かなり咲き始めた。
去年は二株だけだったけれど、今年はかなりの株数。
広がり過ぎて手に負えなくなる…かも知れない。
こちらはコゴメイヌノフグリの葉。
こちらはフラサバソウの葉。
ソックリだから最初は間違えていた。
脱落していた花冠、上にめしべと萼片が写り込んでいる。
画像整理していて気付いた。
(2016.02.23 林)
☆
コゴメイヌノフグリかどうか決め切れていなかった頃には
フラサバソウかも知れない…と思っていた拡がり。
それでも広がり方も違ってきたし、葉も株全体も大きくなった。
数日前から花を咲かせはじめている。
去年、たまたま須磨のアメリカデイゴの下で見つけ
その後、温室南の側溝に広がっていたのを見つけた折
雑草だけど全部処分するのは忍びない…と持ち帰った一株。
途中で茎は何ヶ所かで折れてしまっていたけれど
意外なほどに強靱だったから幾つもの花を咲かせ、種子を付けた。
その種子からの芽生え、須磨はまだ側溝にやっと広がりはじめた程度だけれど
ここではしっかりと花を咲かせはじめている。
間違っても木場のような拡がりにはならないだろう。
毛が目立つ茎、葉。
今朝見つけた花冠の落ちた後。
今年最初に撮った画像。
コゴメイヌノフグリ オオバコ(←ゴマノハグサ)科クワガタソウ属 Veronica cymbalaria
(2016.02.18 林)
--------------------------------------------------------------
芽生えの頃 去年のコゴメイヌノフグリ
見られなかったコゴメイヌノフグリが
生え出たのでしょうか?
不思議ですね。
推理小説の様に謎解きできると面白いのですが・・・
フラサバソウやオオイヌノフグリなどと一緒に咲いている木場や水元と比較しても名物…かも知れません。
私は2009年冬にオウレンを撮っていた京都で一株だけ撮ったのですが、その年だけでした。
http://blog.goo.ne.jp/ken328_1946/e/1fdb5a4e8fa110e601bc93f659d1dd46
須磨で見つけた時は正直驚きました。
幾つかのブログではオオイヌノフグリの白っぽくなったものを誤認した書き込みがある程度。
帰化植物ですからもっと広がっても良さそうですが、東京以外で撮られた画像が紹介されていないですね。
関東でも広がっていないものが何故須磨で?と、今でも気になっています。
ただ移植した場所では全く増えていないのに、最初に見つけた側溝では広がりはじめています。
今年もしっかりとその成り行きを観察して見たいと思います。
’09.3.8撮影 小倉南区(福岡県)