何本も出ていた去年のハリエンジュ。
人が集まる場所ではないのだけれど
それでも梅の樹が何本か植えられている場所だから
やはり刺が危ない…と言うことで伐採された。
何ヶ所かに切られた幼苗が積まれていた。
「悪魔顔」のせいではない…と書いたけれど
やはり刺を素手で触ると危ない。
成長が早いからと、昔は学校の校庭にも植栽されていた。
遊具の傍にはこのハリエンジュがズラリと並んでいたから
同級生もその刺で怪我をした。
せっかく植えたものが、周りに悪影響を及ぼしてしまう…幾つもそんな例がある。
それでも、この「悪魔顔」は憎めない。
切られたハリエンジュの束
西側の斜面には笹藪、そこに何本かのハリエンジュ
幾つもの「豆」がまだ残っている
幼苗はこの樹から生産されたものだった
伐採しないといけない…とすれば、この樹の方だと思うのだけれど。
☆
伐採された木に残っていた「顔」
時折だけれど、少し間が抜けたような顔が見つかる
「顔」は二つと同じものは無い
だから時間があれば長い間ひなたぼっこしながら遊んでいられる
「顔」の中に「顔」、時間が無ければそんなことなど考えるヒマも無い
ハリエンジュ(針槐・ニセアカシア)マメ科ハリエンジュ属 Robinia pseudoacacia
(2013.01.08 大道町・明石公園)
--------------------------------------------------------------
今年のハリエンジュの顔 去年春のハリエンジュの花 冬の顔