HAYASHI-NO-KO

北岳と甲斐駒ヶ岳

山陽電車旧型編(820・850形)

2015-12-03 | 番外編 鉄道など

【820・850形】

昭和23年から24年にかけて製造されたわが国最初のロマンスカー。
2扉転換クロスシートで当初は特急運用が主だった。
第1次車820~9号、第2次車830・831号、貫通路付きの2両固定編成。


2000・3000系登場以降は、2灯シールドビーム、3連運用のために全面貫通路、
窓枠のHゴム化など幾つかの改造が加えられ、各停運用になった。


最後期は行き先表示幕取付のために、車番は正面左に移動した。


3000系登場当初には正面貫通路が設置され、原形のイメージは損なわれた。


先頭車では貫通路の幌が取り除かれた運用にもなった。


須磨駅での離合。
3000系が登場しはじめると、特急運用に使われる事は無くなった。




最初期の姿を残している画像。
「特急」表示は正面の他、乗車扉横にも掲げられていた。




820形第2次車830+831の内、830には連結側にも簡易型の乗務員室が設置されていた。






850形は820形を踏襲して昭和25年に850~855の6両が製造された。
当初は正面非貫通、転換クロスシート採用だったが、その後は820形同様の経路を辿った。
画像は高架化以前の明石駅~西新町間









To be continued
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