です。

経験したことのない展開に、やっぱりテンションが上がってしまいます。

5km通過:29分15秒


5km~10km

5km過ぎから17kmまでの約12kmは

このレースの重要ポイントとなる、坂の上り下りが続くコース。

最初の上りが思っていた以上の急勾配で驚きましたが、事前に考えていたように

極力無理をしないでこの区間を走ることを意識しました。

途中、後ろから甲高い声が聞こえてきました。

何かと思って振り向いたら、大会ゲストのエリック・ワイナイナさんの姿

最後方からスタートしたワイナイナさん、参加ランナーに声をかけながら走っていました。

自分も『頑張ってください』と声をかけられ、肩をたたいていただきました。

またここでもテンションが上がります。

10km通過:59分40秒(30分35秒)


10km~15km

早く坂が終わってくれないかな・・・

そんな事を考えながら走っていたとき、目の前に広がったのは



能取岬

最高の景色を見ながらのランでした。

いうまでもなく、ペースも上がってしまったわけで。

それにしても、本当に気持ち良かったです。

やっぱり来てヨカッタと思いました。

15km通過:1時間29分48秒(30分8秒)


15km~20km

能取岬の灯台で折り返し16kmを過ぎたころ、黄レンジャーの姿を発見

まだまだ余裕のある表情で安心。

17km過ぎ、長かった坂のコースがようやく終わりました。

坂では無理しない予定だったのに、沿道の声援や景色の美しさでテンションが上がり

気が付けば、結構なペースで走ってしまっていました。

まだ半分も過ぎていないのに大丈夫かな・・・

そんなことが頭をよぎりましたが、順調な走りは続いていました。

20km通過:1時間58分54秒(29分6秒)


20km~25km

20km通過タイムが2時間を切ってしまう展開

我ながら速すぎた前半のタイムにちょっとビックリ。

そして、5~17kmまで続いた坂のコースの影響からか

夏に肉離れをした左のふくらはぎに早くも張りを感じるようになりました。

能取湖を右手に見ながら走るこの区間でしたが、沿道に人の姿はなく

変化のない景色に気持ちが少しやられてしまい、1kmの通過をとても長く感じるようになり。

まだゴールまで、半分くらいあるのに・・・

そんな中、楽しみだったのは2.5km毎に設置されている給水ポイント

そこで、ボランティアの東農大の学生に元気をいただきました。

このレース、スタートからゴールまで彼らの声援からたくさんの力をいただきました。

本当に感謝感謝でした。

25km通過:2時間29分52秒(30分58秒)


25km~30km

この区間になると、再び沿道から声援をいただきながらのランとなります。

途中、強めの向かい風に少々苦しみましたが、まだまだ余力はありました。

29km地点、このレース最大の給水・給食所で、レース前から楽しみにしていた「しじみ汁」をいただきました。

超美味しかった!

20km過ぎからお腹に違和感を感じていたこともあり、ここでトイレタイムを取りましたが、さほどタイムをロスすることなくレースに戻れました。

いよいよフルマラソンの勝負所の30kmを迎えます。

30km通過:3時間3分49秒(33分57秒)


30km~35km

この区間は、頑張れる理由がありました。

33km地点の私設エイドで、網走監獄和牛のステーキが振る舞われるとの情報。

頭の中で「ステーキ、ステーキ」と唱えながら走っていました。

そして、遂にその時が!

いや~、これも超美味かった!!

マラソンのエイドで提供される給食のレベルではあり得ない美味しさでした。

もう一つ食べたかったけど、そこは後から来るランナーのために我慢

黄レンジャーは、残念ながら食せなかったようでした。。。

35km通過:3時間36分42秒(32分53秒)


35km~40km

35kmからは、道幅の狭いサイクリングロードがコースに。

ここまで来て結構な勾配の上りがあったり、さすがに疲れも出てきて

ところどころ歩くようになっていました。

35km地点までのペースで走り続ければ、フルマラソンの自己ベストが余裕で出ることはわかっていたのですが

自己ベストという結果よりも、目先の辛さから逃れたい・・・

この辛さから逃れられるなら、自己ベストを出せなくても仕方ないかな。。。

そんな感じでした。

俺って、ダメだなぁ・・・

頑張れない自分にそんなことを思いながらも、前を走るランナーをペースメーカーにしつつ、

なるべく足を止めないようにという意識ではいたのですが。

38km過ぎのスポンジ給水所で、2km先にドリンクが飲める給水所があると言われ、そこまで頑張って走ろうと懸命に腕を振りました。

確実にゴールは近づいていました。

40km通過:4時間11分47秒(35分5秒)


40km~ゴール

40km過ぎにあった給水所は、ゴールゲートのある大曲湖畔園地の敷地内

しっかり給水し、最後の2kmは残っていた力を全て出し切る気持ちで走りました。

40kmの通過タイムから、最後まで走り続けられれば自己ベストが出る

そんな気持ちと沿道からのたくさんの声援をいただきながらのラン。



ゴールまで、残り300m

最後は、この日に満開になるように植えられたというひまわり畑の中をゴールゲートに向かって走ります。

最後もまた、最高の景色でした。


ゴール:4時間24分36秒(6分16秒/km)


東京マラソン2010で出したフルマラソンの自己ベストを3分35秒更新。

レース中、一時は諦めた記録更新でしたが、やっぱりこの結果となって嬉しかったです!

立派な木製の完走メダルも手にすることができましたよ!



初フルマラソン挑戦となった黄レンジャーも見事にゴール

2人で嬉しい結果となりました。


ゴール後、嘘みたいなゲリラ豪雨に襲われました。

この雨がなければ、最後までもっと楽しい気持ちで過ごせたかもしれませんが

それも、このレースの思い出かもしれません。

とにかく

網走市の皆さんから最高のおもてなしを受けた

最高に幸せを感じた第1回網走オホーツクマラソンでした。

この大会は間違いなく北海道を代表する

いや、もしかしたら北海道No.1のマラソン大会になると思われます。

また、必ず出場したいと思います!

ありがとう、網走!!


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