気がつくと、もう夏も本番に近付いております。久しぶりの「四谷会談」をお届けします。
今回は、エコクリティシズムの分野で注目を集める加藤幸子さんの新著、『十三匹の犬』を採り上げます。戦前から現在に至るまで、ある家族に飼われてきた13匹の犬たち。その生きざまから犬と人間との関わりを考える、珠玉の短編集です。加藤さんの語り口は、犬の目から世界を描いてゆくものですが、その描き方にはどのような良さ、あるいは問題点があるのか。犬のナラティヴに付される、人のナラティヴにはいかなる意味があるのか。単なる鑑賞には終わらない、自然環境と人間との関係を考える意見交換となっています。
また今回は、これまで四谷会談にも参加をしてくださった森田系太郎さん、上村崇さん、そしてジャズ・ピアニストの上村美智子さんをお招きしました。お三方の語りにも注目です。
選挙から水不足、福島から沖縄まで不安と心配の種は尽きませんが、皆さまの心が少しでも軽くなりますように(反対に重くなってしまったらごめんなさい)、お楽しみいただけましたら幸いです。
《第24回 収録関係データ》
【収録日】 2016年7月1日(金)
【収録場所】 上智大学7号館9階北條研究室
【収録メンバー】山本洋平(司会・トーク:英米文学・環境文学)/工藤健一(トーク:歴史学・日本中世史)/堀郁夫(トーク:株式会社勉誠出版編集部))/上村崇(トーク・ゲスト:哲学・倫理学)/上村美智子(トーク:応用昆虫学・音楽家)/森田系太郎(ゲスト:通翻訳者・環境文学)/北條勝貴(司会・技術・トーク:歴史学・東アジア環境文化史・心性史)
【主題歌】 「自分の感受性くらい」(作詞:茨木のり子、曲・歌:佐藤壮広)
今回は、エコクリティシズムの分野で注目を集める加藤幸子さんの新著、『十三匹の犬』を採り上げます。戦前から現在に至るまで、ある家族に飼われてきた13匹の犬たち。その生きざまから犬と人間との関わりを考える、珠玉の短編集です。加藤さんの語り口は、犬の目から世界を描いてゆくものですが、その描き方にはどのような良さ、あるいは問題点があるのか。犬のナラティヴに付される、人のナラティヴにはいかなる意味があるのか。単なる鑑賞には終わらない、自然環境と人間との関係を考える意見交換となっています。
また今回は、これまで四谷会談にも参加をしてくださった森田系太郎さん、上村崇さん、そしてジャズ・ピアニストの上村美智子さんをお招きしました。お三方の語りにも注目です。
選挙から水不足、福島から沖縄まで不安と心配の種は尽きませんが、皆さまの心が少しでも軽くなりますように(反対に重くなってしまったらごめんなさい)、お楽しみいただけましたら幸いです。
《第24回 収録関係データ》
【収録日】 2016年7月1日(金)
【収録場所】 上智大学7号館9階北條研究室
【収録メンバー】山本洋平(司会・トーク:英米文学・環境文学)/工藤健一(トーク:歴史学・日本中世史)/堀郁夫(トーク:株式会社勉誠出版編集部))/上村崇(トーク・ゲスト:哲学・倫理学)/上村美智子(トーク:応用昆虫学・音楽家)/森田系太郎(ゲスト:通翻訳者・環境文学)/北條勝貴(司会・技術・トーク:歴史学・東アジア環境文化史・心性史)
【主題歌】 「自分の感受性くらい」(作詞:茨木のり子、曲・歌:佐藤壮広)