ハリエンジュ、通り名はニセアカシア。
アカシアと呼ばれていたのだけど、別の花に付けられていたから
ニセアカシアに改名させられた。
だから、今でもハリエンジュと呼んでいる。
花には蜜が豊富だから蜜源植物として利用されるし
当初は街路樹や公園に植栽する目的で導入されたはずなのに
今では侵略的外来樹種などとして駆除対象にされている。
詳しい生態を調べもせずに、誰が導入したのだろう。
幾つもの鑑賞用輸入植物が駆除対象になっている。
生態系を乱す…のは人間のせいだろう。
「アカシアの大連」でも、今ではかなり伐採されたと聞く。
田園地帯の端っこでこの巨木は何を見ているのだろう。
ハリエンジュ(針槐・ニセアカシア)
マメ科ハリエンジュ属 Robinia pseudoacacia
(2012.05.08 櫨谷町)
エンジュ(槐)はマメ科エンジュ(Sophora)属
「本来のアカシア」はネムノキ科アカシア属の樹、
これを日本ではミモザ、ミモザアカシアと呼ぶ。
属名のミモザは、本来はオジギソウをさすのだから、
いい加減な名付けが混乱に輪をかけている。
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ハリエンジュの怒った顔・悪魔顔
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