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久し振りに大久保に向かって走った。
目的はタンキリマメだったが、天気も良かったので寄り道ばかりしていた。
降水量の少ない東播地区では昔からため池が多く作られていたのだが
その中でも市内最大だった野々池。
周囲にもいくつかのため池が点在していた場所は
現在では宅地化されたり、護岸堤防が作られたりして減少し、縮小されている。
野々池も上水道の水源の役割を果たす位置づけに変わっている。
その野々池の南側の法面にツリガネニンジンを見つけたのは三年前。
寄り道ついでにそこにも立ち寄った。
同じように今年も咲いていた。
ツリガネニンジン(釣鐘人参) キキョウ科ツリガネニンジン属 Adenophora triphylla var. japonica
(2015.10.06 沢野)
☆
▲ ハクサンシャジン ▲
ツリガネニンジンは花が釣鐘形で、根の形がチョウセンニンジンに似るので付けられた名前。
ハクサンシャジンは数段になって花をつけ、ツリガネニンジンは一つの茎に2〜4つずつ花をつける。
ソバナ、イワシャジン同様、平地に咲くツリガネニンジンの高山型がハクサンシャジン。
ツリガネニンジンの漢名はシャジン(沙参)、最初に見つかった山域から白山と名付けられている。
ソバナの雌蕊は花冠から突き出ないと言われることも多いけれど
葉の様子、花のサイズなどこの仲間には変異が多いから絶対的な区別にはならない。
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ツリガネニンジン 三年前、野々池で ツリガネニンジン2009 ソバナ(杣菜) ソバナ2007
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