1日働いて
帰ってきて
世の中の理不尽さに
悔しくて泣き崩れるとき
胸をえぐるような痛み
胸が潰れるような痛み
そんな痛みを感じて
もうダメだと思うことがある。
だけど
散々泣いて、泣き疲れて
最後に思うのは
神様の存在。
宗教とかじゃない。
ただ
散々泣いたあと
わき上がってくるのは
かすかな希望と勇気なんだ。
いつもそう。
そんな瞬間に
思わずにいられない。
この勇気を与えてくれている
何か大きくてあたたかい存在がいるって。
それが何かはわからない。
ただ
それを神様と
人は呼んでいるのではないかと
そう思う。
いつかここでも書いたことがあるけれど
希望をすべて失いそうなときには
自分は、この世の希望だと思うことにしている。
わたしが挫けたら
この世界から希望が消えてしまうとしたら
わたしが諦めるわけにはいかないって。
それが
この世に留まる勇気を与えてくれる。
ポジティブなのかネガティブなのか
よくわからない理由だけど
それでなんとか
死なずに今日まで生きてこられた。
それが
いつまで続けられることなのか
今回はもうだめだって思う瞬間も多くなってきた。
それでも
自分は大丈夫だって
そう思える奇跡みたいな瞬間がある。
それで
本当になんとか
生きている。
仕事でどれだけ理不尽な目にあっても
好きな相手に裏切られても
人生がどんなにみじめでも
小さな小さな
根拠のない未来への希望が
命をつないでくれる。
ねえ神様
泣きはらした目で
そう呼びかける。
わたしまだ
もう少し大丈夫な気がします。
なんだか
大丈夫な気がするんです。
勇気をくださって
ありがとうございます。
そう言いたくなる。
泣いたことで
ストレス発散になって
気がまぎれて
前向きになる元気がわいているだけのこと
たぶん、そう。
それでも
そういう瞬間に
神様に語りかけたくなる。