昨日、大学時代の同窓生の劉さんからスカイプが入りました。
彼は台湾で兵役を終えてから来日し、日本で大学を卒業して、東京で刻苦奮闘した後に、台湾に帰って日本式どら焼き工場を立ち上げて大成功をしました。台北と台中に工場を持っていて、最近はイタリア料理のレストランも立ち上げて頑張っています。
劉さんの日本語は大変流暢で立派なものなのですが、キャッチフレーズの中国語と日本語を台湾の広告代理店に頼んだら、こんな日本語がついてきたのだそうです。
劉さんのお店「日本式どら焼きの吉野」では四季に合わせたどら焼きと、それを入れる箱に下記のような日本語と中国語のフレーズを入れたいと考えています。
さあ、どうすればよろしいでしょう。。。
しかし、これだけ日本のことを好いてくれている台湾という「国」は、数少ないアジアの友好国です。大切にしたいものですね。
[19:49:57] LIU: 黒谷さん
こんばんは
下記のは変な日本語ですが、これは弊社の商品箱のタイトル文字です、
私が書いた日本語ではないです、外部広告会社が書いたです、
お忙しいところ恐縮ですが、
流石な日本語に直してくれませんか?
①
(中文)山野裡的顏彩
夏至,傾盆而出
(日文)山の中の完全な着色顔料
夏至、ボックスを注ぐ
②
(中文)古草的涼風吹拂
抬頭望,繽紛的春漾,雲般的想像
(日文)草を吹いて完全な香りの風が見上げた
フルカラフルな春ヤンユンラクダは想像
③
(中文) (不明)
(日文)静かな星、フルーツと落ちる
ディフル澄んだ秋水際ぶらさがっ
④
(中文)旅途的天空,閃耀一瞬晨光
雪溶,剎那的感動
(日文)フル旅の空、輝く瞬間夜明け融雪、
インスタント移動
これ、、どうしよう?どうしてこんな日本語になってるんだろう?
漢字では言いたいことがとてもわかるのですが、日本語にするとなると、、、う~~~ん。。。
大好きな台湾のために一肌脱ぎたいところなのですが。。。。
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翌日、一件落着いたしました。どういう日本語のキャッチコピーになったかって?
それは秘密です。。私の訳文を公開するのは恥ずかしいですから。。。
台湾で劉さんのどら焼きを食べていただきますと、たぶんその箱に印刷されていると思います。。。