植えられていたのだろうか。
ここは、大昔は一面の田畑が広がっていた場所。
名残のキクイモが育っていても不思議ではないのだけれど、今は住宅が建ち並ぶ。
山陽電車の線路を挟んで南側には、少なくなったけれどまだ田畑が残っている。
咲いている場所は、北側だから植えられたものだも思える。
マルバルコウソウやアメリカアサガオの蔓に絡みつかれて、野の花の風情、
この花には似合っている気がする。
(2010.09.15 貴崎町)
☆
河川敷のキクイモ、流れ着いた種子、或いは塊茎から根を下ろしたのだろう、
毎年同じ場所に広がる。
掘り返されて「芋」が食べられる心配も無い。
(2010.09.18 茶園場町)
㊧ キタテハが次々と蜜を吸いに訪れた。
㊨ 三メートル近く伸びた茎が群れている場所。ここで、ヒガンバナを見つけた。
イヌキクイモ(犬菊芋)キク科ヒマワリ属 Helianthus strumosus
キクイモ(菊芋)Helianthus tuberosus 英名Jerusalem artichoke
(2010.09.25 伊川)
【訂正】 長い間、この河川敷に広がっているのはキクイモとして掲出している。
ただ、舌状花の枚数がやや少ないこと、全体に細身で先端部分が尖っている印象から、
イヌキクイモの可能性も捨てきれないでいた。
河川敷とは言っても勝手に引き抜くのはまずいだろうと思っていたが、
彼岸花を撮った折に、何本か倒れていた苗があったので確認した。
塊茎はやはり細くて貧弱な「芋」、つまりは役に立たないの意味でつけられた「犬」だった。
ただ、最近ではキクイモ、イヌキクイモの区別には幾つもの見解があるようだから
敢えて区別は要らないのかも知れない。
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キクイモ、柔らかい風情ですね。
こちらはオオハンゴンソウが多いのですが、キクイモも遠くに散見します。
キクイモモドキというのもあると聞きました。とても見分けがつきません^^;
猛暑で放置した庭は、ヤブマメに占領されてしまい、ミント類が枯れてしまいました。
ユキヤナギにはツルマメが絡み付いていますが、可愛いので見てしまいます(笑)
キクイモモドキとの区別、根を掘り出せば簡単なのですけど…。
見た目で言えば、花全体が小型、舌状花がかなり細長く、
中心部の筒状花がオオハンゴンソウ同様に、こんもりとしている…くらいです。
ヤブマメも「鑑賞」が終われば、根を辿ってハサミを入れておくことですね。
細くても樹は大丈夫でしょうが、草に絡みつくと取るのは厄介ですから、
庭では間違いなく害草、退治しないといけません。