休日にしては、ちょっと早めの起床。
9時30分に家を出て、目的地に向かう。
地下鉄には、駅に停車するたびにスゴイ人が乗り込んでくる。
そう、今日は日ハムの公式戦としては、日曜日に試合が行われる最後の日。
しかも、首位に立つかもしれない日。
応援グッズを持ったり、ユニフォームのデザインのTシャツを着た人ばかり。
が、我が家の目的地は札幌ドームではなかった。
向かうは、月寒体育館。
プリンスアイスワールド2006
「笑顔と感動の百貨店」
~あなたの心に夢の贈り物~
元オリンピック選手の八木沼純子率いる、プリンスアイスワールドチームの公演。
ゲストとして、国内外のトップスケーターも参加している。
今回のゲストスケーターは
織田信成 06年 四大陸選手権優勝
エレナ・レオーノワ&アンドレ・コワルコ 00年、01年 世界プロ選手権2連覇
本田武史 04年 全日本選手権優勝
アレクサンダー・アプト 02年 世界選手権4位
中野友加里 05年 NHK杯優勝
荒川静香 06年 トリノオリンピック金メダル
の6名。
当初、トリノで4位だった村主章枝も出演予定だったが、キャンセルになってしまった。
ちょっと残念。
この公演、ほとんどの観客の目的は、荒川静香の滑りを見ること。
2部構成のステージ、荒川の登場は最後。
「ゴールドメダリスト、我らがしーちゃん!」
紹介されるなり、会場はものすごい拍手に包まれる。
出てきた荒川。
とても大きく見える。
「アヴェ・マリア」にのせて、優雅な滑りをみせる荒川。
金メダリストの技術、美しさに魅了される。
そして、出た!イナバウアー。
「わぁ~、すげぇ~」
演技が終わった。
会場は、大きなアンコールの拍手に包まれるが、荒川は出てくることなく次のプログラムに進み、公演は無事に終了。
「荒川、もう出てこないのかなー?」
最後に行われた、今日のゲストスケーターの紹介。
荒川が、最後に紹介された。
出てきた彼女。
リンクの端から端まで、イナバウアーでの滑りをみせるサービス。
この札幌の地で、世界を獲った人間の技を見ることのできた、貴重な機会。
忘れることのできない一日だった。